2010年5月26日
2008年4月にスタートした「特進コース」(有名国公私立大学進学目標)が軌道に乗り始めた鎌倉女子大学中等部は、早くもこの改革の成果が結果となって表れ始めています。ここ数年受験者数も入学者数も右肩あがり。
きめ細やかな指導のもと、自然に「ありがとうございます」と言える、明るく素直な生徒たちを育成します。
◇日常の生徒への声かけが生徒のやる気を引き出します
神奈川県内の公立中学校等の校長を歴任され、昨年4月より鎌倉女子大学中・高等部部長代理に就任された山下和久先生は学校内での声かけをとても大切にされています。
学年を問わず、希望者が早朝より登校して自主的に勉強を行う「朝学習」は国語・数学・英語・理科・社会の五教科の先生を中心に行われており、授業中に質問しきれなかった内容や予習、復習も含め、20名程度の生徒が常時参加しています。
この朝学習を行っているマルチメディアラウンジを山下先生は訪れ、「今日も朝からよくがんばっていますね」と生徒たちに声をかけてくださいます。
先生方の研究授業にも足を運び、優れた点やまだ改善できるポイントを的確に伝え、指導力向上の後押しをしてくださいます。
入試広報主任の太田一郎先生は「一言でいうならば、いつでも生徒や教員の傍らで見守ってくださる先生です。誰かが見てくれているという実感は生徒の安心感や学校全体の士気を高め、生徒のモチベーションアップにつながっています」と語られます。
一人ひとりと向き合い、語りかけてくれる山下先生の着任とともに、また新たな魅力が加わったようです。
◇勝因は、それぞれの大学にあわせた的確な進学指導
ここ数年、卒業生の進路にいくつか特徴が見られました。
(1) 保育実習、高大連携講座、キャリアガイダンスなどの効果が実り、長期的な職業像に結びつく進路選択が行えた。
(2) 工学系や医療系といった分野に使命感を持って進む生徒が増加。
(3) 特別講習などをはじめ、他大学受験に即効性のあるカリキュラム編成によって、上位大学へ進学する生徒が増加。
このような指導が大きな効果をあげています。例えば、東京外国語大学は想像力を働かせ、情景を英語で表現する力が求められるため、英作文指導を強化。
一方、上智大学は単語量の多い長文読解の力が求められるため、短時間で文章のポイントをつかむ指導に重点を置くなど、大学の特性に合わせた指導のもと、生徒たちは夢を実現させています。2名の卒業生のコメントをご紹介します。
★草間 秋実 さん
東京外国語大学外国語学部 進学
受験にあたり国立大学では記述力が重視されますが、中・高等部では英作文をみて頂く機会が多くあったため、論述問題等に自信を持って臨むことができました。大学でもこの表現力を活かして語学を学び、自分とは違う立場や文化の視点から物を見ていきたいです。様々な場面で支えとなり親身にご指導下さった先生方、本当に有り難うございました。
★上坂 すみれ さん
上智大学外国語学部 進学
私が公募推薦入試を決心したのは高校3年の夏になってからでした。小論文や面接など一般入試とは全く違う対策をしなければならなかったうえ、残された時間も少なく焦りました。しかし先生方に何度も小論文の添削や面接練習をしていただいたお陰で短期集中して勉強に励むことができました。数々の励まし、アドバイスに心から感謝しております。
生活指導においても、進路指導においても、とにかく丁寧な教育力に定評がある鎌倉女子大学中等部。生徒の可能性を引き出し、伸ばしてくれる注目校です。
■学校説明会(予約不要) 10:00〜11:30
9月25日(土) 10月9日(土)
11月27日(土) 12月11日(土)
■学校見学会(予約不要)
6月26日(土) 10:00〜11:30
■※学校体験(要予約)10:00〜11:30
9月11日(土) 12月4日(土)
■※夏休み部活動体験(要予約)
8月28日(土) 10:00〜12:00(文化部・運動部)
■※公開授業(要予約)
10月30日(土) 10:00〜12:00
■みどり祭(予約不要)
11月6日(土)〜7日(日) 10:00〜15:00
※要予約の会につきましては、HPをご参照ください。