平成22年7月5日
平成21年度の宅配便取扱個数は、31億3,694万個であった(うち、トラック運送 31億0,776万個、航空等利用運送 2,918万個)。
これを前年度と比較すると、7,472万個、2.3%の減少となっている(うち、トラック運送 6,973万個・2.2%減、航空等利用運送 499万個・14.6%減)。
便名ごとのシェアをみると、トラック運送については、上位10便が全体の99.9%を占めており、さらに「宅急便」、「飛脚宅配便」、「ゆうパック」及び「ペリカン便」の上位4便で91.5%を占めている。 また、航空等利用運送についても、「スーパーペリカン便」、「飛脚航空便」及び「宅急便タイムサービス」の上位3便で全体の86.3%を占めている。
平成21年度の宅配便(トラック)取扱個数については、昨今の景気低迷の影響を受け、荷量が減少し、宅配便が初の減少に転じた昨年に引き続き減少となった。一方で、インターネットなどを利用した通信販売やオークション等の需要拡大や営業努力により前年度を上回った事業者も見受けられる。
また、航空等利用運送についても、景気低迷の影響を受け、昨年に引き続き荷量が減少となった。なお、航空利用促進に向けた営業努力により前年度を上回った事業者も見られる。
平成21年度のメール便取扱冊数は、51億3,278万冊であった。
これを前年度と比較すると、1億2,372万冊、対前年度比2.5%の増加となっている。メール便のシェアをみると、「ゆうメール」及び「クロネコメール便」の上位2便で、93.6%を占めている。
〔平成21年度宅配便等取扱実績関係資料〕
[1] 平成21年度宅配便等取扱個数の調査及び集計方法
[2] 宅配便等取扱個数の推移(表及びグラフ)
[3] 平成21年度宅配便(トラック)取扱個数
[4] 平成21年度航空等利用運送事業に係る宅配便取扱個数
[5] 平成21年度メール便取扱冊数
平成21年度宅配便等取扱実績関係資料(PDF形式)