阪神は30日、和田豊監督(53)の今季限りでの退任を発表した。この日、大阪・野田の電鉄本社で行われた球団取締役会で和田監督から「リーグ優勝を逃した責任を取り、今シーズンをもって退任したい」との申し出を受けた。
今年球団創設80周年を迎えた阪神は、夏場に首位に立つなど優勝争いを続けたが、9月に入って失速。既にV逸が決定し、4位・広島とCS進出をかけて争っている。
和田監督は12年から第32代監督として指揮を執り、昨季までの3年間で5位、2位、2位の成績を残している。球団内では次期監督候補としてOBの金本知憲氏(47)で一本化しており、交渉の準備を進めている。