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日本精工と東芝、自動車用ステアリング開発で新会社設立

 日本精工と東芝は26日、自動車用ステアリングシステムの開発を目的とした合弁会社を設立し、業務を開始したと発表した。新会社名は「ADTech(エーディーテック)」。出資比率は日本精工が51%、東芝が41%。

 自動車技術に大きな構造変化をもたらすEV化、HEV化等自動車の電動化進展に伴い、ステアリングシステムにおいても電動化への需要が急拡大している。同システムには高度な安全性や信頼性が求められ、機器の小型軽量化、省電力化というニーズも高まっている。

 両社はこうした自動車用ステアリング分野の事業環境変化に対応するため、機械技術含め日本精工の車載システムにおける安全技術・経験と、東芝の高度なエレクトロニクス技術とソフトウェア技術を融合させ、自動車ステアリングシステムの効率的な開発を目指す合弁会社を9月30日に設立し、本格的に業務を開始した。


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