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日本チタン協会 １２年の金属チタン需要は前年比１０％減予想
【ねじ・ネジ・業界紙】 社団法人日本チタン協会が発表した金属チタンの２０１１年実績は、世界的に航空機用需要の回復が軌道に乗ったことや、国内でも一昨年秋からの輸出を中心とした需要が回復したことにより、高水準で推移した。
１２年需要予想では、世界的には、旺盛な航空機需要に支えられ引き続き堅調するものと予想されるが、国内では、超円高水準と欧米に加えた中国での景気減速により、先行きの見通しが極めて困難となっている。
展伸材の国内向けは、依然として厳しい需要環境が続くと予想される。一方の輸出は、電力向けやプレート熱交用途が比較的堅調に推移するものと見られるものの、中東向け海水淡水化案件のズレ懸念等もあり、前年比１０％程度の減少は想定せざるを得ない状況―としている。
第2212号3面
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- 日本チタン協会 １２年の金属チタン需要は前年比１０％減予想 -- 2012/03/09 金曜日
