<コナミ日本シリーズ2012:日本ハム2-10巨人>◇第5戦◇1日◇札幌ドーム

 日本ハム多田野数人投手(32)が4回、巨人加藤健捕手(31)に対する投球で、頭部への死球を与え危険球退場となった。

 多田野は無死一塁の場面で、バントを試みた加藤に対し、内角を突いた。加藤はのけぞって、投球を避けたように見えたが、球審の判定は死球。栗山英樹監督(51)も抗議に出たが覆らず、日本シリーズでの危険球退場は史上初となった。