ずいぶん長く生きてきて、いろいろ経験、失敗もしてきたはずでしたが、
それでも、この本の中で自分が気になったいくつかのポイントについて注意し、実践する事で
さらに「よりよく生きる事」が可能になると思います。
以下、私が特に参考になり、注意しようと思ったポイントの一部を記載します。
1.借りた金は浪費しやすい(51P)
(借りた金は、ギャンブルで得た金と同様に、稼いだ金よりも使ってしまいやすい。同じお金なのに。。。なぜか??)
2.宝くじで4億円があたる確率は0.00001%。限りなくゼロに近い(86P)。(それでも、人は、「買わなければ当たらない」・・・と宝くじを買うが、もちろん、ほとんど確実に当たらない。。。確率からいって当然なのだが。。。)
3.人は面白いもので、「保険」として示されると、低い確率で起きるはずの、「死ぬ、入院する、壊れる」などに対して、これらが起きない方に賭けて様子見をするのではなく、「保険料の支払い」という「確実な損失」を選ぶ(94P) 保険料は、自分の財布から支払う「損失」なのに、なぜか、「保険」と言われると気になってしまう(96P) (人間は「損失」に弱い。。。)
4.10万円でパソコンを買って、ポイントが10%、1万円分つく。その後ある日にポイントを使い、一切お金を払わずに買い物をする。すると、1万円分まるまる「トク」をした気分となる(174P)(ホントはまるまるトクじゃなくて、過去に自分が使ったお金がベースです。。。)
・・・等々。おかげ様で、これから、少しはうまく生きられそうです。
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9割の人間は行動経済学のカモである ―非合理な心をつかみ、合理的に顧客を動かす 単行本(ソフトカバー) – 2014/1/23
橋本 之克
(著)
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購入オプションとあわせ買い
もっと知的に、賢く生きろ!
パズドラの大ヒットからイチローのメンタル、AKBの社会現象まで
行動経済学は「売る側に都合の良い『判断や行動』を起こさせる」
儲ける(1割のカモる人間になる)ための学問だ。
我々の常識は全部、間違っていた。
人間はこんなにも損をしたがる動物だったのだ。
◎行動経済学を学んだ1割だけが生き残る時代
◎ソーシャルゲームは行動経済学の基本中の基本
◎人間はココロでお金を使っている
◎フレームを把握すれば儲け方が違ってくる
◎通販の購入ボタンを押してしまう最強の言葉
◎儲け方はフレームで180度変わる
◎無料「お試しセット」の意外な秘密
◎あわてる乞食は、もらいが少ない
◎爆発的に牛乳を売った「GOT MILK?」キャンペーン
◎「ワケあって安い」の「ワケ」を重視しないワケ
読まない人は、一生分の損をするだろう。
パズドラの大ヒットからイチローのメンタル、AKBの社会現象まで
行動経済学は「売る側に都合の良い『判断や行動』を起こさせる」
儲ける(1割のカモる人間になる)ための学問だ。
我々の常識は全部、間違っていた。
人間はこんなにも損をしたがる動物だったのだ。
◎行動経済学を学んだ1割だけが生き残る時代
◎ソーシャルゲームは行動経済学の基本中の基本
◎人間はココロでお金を使っている
◎フレームを把握すれば儲け方が違ってくる
◎通販の購入ボタンを押してしまう最強の言葉
◎儲け方はフレームで180度変わる
◎無料「お試しセット」の意外な秘密
◎あわてる乞食は、もらいが少ない
◎爆発的に牛乳を売った「GOT MILK?」キャンペーン
◎「ワケあって安い」の「ワケ」を重視しないワケ
読まない人は、一生分の損をするだろう。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社経済界
- 発売日2014/1/23
- 寸法13 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104766785673
- ISBN-13978-4766785678
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商品の説明
著者について
橋本之克(はしもと・ゆきかつ)
東京工業大学社会工学科卒業後、大手広告代理店で消費財のマーケティングを担当。
1995年日本総合研究所入所。環境エネルギー分野を中心に、官民共同による研究事業組織コンソーシアムの組成運営や、自治体向けのコンサルティング業務を行った。
1998年アサツーディ・ケイ入社後、金融・不動産・環境エネルギー業界を中心にマーケティング戦略やブランディング戦略のプランニングを行う。約600本の企画書を書き、約600回のプレゼンテーションを行い、100社以上の金融機関、50社以上の不動産住宅会社の業務に携わった。
アンケート調査、グループインタビュー、デプスインタビュー、画像メタファー調査、音相分析などさまざまな手法を通じて、顧客の心理や行動の調査分析を実施。モチベーションを高めるとともに、心理的バリアを払拭することで購買や契約に結び付ける、顧客心理を把握したマーケティングが得意。
また大学、研究機関、新聞社、金融機関等が催すマーケティング関連セミナーでの講師、雑誌等への寄稿も多数。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引主任者、東京商工会議所 2級カラーコーディネーター。
【著者ホームページ】http://www.hasiyuki.com
東京工業大学社会工学科卒業後、大手広告代理店で消費財のマーケティングを担当。
1995年日本総合研究所入所。環境エネルギー分野を中心に、官民共同による研究事業組織コンソーシアムの組成運営や、自治体向けのコンサルティング業務を行った。
1998年アサツーディ・ケイ入社後、金融・不動産・環境エネルギー業界を中心にマーケティング戦略やブランディング戦略のプランニングを行う。約600本の企画書を書き、約600回のプレゼンテーションを行い、100社以上の金融機関、50社以上の不動産住宅会社の業務に携わった。
アンケート調査、グループインタビュー、デプスインタビュー、画像メタファー調査、音相分析などさまざまな手法を通じて、顧客の心理や行動の調査分析を実施。モチベーションを高めるとともに、心理的バリアを払拭することで購買や契約に結び付ける、顧客心理を把握したマーケティングが得意。
また大学、研究機関、新聞社、金融機関等が催すマーケティング関連セミナーでの講師、雑誌等への寄稿も多数。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引主任者、東京商工会議所 2級カラーコーディネーター。
【著者ホームページ】http://www.hasiyuki.com
登録情報
- 出版社 : 経済界 (2014/1/23)
- 発売日 : 2014/1/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4766785673
- ISBN-13 : 978-4766785678
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,209位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 390位経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
消費者をどのように誘導すれば、買ってもらえるか?
といいう観点で、わかりやすくロジカルに説明されております。
本の内容は他の方のレビューのように、ネットでも恐らく調べれば
手に入る内容かと思います。中身は2〜3時間あれば読み終わる
分量だけに薄く感じられる方もおられると思います。
なので、マーケット分析や戦略分析をされている方にとっては
当たり前のことが書かれており、オススメは出来ません。
しかし、PRや販売戦略をこれから学んでみたい。
という方は、これからネットで色々調べる時間や手間を
考えるのであれば、この本は内容がまとまっており、
手っ取り早く簡潔に、人の行動心理を理解することが
できるのでオススメです。
といいう観点で、わかりやすくロジカルに説明されております。
本の内容は他の方のレビューのように、ネットでも恐らく調べれば
手に入る内容かと思います。中身は2〜3時間あれば読み終わる
分量だけに薄く感じられる方もおられると思います。
なので、マーケット分析や戦略分析をされている方にとっては
当たり前のことが書かれており、オススメは出来ません。
しかし、PRや販売戦略をこれから学んでみたい。
という方は、これからネットで色々調べる時間や手間を
考えるのであれば、この本は内容がまとまっており、
手っ取り早く簡潔に、人の行動心理を理解することが
できるのでオススメです。
2017年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動経済学の概要を知るための入門書としては読みやすくて良いと思います。既に他の関連本を読まれた方には物足りない内容です。
他のレビューでも書かれていますが、世界は感情で動くに酷似している部分もあります。あと国政の総選挙とAKB総選挙を比較して
講釈していますがナンセンスです。
他のレビューでも書かれていますが、世界は感情で動くに酷似している部分もあります。あと国政の総選挙とAKB総選挙を比較して
講釈していますがナンセンスです。
2014年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動経済学という切り口で、マーケティングで言う「消費者行動」を分かりやすく説明している本だと思います。
パズドラに代表されるソーシャルゲームからAKB総選挙まで、事例が新しく豊富なところはさすが現役のマーケティング専門家です。
行動経済学の難しい用語も分かりやすい事例で書かれているので「なるほど、そういうことね。あー、オレもカモだわ」と思いながらあっという間に読み終えてしまいました。
マーケティングに携わっていない方でも楽しく読めると思います。
自営業の方でしたらビジネスを進める上での様々なヒントが見つけられるかもしれません。
一般の方ならば、行動経済学的な知識を持っていれば、この情報が氾濫する世の中でカモにならずに済むかもしれません。
知らないと気づかないうちに損をしてしまうかもしれない情報が満載でした。
個人的にはこういう本が大好きなので面白かったです。
パズドラに代表されるソーシャルゲームからAKB総選挙まで、事例が新しく豊富なところはさすが現役のマーケティング専門家です。
行動経済学の難しい用語も分かりやすい事例で書かれているので「なるほど、そういうことね。あー、オレもカモだわ」と思いながらあっという間に読み終えてしまいました。
マーケティングに携わっていない方でも楽しく読めると思います。
自営業の方でしたらビジネスを進める上での様々なヒントが見つけられるかもしれません。
一般の方ならば、行動経済学的な知識を持っていれば、この情報が氾濫する世の中でカモにならずに済むかもしれません。
知らないと気づかないうちに損をしてしまうかもしれない情報が満載でした。
個人的にはこういう本が大好きなので面白かったです。
2014年4月6日に日本でレビュー済み
講義の予習のために行動経済学系の本を買い漁り、世界は感情で動くという本を読んだ後に本書を読んで驚いた。世界は感情で動くに出ている内容が本書 で使われている内容とほぼダブっているのだ。
そしてなにより、カーネマンなど行動経済学の有名人達の本を買える値段で内容が全く薄くてコピペだらけなのである。 説明も丸写しと分かる内容ばかりである。
これはひどすぎる本である。
全て著者の経歴を見ればパッとしない生き方をしており何やらサラリーマンからセミナー講師をしているだけらしく、片手間で本を読みながら自分でメモしたものを本いしただけで学べることはない。
買うならカーネマンなど本場であり分かりやすく内容も充実したやつを買いましょう。
そしてなにより、カーネマンなど行動経済学の有名人達の本を買える値段で内容が全く薄くてコピペだらけなのである。 説明も丸写しと分かる内容ばかりである。
これはひどすぎる本である。
全て著者の経歴を見ればパッとしない生き方をしており何やらサラリーマンからセミナー講師をしているだけらしく、片手間で本を読みながら自分でメモしたものを本いしただけで学べることはない。
買うならカーネマンなど本場であり分かりやすく内容も充実したやつを買いましょう。
2017年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若干期待して購入して見たが、普通の本です。途中で読む事が面倒になるような書き方です。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
専門的に書かれている内容ではありません。
学問として読みたい方はオススメ出来ない。
文章が読みやすいので、一般向けや行動経済学を知らない人向けの本ですね。
テンポよく読めるので、高校生でも理解できる内容です。
トピックスのように、内容が構成されています。
行動経済学は知らなかったので、面白く読めました。
行動経済学を知るキッカケになる本かな。
最後に行動経済学を学問としては書いてない。
基礎や基本が書かれている本ではないですね。
学問として読みたい方はオススメ出来ない。
文章が読みやすいので、一般向けや行動経済学を知らない人向けの本ですね。
テンポよく読めるので、高校生でも理解できる内容です。
トピックスのように、内容が構成されています。
行動経済学は知らなかったので、面白く読めました。
行動経済学を知るキッカケになる本かな。
最後に行動経済学を学問としては書いてない。
基礎や基本が書かれている本ではないですね。
2015年11月12日に日本でレビュー済み
タイトルに引かれて購入。感覚的にやっていたことに対して、「行動経済学」という看板を掲げて話が出来るようになるので、社内の調整も楽になりました。
経済学の話を今どきのとても分かりやすい事例で紹介してくれるので、大変読みやすく、勉強になりました。
以下気づきです。
・ソーシャルゲームがはやっている理由
①サンクコスト効果 ⇒ お金を払っちゃったから、途中でやめるのはもったいない
②保有効果 ⇒ レアなアイテムをコンプリートしたからなんかうれしい
③同調効果 ⇒ ゲーム上の仲間とのつながりがなくなるのは嫌だ。みんなに迷惑かけたくない
・人間は、得をする喜びよりも損をするダメージの方が大きい
1万円拾ってラッキーと思う気持ちよりも、1万円落とした方が何倍も後悔する
⇒そのため、損失回避の行動をとりがち。
・異時点間の選択
人間は将来の利益よりも、目先の利益を優先する
・プロスペクト理論
合理的に絶対値で判断しているようで、そうではない判断をする。
人間は絶対値でなく、「変化」で判断をする。
好景気だと、スカイツリーもそんなに大した評判にはならなかったかも。不景気で、先が見えないという状態だったからこそ、
まだまだ日本 やれるじゃん、という前向きな気持ちの変化でこれだけブームに。
宝島の付録も、別に原価100円200円のそのアイテムが欲しいのではなく、雑誌に付録がついてくるなんて考えられないところに、
「有名ブランドの付録がついてくる!」という変化で反応をした。
だから、付録が当たり前になってくると、何も変化はないので落ち込んでいく。
・アンカリング
人間は最初の印象で基準を決めて、そこから調整して判断を下す。
ある飲食店、1品あたりの単価が1000円の料理。
そこに1つだけ200円のコロッケを入れていると、ほぼすべての客がそれを頼む。
1000円の単価と認識をしていると、200円がとても安く見え、つい頼んでしまう。
・フレーミング
ヨドバシのポイントの妙。
10%の値引きと、10%のポイント還元なら、前者のほうがお得。
ただ、貨幣錯覚によって同じだと感じてしまう。
さらに、ポイントがたまると以前の自分の出費の行動を覚えていないので、無から有が生まれた気持ちにすらなってしまう。
メンタルアカウンティング、という作用が働く。
人はフレーミングをかけられることで、簡単に判断を誤ってしまう。
・時間選好
先の話よりも、今。
アメリカのGOD MILKキャンペーン。
どれだけ体にいいかを訴求しても、消費量は増えない。
TVCMをパサパサのクッキーを食べて喉を詰まらせるようなCMに変えた途端、消費量が一気に増えた。
将来の健康より、今、口の中のパサパサが嫌なほうが、行動につながる。
経済学の話を今どきのとても分かりやすい事例で紹介してくれるので、大変読みやすく、勉強になりました。
以下気づきです。
・ソーシャルゲームがはやっている理由
①サンクコスト効果 ⇒ お金を払っちゃったから、途中でやめるのはもったいない
②保有効果 ⇒ レアなアイテムをコンプリートしたからなんかうれしい
③同調効果 ⇒ ゲーム上の仲間とのつながりがなくなるのは嫌だ。みんなに迷惑かけたくない
・人間は、得をする喜びよりも損をするダメージの方が大きい
1万円拾ってラッキーと思う気持ちよりも、1万円落とした方が何倍も後悔する
⇒そのため、損失回避の行動をとりがち。
・異時点間の選択
人間は将来の利益よりも、目先の利益を優先する
・プロスペクト理論
合理的に絶対値で判断しているようで、そうではない判断をする。
人間は絶対値でなく、「変化」で判断をする。
好景気だと、スカイツリーもそんなに大した評判にはならなかったかも。不景気で、先が見えないという状態だったからこそ、
まだまだ日本 やれるじゃん、という前向きな気持ちの変化でこれだけブームに。
宝島の付録も、別に原価100円200円のそのアイテムが欲しいのではなく、雑誌に付録がついてくるなんて考えられないところに、
「有名ブランドの付録がついてくる!」という変化で反応をした。
だから、付録が当たり前になってくると、何も変化はないので落ち込んでいく。
・アンカリング
人間は最初の印象で基準を決めて、そこから調整して判断を下す。
ある飲食店、1品あたりの単価が1000円の料理。
そこに1つだけ200円のコロッケを入れていると、ほぼすべての客がそれを頼む。
1000円の単価と認識をしていると、200円がとても安く見え、つい頼んでしまう。
・フレーミング
ヨドバシのポイントの妙。
10%の値引きと、10%のポイント還元なら、前者のほうがお得。
ただ、貨幣錯覚によって同じだと感じてしまう。
さらに、ポイントがたまると以前の自分の出費の行動を覚えていないので、無から有が生まれた気持ちにすらなってしまう。
メンタルアカウンティング、という作用が働く。
人はフレーミングをかけられることで、簡単に判断を誤ってしまう。
・時間選好
先の話よりも、今。
アメリカのGOD MILKキャンペーン。
どれだけ体にいいかを訴求しても、消費量は増えない。
TVCMをパサパサのクッキーを食べて喉を詰まらせるようなCMに変えた途端、消費量が一気に増えた。
将来の健康より、今、口の中のパサパサが嫌なほうが、行動につながる。