東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの子会社イクスピアリ(本社・千葉県浦安市)は、同社が運営する浦安市舞浜の複合型商業施設「イクスピアリ」内のレストラン「ロティズ・ハウス」で鴨(かも)肉の料理17食に賞味期限切れの鴨肉を使用していたと発表した。
同社によると、今月2〜10日のディナーに出された鴨肉の料理17食に、賞味期限が今月1日だったフランス産鴨肉を100グラムずつ使用していた。調理者が賞味期限の確認を怠ったとしている。
鴨肉料理を食べ、腹痛を起こした男性客の家族からレストランに10日、連絡があり、賞味期限切れがわかった。男性客は8日に食事をした後に同施設内の救護室に腹痛を訴え、救急車で運ばれたがその日に退院した。同社は「食事に問題があったとは考えず、レストランへ連絡はしなかった。不適切だった」としている。