プロデューサーによる視聴率「買収」問題で、日本テレビは18日、調査委員会の報告を受け、安藤正臣プロデューサー(41)を11月25日付で懲戒解雇にすると発表した。水増し請求などの1007万6585円は、安藤プロデューサーに全額返済を要求。返済されない場合は、詐欺の疑いで刑事告訴するとしている。
この問題で、氏家斉一郎会長は日本テレビグループ最高経営責任者(CEO)を辞任、萩原敏雄社長は副社長に降格となり、間部耕苹副会長が社長に就任する。
そのほかの処分は、担当プロデューサーの上司のチーフプロデューサーが出勤停止5日間、前編成局長と現編成局長が減俸10%2カ月、氏家斉一郎会長、間部副会長、萩原社長が減俸50%3カ月、役員・監査役5人が減俸10%3カ月、など。
(11/18 20:39)
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