東京マラソン財団は25日、東京都庁で理事会を開き、新理事長に元日本陸連専務理事の桜井孝次氏(76)を選任した。

 6月の臨時理事会で日本陸連と東京都の間で折り合わず、空席となっていた。初代理事長の帖佐寛章氏(82)は名誉顧問となった。

 東京マラソンはこのほど世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)」に加入した。桜井氏は「世界の大会を参考にしながら、さらに魅力のある大会に発展させたい」と意気込みを語った。

 桜井氏は陸上三段跳びで1956年メルボルンから64年東京まで3大会連続で五輪に出場した。