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木瀬部屋、2年ぶり再興へ 組関係者観戦問題で閉鎖

2012年3月18日18時30分

 日本相撲協会は18日の理事会で、暴力団関係者の観戦問題に関わったとして閉鎖された木瀬部屋の再興を約2年ぶりに認めた。師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)や小結臥牙丸ら力士約30人は現在、同じ出羽海一門の北の湖部屋の預かりとなっているが、4月1日付で東京都墨田区にある元の部屋に戻る。

 また、新弟子検査の体格基準の変更を承認。身長173センチ、体重75キロ以上を、167センチ、67キロ以上(春場所の新弟子検査で中学卒業見込み者のみ165センチ、67キロ以上)に引き下げた。体格基準に満たない入門希望者に基礎体力テストなどを課した第2新弟子検査は廃止する。

 公益財団法人への移行に向けた評議員選定委員会の人数構成を、内閣府の推奨通り、現職の評議員1人、監事1人、協会職員1人、外部2人の計5人とすることも決めた。

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