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逢魔 単行本 – 2014/11/27
唯川 恵
(著)
恋愛小説の名手が怪談の名作に挑み、ついに誕生した究極のエロス!女の答えはすべて、ホトにございます――美しく艶めかしい奇譚集。
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2014/11/27
- 寸法13.7 x 2.4 x 19.7 cm
- ISBN-104104469068
- ISBN-13978-4104469062
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2014/11/27)
- 発売日 : 2014/11/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4104469068
- ISBN-13 : 978-4104469062
- 寸法 : 13.7 x 2.4 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,079,590位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955年石川県金沢市生まれ。1984年「海色の午後」にて第3回コバルト・ノベル大賞を受賞。2002年『肩ごしの恋人』にて第126回直木賞を受 賞。2008年『愛に似たもの』にて第21回柴田錬三郎賞を受賞。恋愛小説、エッセイなど多数。多くの読者の圧倒的支持を集めている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 夢美と愛美の謎がいっぱい? 怪人Xを追え! (ISBN-13: 978-4046310774 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編小説で各場面が幻想的で面白く読み応えが有った。濡れ場は情緒が有った。
2015年9月26日に日本でレビュー済み
氏の新作(?)を久しぶりに読みました。
彼女の作品では初めての時代物なのでは。
古典を下敷きにした物語ということで、馴染みもあり
また、それぞれがほどよい長さの短編なのですいすい読めました。
実のところ原典の詳細については寡聞にしてよく知らないので
どこからが氏の創作なのかはわかりませんが、全体に浪漫チックな
ムードが漂っており、ある種「お伽話」のような雰囲気があって素敵でした。
氏の本領である「男女のドロドロ」があいかわらずの筆力で描かれてはいるものの
どこか、やさしさ・やわらかさや儚さも感じさせる佳作ばかりでした。
「古典に名を借りた、下品なポルノだ」のような評をしている方もいました。
確かに性描写のくだりはちょっと過激ではありますが、お下劣というほどの
内容ではなかったと思います。
(ただ、それが必要だったのかは疑問ではありますが・笑)
氏には、今後も色んなジャンルに挑戦していってほしいものです。
彼女の作品では初めての時代物なのでは。
古典を下敷きにした物語ということで、馴染みもあり
また、それぞれがほどよい長さの短編なのですいすい読めました。
実のところ原典の詳細については寡聞にしてよく知らないので
どこからが氏の創作なのかはわかりませんが、全体に浪漫チックな
ムードが漂っており、ある種「お伽話」のような雰囲気があって素敵でした。
氏の本領である「男女のドロドロ」があいかわらずの筆力で描かれてはいるものの
どこか、やさしさ・やわらかさや儚さも感じさせる佳作ばかりでした。
「古典に名を借りた、下品なポルノだ」のような評をしている方もいました。
確かに性描写のくだりはちょっと過激ではありますが、お下劣というほどの
内容ではなかったと思います。
(ただ、それが必要だったのかは疑問ではありますが・笑)
氏には、今後も色んなジャンルに挑戦していってほしいものです。
2015年3月7日に日本でレビュー済み
「牡丹燈籠」、「番町皿屋敷」等の人口に膾炙した怪談(「雨月物語」、「源氏物語」もあり)と官能小説との融合を目指した短編集。「怪談+官能」の相乗効果を狙った様だが、むしろ両者は相殺しており、単なる安手のポルノ小説と化している。怪談をベースとして、それを再構成する事によって現代にも通用する奥深い心理小説を創り出した京極夏彦氏の例もある(それでも「耳袋」の現代語訳には失敗している)が、本作には何の工夫もなく、徒にポルノ小説風の性描写が目立つだけの平板な物語展開。怪談本来の怖さもなければ官能も刺激されないという誠に中途半端な出来である。
女流作家の"切り札"として、女性にしか書けない性愛小説という手段がある(多くの女流作家がこれを活用している)のだが、本作はその見本と言える。人口に膾炙した怪談によって、物語の骨格は既に出来上がっているので、後は性愛部分を加えるだけという超お手軽さ。作者の創造・想像力の限界・枯渇を感じさせる駄作だと思った。
女流作家の"切り札"として、女性にしか書けない性愛小説という手段がある(多くの女流作家がこれを活用している)のだが、本作はその見本と言える。人口に膾炙した怪談によって、物語の骨格は既に出来上がっているので、後は性愛部分を加えるだけという超お手軽さ。作者の創造・想像力の限界・枯渇を感じさせる駄作だと思った。