仙台市ガス局、未利用地10カ所売却へ 自由化控え財務改善
仙台市ガス局は保有する未利用地の売却を進める。2017年から始まるガス小売り全面自由化で他社との競争が激しくなるのに備え、財務体質を改善して経営の安定をめざす。19年までに保有する10カ所ほぼ全てを売り、25億円の売却収入を見込む。ただ、借金である企業債488億円に比べると水準は低く、抜本的な経営改善は難しそうだ。
ガス局が保有する未利用地の合計面積は10万平方メートルと、東京ドーム約2個分に相...
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