ヤマトHD、創業家の小倉氏が退任
ヤマトホールディングスは30日、8月1日付で傘下の米国ヤマト運輸とメキシコヤマト運輸の社長に小杉武雄氏(59)が就任すると発表した。現在、両社の社長を兼務している創業家出身の小倉康嗣氏(55)は退任し、ヤマトグループからも離れる。
小倉康嗣氏は宅急便事業を創始した故・小倉昌男氏の長男。2007年にヤマト運輸社長を退いた後、米国留学を経て11年から米国ヤマト運輸の社長を務め、15年1月に設立したメキシコ法人の社長も兼務していた。小杉氏はヤマトグループの国際航空貨物会社の社長から転じる。
関連企業・業界