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蔵王山展望台の風車、来月から解体工事

解体が決まった蔵王山展望台風車(提供)
解体が決まった蔵王山展望台風車(提供)

 田原市蔵王山展望台のシンボルとして親しまれてきた風車が、老朽化により解体されることとなった。工事は10月13日から12月13日までの予定。期間中、蔵王山展望台は休館し、展望台に入る道路、歩道も通行止めとなる。
 風車と発電施設は「たはらエコ・ガーデンシティ構想」の一環として再生可能エネルギーの普及と啓発を目的に2002年に完成した。山頂付近の強い風を生かし、効率的に発電してきた。しかし20年5月から故障が頻発するようになり、7月に稼働を停止した。修理しても採算が合わないことから、解体が決まった。
 展望台パノラマカフェの近藤淳彦店長は「蔵王山のシンボルがなくなってしまうのは寂しい」として、10月開催予定だった展望台祭りで風車写真展や蔵王山CMソング発表と合わせて有終の美を飾ろうと企画。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった。近藤店長は「残念だが仕方ない。風車が解体される前にぜひ一度、足を運んでもらえたら」と残念そうに語った。
 10月10日まで風車写真展を開催中。風車を歌詞に織り込んだ蔵王山CMソングも同日をめどに発表予定という。
【岸侑輝】

 田原市蔵王山展望台のシンボルとして親しまれてきた風車が、老朽化により解体されることとなった。工事は10月13日から12月13日までの予定。期間中、蔵王山展望台は休館し、展望台に入る道路、歩道も通行止めとなる。
 風車と発電施設は「たはらエコ・ガーデンシティ構想」の一環として再生可能エネルギーの普及と啓発を目的に2002年に完成した。山頂付近の強い風を生かし、効率的に発電してきた。しかし20年5月から故障が頻発するようになり、7月に稼働を停止した。修理しても採算が合わないことから、解体が決まった。
 展望台パノラマカフェの近藤淳彦店長は「蔵王山のシンボルがなくなってしまうのは寂しい」として、10月開催予定だった展望台祭りで風車写真展や蔵王山CMソング発表と合わせて有終の美を飾ろうと企画。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった。近藤店長は「残念だが仕方ない。風車が解体される前にぜひ一度、足を運んでもらえたら」と残念そうに語った。
 10月10日まで風車写真展を開催中。風車を歌詞に織り込んだ蔵王山CMソングも同日をめどに発表予定という。
【岸侑輝】

解体が決まった蔵王山展望台風車(提供)
解体が決まった蔵王山展望台風車(提供)

カテゴリー:社会・経済

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