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許せないという病 (扶桑社新書) 新書 – 2015/12/24
片田 珠美
(著)
あいつだけは許せない――。
許してしまえばきっとラクなのに、
本当はイライラせず笑って過ごしたいのに、
どうしても、許せない。
なぜ、許せないのか?
なぜ、許せない思いに縛られるのか?
呪縛から解き放たれるにはどうしたらよいのか?
気鋭の精神科医が、
他人を許せない心理を分析し、
ラクに生きるための処方箋を示す。
第1章 他人を許せなくて悩んでいる人たち
第2章 なぜ「許せない」のか?
第3章 「許せない」を引きずる人の特徴
第4章 「許せない」という病から抜け出すための四つのステップ
第5章 「許せない」自分を許すために
許してしまえばきっとラクなのに、
本当はイライラせず笑って過ごしたいのに、
どうしても、許せない。
なぜ、許せないのか?
なぜ、許せない思いに縛られるのか?
呪縛から解き放たれるにはどうしたらよいのか?
気鋭の精神科医が、
他人を許せない心理を分析し、
ラクに生きるための処方箋を示す。
第1章 他人を許せなくて悩んでいる人たち
第2章 なぜ「許せない」のか?
第3章 「許せない」を引きずる人の特徴
第4章 「許せない」という病から抜け出すための四つのステップ
第5章 「許せない」自分を許すために
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2015/12/24
- ISBN-104594074073
- ISBN-13978-4594074074
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登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2015/12/24)
- 発売日 : 2015/12/24
- 言語 : 日本語
- 新書 : 175ページ
- ISBN-10 : 4594074073
- ISBN-13 : 978-4594074074
- Amazon 売れ筋ランキング: - 278,831位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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広島県生まれ。精神科医。連絡先 : freud@canvas.ne.jp
大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。パリ第8大学博士課程中退。京都大学非常勤講師(2003年度~2016年度)。
精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から分析。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
症例や自身の内的体験を基に、心理分析を繰り返し丁寧に説明し、現実に悩める人への処方箋をいくつかオプションで提との関係なども示するなど、配慮が行き届き著者の暖かい眼差しが感じられます。時折引用されるラロシュフーコーの箴言にもドキッとします。フロイトやラカン派の精神分析などにも興味が沸き、自身の内奥を客観視し問題解決に目を向け向けることで、多くの人が目を開かれるのではないでしょうか。是非続編も期待したいところです。
2018年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私には10年近く恨んでる人がいます。この本を買ったのは、もう恨むのには疲れたから、恨むのを辞めたかったからです。辞めたいのに、辞められない。何故辞められないのか?私に問題があるのではないか?憎しみや疑問、過去への後悔、悲しみ、怒り、色んな想いが私の中にはありました。
この本を読んで、何度も頭を縦に振り、深く頷く部分がありました。
「もう無理に許さなくて良い。」そう思ったら、心が軽くなりました。私が元カレにされたことは決して許せることではない。だからもう許さなくていい。
今までずっと「許してくれ」と謝罪して欲しかった。けどそんな謝罪をされてもされなくても、どーーーでもいい!!というくらい充実した今の生活をもっと大切にしようと思いました。
「幸福こそ最大の復讐」
正にそうだと思います。
この本を読んで、何度も頭を縦に振り、深く頷く部分がありました。
「もう無理に許さなくて良い。」そう思ったら、心が軽くなりました。私が元カレにされたことは決して許せることではない。だからもう許さなくていい。
今までずっと「許してくれ」と謝罪して欲しかった。けどそんな謝罪をされてもされなくても、どーーーでもいい!!というくらい充実した今の生活をもっと大切にしようと思いました。
「幸福こそ最大の復讐」
正にそうだと思います。
2016年4月16日に日本でレビュー済み
なぜ、許せないのか?なぜ、許せない思いに縛られるのか?
その理由は、自分にあるという。許せないのは「喪の作業ができない」「ルサンチマンのせい」
「過度な理想化と期待」「自分が正しいという確信」などなど、結局は相手のせいではなく、相手
の行動に対して、反応する自分のせいであるというわけだ。
とすれば、自分の反応を変えれば、許せないという病を克服できるはずであるが、そう簡単な
ことではなさそうだ。
そのためには、まず「傷ついた自分」を認識し、「怒り」を受け入れ、相手を理解しようとつとめ、
「許せない関係」にケリをつけるという4つの段階が必要だというが、終章では、許そうと躍起
になることをやめるとう結論を導き出していることから、ハードルの高さが窺える。
そうなのだろう。道徳であれ、宗教であれ、「許し」を重ねて強調するのは、それが極めて高い
ハードルであるからに他ならない。先ずは、自分自身を理解すること。「傷ついた自分」「怒れ
る自分」をありのまま認識することが病と正しく付き合う一歩だということに納得した。
その理由は、自分にあるという。許せないのは「喪の作業ができない」「ルサンチマンのせい」
「過度な理想化と期待」「自分が正しいという確信」などなど、結局は相手のせいではなく、相手
の行動に対して、反応する自分のせいであるというわけだ。
とすれば、自分の反応を変えれば、許せないという病を克服できるはずであるが、そう簡単な
ことではなさそうだ。
そのためには、まず「傷ついた自分」を認識し、「怒り」を受け入れ、相手を理解しようとつとめ、
「許せない関係」にケリをつけるという4つの段階が必要だというが、終章では、許そうと躍起
になることをやめるとう結論を導き出していることから、ハードルの高さが窺える。
そうなのだろう。道徳であれ、宗教であれ、「許し」を重ねて強調するのは、それが極めて高い
ハードルであるからに他ならない。先ずは、自分自身を理解すること。「傷ついた自分」「怒れ
る自分」をありのまま認識することが病と正しく付き合う一歩だということに納得した。
2016年4月19日に日本でレビュー済み
著者の本は「他人を攻撃せずにはいられない人」以来、2冊目。
他人を攻撃せずに… を読んだ際気になった、ダラダラと事例紹介が全編に
トッ散らかっていて、本の構成に纏まりがないのは一掃されていた。
琴線に触れたのは3か所。
一つ目。
許せないと感じる気持ちを、いい人、寛容な人ぶって無理に抑え込まない。
消化できずにダメージを負っている自分を、素直に認める。
不愉快であることを誤魔化す。
あるいは無理して抑制したりすると、後で反動が来る。
二つ目。
怒りは出来るだけ溜め込まない。
やはり怒りは溜め込まず、小出しにするしかないそうな。
「そんなの言えるわけないっ!」
と決めつけずに怒りをぶつけるのではなく、不快という事を冷静かつ穏便な
形で伝える事が出来ないか検討すべき。
伝える事によって解決する事、解決までは至らなくても風向きが変わる事は
多々ある気がする。
また仮にそれが決裂を招いたとしても、それはそれで「やはり分かり合えない」と
決断するための重要なステップになる。
その意味でも、相手に何らかの意思表示をすべき。
ただ決裂を自分の中で決断した場合でも、年月が経ったり、ふとしたきっかけで
無理なく気持ちが溶解する場合あり。
その時は過去の決断にとらわれる必要はないかと。
三つ目。
相手を理解する事と、共感して受け入れる事は違う。
当然だが、必ずしも相手に共感して受け入れてあげる必要は無い。
ただ、なぜそういった言動に至るのか、動機や精神構造を分析する必要はあり。
それは最終的に、やはり分からない(分かり合えない)という分析も含む。
そういった客観的分析が、相手に左右される受け身な姿勢ではなく、
主体的に自らケリをつける事に繋がっていく。
この「許せないという病」は有史以来、いや文字や文明の現れる以前から
人間の業というか不変のテーマ。
精神医学、哲学、宗教が束になったって、シンプルアンサーなど何処にもない。
シンプルアンサーなど無いが、著者は著者なりに自分のフィールドから誠実に
このテーマに挑んでいると感じた。
他人を攻撃せずに… を読んだ際気になった、ダラダラと事例紹介が全編に
トッ散らかっていて、本の構成に纏まりがないのは一掃されていた。
琴線に触れたのは3か所。
一つ目。
許せないと感じる気持ちを、いい人、寛容な人ぶって無理に抑え込まない。
消化できずにダメージを負っている自分を、素直に認める。
不愉快であることを誤魔化す。
あるいは無理して抑制したりすると、後で反動が来る。
二つ目。
怒りは出来るだけ溜め込まない。
やはり怒りは溜め込まず、小出しにするしかないそうな。
「そんなの言えるわけないっ!」
と決めつけずに怒りをぶつけるのではなく、不快という事を冷静かつ穏便な
形で伝える事が出来ないか検討すべき。
伝える事によって解決する事、解決までは至らなくても風向きが変わる事は
多々ある気がする。
また仮にそれが決裂を招いたとしても、それはそれで「やはり分かり合えない」と
決断するための重要なステップになる。
その意味でも、相手に何らかの意思表示をすべき。
ただ決裂を自分の中で決断した場合でも、年月が経ったり、ふとしたきっかけで
無理なく気持ちが溶解する場合あり。
その時は過去の決断にとらわれる必要はないかと。
三つ目。
相手を理解する事と、共感して受け入れる事は違う。
当然だが、必ずしも相手に共感して受け入れてあげる必要は無い。
ただ、なぜそういった言動に至るのか、動機や精神構造を分析する必要はあり。
それは最終的に、やはり分からない(分かり合えない)という分析も含む。
そういった客観的分析が、相手に左右される受け身な姿勢ではなく、
主体的に自らケリをつける事に繋がっていく。
この「許せないという病」は有史以来、いや文字や文明の現れる以前から
人間の業というか不変のテーマ。
精神医学、哲学、宗教が束になったって、シンプルアンサーなど何処にもない。
シンプルアンサーなど無いが、著者は著者なりに自分のフィールドから誠実に
このテーマに挑んでいると感じた。
2018年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SNSで目に入る悪人・悪行を叩く事に、時間を費やす人が居る。
自分の人生より、有名人・上司・家族を許さない事にエネルギーを注いでしまう「病」が有る。
そのような非生産的な行動・思考から離れるためのヒントがこの本には書かれている。
・幸福が最大の復讐である。
・人格は許しつつ、出来事(言動)は許さなくても良い。
・許せなくても良い。許せない自分を、許そう。
上記3つ以外にも、様々な対処法が書かれている。読む人により、心に残る箇所は違うだろう。
自分の人生より、有名人・上司・家族を許さない事にエネルギーを注いでしまう「病」が有る。
そのような非生産的な行動・思考から離れるためのヒントがこの本には書かれている。
・幸福が最大の復讐である。
・人格は許しつつ、出来事(言動)は許さなくても良い。
・許せなくても良い。許せない自分を、許そう。
上記3つ以外にも、様々な対処法が書かれている。読む人により、心に残る箇所は違うだろう。
2024年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大したことは書かれていない… だから何っ?という内容に過ぎない。買ってまで読む本ではない。
2018年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の中にも書いてあることですが、この本は許せないことを悪く言うものでは無い!ということです。
許せない事が罪というのではなく、許せない事で自分が苦しいと思っているとき助けになってくれる内容です。
自分にとってこの本は、怒りというものに対して新しい視点で解決策を提示してくれました。
ちなみに自分は、一度その人の印象が悪くなったり、嫌いになるとどうあがいても許せない。
向こうが折れるまでは絶対に許さないと豪語する人間でした。
同僚が許せなくて人生で一番気に入っていた職場を去った後にこの本に出合えたのは、ちょっと運命めいたものを感じずにはいられません。
今までいろいろな心理学やアンガーマネジメントについて調べてきたけど、この本ほど平和的に怒りに関して真摯に書いている本には出合っていません。
この本を自分から買おう、自分を見つめなおそうという人には確実に響く内容であると、太鼓判を押させていただきます。
許せない事が罪というのではなく、許せない事で自分が苦しいと思っているとき助けになってくれる内容です。
自分にとってこの本は、怒りというものに対して新しい視点で解決策を提示してくれました。
ちなみに自分は、一度その人の印象が悪くなったり、嫌いになるとどうあがいても許せない。
向こうが折れるまでは絶対に許さないと豪語する人間でした。
同僚が許せなくて人生で一番気に入っていた職場を去った後にこの本に出合えたのは、ちょっと運命めいたものを感じずにはいられません。
今までいろいろな心理学やアンガーマネジメントについて調べてきたけど、この本ほど平和的に怒りに関して真摯に書いている本には出合っていません。
この本を自分から買おう、自分を見つめなおそうという人には確実に響く内容であると、太鼓判を押させていただきます。
2018年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怒りを解決できる本ではないかなという印象なので、それを求めて読むべきでは無いと感じた。
『幸福は最大の復讐』と書いてありましたが、筆者は幸福になって復讐しているというより、復讐対象の方を本に書き、世間にこんな事をされたと晒すことによって復讐している感じがした。
『人を傷つける人はその事に気付かない』とも書いてあったが、本当に気付かないんだなぁと思い、怖かった。
『幸福は最大の復讐』と書いてありましたが、筆者は幸福になって復讐しているというより、復讐対象の方を本に書き、世間にこんな事をされたと晒すことによって復讐している感じがした。
『人を傷つける人はその事に気付かない』とも書いてあったが、本当に気付かないんだなぁと思い、怖かった。