新潟を本拠とする国内5番目の48グループ「NGT48」第1期生お披露目イベントが21日、新潟市歴史博物館で行われた。

 “初期メンバー”26人は、会場そばに流れる信濃川から、船に乗って登場した。小雨がぱらつく中、約1000人が見守るステージで、キャプテン北原里英(24)や、AKB48と兼任の柏木由紀(24)らが初パフォーマンスを披露。「会いたかった」と、初のオリジナル曲「NGT48」をアンコール含めて2曲披露するなど、元気よくパフォーマンスした。

 グループ初のセンターには、地元新潟市出身の“かとみな”こと加藤美南(16)が立った。「かとみなと呼んでください」とあいさつすると、「かとみなー」とコールを受けて、さらに笑顔になった。

 先月25日に最終オーディションが行われ、写真のみが公開されていた。「茶髪です」とあいさつしたのは大滝友梨亜(20)。かとみなの横には「おかっぱと呼んでください」とあいさつした高倉萌香(14)は「ネットでおかっぱと呼ばれていたので、そのままキャラにしようと思いました」と話すなど、メンバーは名前を覚えてもらおうと、早くも個性をアピールした。

 また、初お披露目からオリジナルの衣装で臨んだ。県の鳥・トキをイメージした白と赤が基調とした衣装が、急きょ用意された。今年5月の第2回ドラフト会議で指名された西潟茉莉奈(19)と荻野由佳(16)はそろって「衣装まで作ってくださった」と感激の面持ち。バイトAKBとしても活動していた西潟は念願のステージに「この時(トキ)を待ってました」と話し、取材陣を笑わせた。