著者の長尾周角氏は、北大歯学部卒・大学院修了で、もともと歯科の勤務医であったが、歯科医院の実態に幻滅し、よい治療を行うには独立するしか無いとの思いから自ら開業された。そしてそもそも虫歯や歯周病にならないための「予防歯科」こそ目指すに至ったということです。虫歯も歯周病も偏った食生活に起因するという考えから、先住民食(崎谷博征氏の薦める原始人食にも影響を受けている)を推奨されています。
読みやすい厚さで、バランス良く内容がまとめられていますが、圧巻は第1章 「間違いだらけの「歯の常識」」、第2章 「歯が悪くなるほど儲かるのは誰?――日本の歯科医療の実態」ではないでしょうか。
第一章では、小気味の良いテンポで10の「歯の常識」について、片端から大間違いであると問いていきます。その10個とは、「歯磨きはむし歯を予防する」「フッ素はむし歯予防に効果的」「シーラントはむし歯を予防する」「歯磨き後にはマウスウォッシュ剤を」「歯間ブラシでプラークコントロール」「むし歯の原因は虫歯菌」「歯周病は歯周病菌が原因」「歯並び・噛み合わせの異常は遺伝的なもの」「よく噛むことが不正咬合の予防になる」「定期検診でむし歯を予防する」。
他についての詳細は本書に譲りますが、最初の「歯磨きはむし歯を予防する」についてだけ取り上げると、私はかねてから深く疑いを抱いていました。例えば私の妻は、歯磨きに関してかなりうるさい人ですが、甘いものが好きで、ものすごい数のむし歯があります。著者の調べでは、厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、日本人の9割以上が毎日歯磨きをしており、7割が一日2回以上磨いているが、日本人の95%が虫歯持ちだそうです。単純に「何かおかしい」とここで疑わなければいけません。
そして著者が大きく影響を受けたW.A.プライス博士(Dr Weston Andrew Price、Wikipediaに英語記事あり)の「食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」(1939年)(原題 Nutrition and Physical Degeneration: A Comparison of Primitive and Modern Diets and Their Effects)によると、10年に渡る世界各地の先住民の食生活の調査によると彼らは歯磨きをしないにも関わらずほとんど虫歯が見つからないそうです。オーストラリア先住民では罹患率0.00%。
そして、この大前提「歯磨きはむし歯を予防する」が崩れると、もう何を信じてよいのやら、ということになってしまいますが、恐らく著者自身もそのような状態を通過したものと思われます。
第2章では、歯科業界の闇の構造をこれも歯切れよく暴いていきます。保険診療制度の弊害がかなり大きいようで、歯科医の個人的な努力では限界があるようです。
これらはまったくもって現在の歯科の常識に反するものと言えますから、内部告発とも言える、この内容を出版した氏の勇気には敬服します。執筆に際しては「医学不要論」で知られる内科医、内海聡氏のサポートがあったということです。
第三章の著者の考えでは、虫歯の原因については、砂糖!ということですが、これについては彼自身のデータや調査が紹介されているわけではありません。しかし、砂糖の害については多数の書籍で警告されている通りで、歯科医小峰一雄氏の「名医は虫歯を削らない」でも独自調査に基づいて砂糖が原因とされており、砂糖原因説は的を得ているものと思います。現在既に虫歯を患っている方は、小峰一雄氏の「名医は虫歯を削らない」で紹介されているドックベストセメントについて調べてみる価値はあると私は思います。
なお、「ドーパミンが側坐核のD2受容体と結合することで快楽を感じます」という内容がありますが、正確には、ドーパミンの分泌と、動物の行動変化は実験的に明らかとされていますが、主観的な快楽感そのものがどのように生じているかは別問題で神経科学では理解が及んでいないので誤りと言えると思います。
第四章では歯周病の原因も食生活、特に砂糖の害であると考察されていますが、偏った食生活が歯周病の主な原因であるとするのは歯科医丸橋賢氏の「新しい歯周病の治し方」(1994年)がずっと先行しています。本書の著者長尾氏は、歯周病で失われた歯槽骨は戻らないと書いていますが、この丸橋氏の本ではX線写真つきで歯槽骨がはっきり回復した例が複数紹介されており患者の手記もあります。歯科医深田邦雄氏の「歯はこうして蘇る」でも数々のX線写真で歯槽骨の回復が紹介されています。これがもしすべて捏造だとしたら大変な手間です。「歯周病で失われた歯槽骨は戻らない」というのは現代の歯科の常識ですが、この点ではさすがの長尾氏もまだ常識に縛られているのではないかと私は感じています。ぜひこれらの本を調べて、できれば著者に連絡して情報交換をして欲しいものです。
長尾氏の本では、歯周病とリーキーガットとの関連を指摘している点は興味深いと思いました。理由は単純で私自身もこれを疑っていたからです。
著者はプライス博士の「食生活と身体の退化」に基づいて、先住民食が予防歯科につながるという主張に至るのですが、プライス博士のこの本については、私は実は以前から知っていました。"Cure Gum Disease Naturally" by Ramiel Nagelでも写真入りで詳しくプライス博士の研究が紹介されています。翻訳が期待されるところです。
なお、原始人食(先住民食)は、パレオダイエット paleo diet として、欧米でも最近注目されているようで、本も多く出ています。
常識に囚われず、歯科治療のあり方を追求して予防歯科にたどり着いたという著者長尾氏の今後のご活躍に期待しています。

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歯医者が虫歯を作ってる 単行本 – 2014/2/21
長尾 周格
(著)
こんな常識をみなさんは信じていませんか?
1.歯磨きはむし歯を予防する
2.むし歯はむし歯菌が原因
3.フッ素はむし歯予防に効果的
4.歯間ブラシでプラークコントロール
5.むし歯予防に定期検診…etc.
では、極めて勤勉にこれらを信じ、実行しているわれわれ日本人の95%にむし歯があるのはなぜでしょうか?
著者は、これら歯の常識がすべて間違っているからだと断言します。そして、現在の保険医療制度の下では、治療の質は評価されず、
手抜き治療のほうが短期間で再治療を繰り返すことで利益をあげられるという“薄利多売"の歯科業界の現実を報告します。
――歯科医だから知っている、危ない話
【目次】
はじめに
第1章 間違いだらけの「歯の常識」
第2章 歯が悪くなるほど儲かるのは誰?――日本の歯科医療の実態
第3章 あなたがむし歯に罹るワケ
第4章 歯周病のホントの原因
第5章 歯並びは母親の栄養状態で決まる
第6章 むし歯も歯周病もない人たち
第7章 予防歯科の〝食〟改善法
第8章 治療後のメンテナンスを考える
おわりに
1.歯磨きはむし歯を予防する
2.むし歯はむし歯菌が原因
3.フッ素はむし歯予防に効果的
4.歯間ブラシでプラークコントロール
5.むし歯予防に定期検診…etc.
では、極めて勤勉にこれらを信じ、実行しているわれわれ日本人の95%にむし歯があるのはなぜでしょうか?
著者は、これら歯の常識がすべて間違っているからだと断言します。そして、現在の保険医療制度の下では、治療の質は評価されず、
手抜き治療のほうが短期間で再治療を繰り返すことで利益をあげられるという“薄利多売"の歯科業界の現実を報告します。
――歯科医だから知っている、危ない話
【目次】
はじめに
第1章 間違いだらけの「歯の常識」
第2章 歯が悪くなるほど儲かるのは誰?――日本の歯科医療の実態
第3章 あなたがむし歯に罹るワケ
第4章 歯周病のホントの原因
第5章 歯並びは母親の栄養状態で決まる
第6章 むし歯も歯周病もない人たち
第7章 予防歯科の〝食〟改善法
第8章 治療後のメンテナンスを考える
おわりに
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社三五館
- 発売日2014/2/21
- ISBN-104883206068
- ISBN-13978-4883206063
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商品の説明
著者について
長尾周格◎ながお・しゅうかく
1973年北海道生まれ。歯学博士。北海道大学歯学部卒業後、同大学大学院修了。「日本一の歯科医師」を目指し、
いくつかの歯科医院に勤務しながら技術を磨くものの、歯科医療の質の低さや売上げ至上主義の経営実態を知り、
「自分が正しいと確信できる治療」を行なうため独立。「歯科業界には救いがない」と断じるに至った業界の実態と、
むし歯や歯周病の真の原因から導き出した「予防歯科」という考え方を描いた本書がデビュー作。
1973年北海道生まれ。歯学博士。北海道大学歯学部卒業後、同大学大学院修了。「日本一の歯科医師」を目指し、
いくつかの歯科医院に勤務しながら技術を磨くものの、歯科医療の質の低さや売上げ至上主義の経営実態を知り、
「自分が正しいと確信できる治療」を行なうため独立。「歯科業界には救いがない」と断じるに至った業界の実態と、
むし歯や歯周病の真の原因から導き出した「予防歯科」という考え方を描いた本書がデビュー作。
登録情報
- 出版社 : 三五館 (2014/2/21)
- 発売日 : 2014/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4883206068
- ISBN-13 : 978-4883206063
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,885位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 112位歯の医学
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在 小学校 4、6年が学校に通っています。
最近 6年の孫が 熱中症とかで 我が家で面倒をみていました。
「学校でフッ素塗ってる」と言うから 「エッフッ素?」
「なんでそんなもん塗ってるかね、直ぐ水道の水で ブグブグ ペッしないよ」
と言ったら 「30分はそんな事したらいけんもン、決まりだもん」と言います。
大体(フッ素は毒)体に悪い、どんな風に悪いのか知りませんでしたが
体に悪いという事はしっていました。どんな風に悪いのか知りたくなり
ネットで調べてみました。
慢性中毒は、薬物、毒物が低濃度で長年月 作用することに
よって、徐々に発症してくる。
フッ素は体の中の酵素の働きを阻害し、、
遺伝子、染色体、神経系に悪影響、、。
松果体は歯や骨と同じ石灰化組織であり、フッ素を蓄積させやすい。
松果体の石灰化 要するに 認知症 ボケ IQの低下。
殺鼠剤にも使われているとか。
これだけ分かれば十分。
他サイト フッ素洗口 の有効性などHPなど読んでみましたが
私は(フッ素が毒)という概念があり調べたので 他 有効サイトなど
信じません。
腸内細菌、 体のPHにまで言及されてます。
現代は色々な化学物質に汚染された食品ばかり。
普通にコンビニ、スーパーに売ってあるものを
なんの疑いもなしに 食べている人があまりにも多い。
フッ素洗口は 厚生労働省からの指示もあるようですが、
そんなに子供の歯が 本当に大事に思ってくださるのなら
体を作る基本、「安全な食品」を絶対浸透させ 危険なものは
断固許可しない、など政策をとられればいいのに そんな気は
サラサラ無し。で、又 毒物フッ素。30分でかなり浸透する。
2人の母親には止めるようしかと言っておいた。
危険な添加物438種類、日本は世界一
虫歯にもなる 病気にもなる 当たり前。
最近 6年の孫が 熱中症とかで 我が家で面倒をみていました。
「学校でフッ素塗ってる」と言うから 「エッフッ素?」
「なんでそんなもん塗ってるかね、直ぐ水道の水で ブグブグ ペッしないよ」
と言ったら 「30分はそんな事したらいけんもン、決まりだもん」と言います。
大体(フッ素は毒)体に悪い、どんな風に悪いのか知りませんでしたが
体に悪いという事はしっていました。どんな風に悪いのか知りたくなり
ネットで調べてみました。
慢性中毒は、薬物、毒物が低濃度で長年月 作用することに
よって、徐々に発症してくる。
フッ素は体の中の酵素の働きを阻害し、、
遺伝子、染色体、神経系に悪影響、、。
松果体は歯や骨と同じ石灰化組織であり、フッ素を蓄積させやすい。
松果体の石灰化 要するに 認知症 ボケ IQの低下。
殺鼠剤にも使われているとか。
これだけ分かれば十分。
他サイト フッ素洗口 の有効性などHPなど読んでみましたが
私は(フッ素が毒)という概念があり調べたので 他 有効サイトなど
信じません。
腸内細菌、 体のPHにまで言及されてます。
現代は色々な化学物質に汚染された食品ばかり。
普通にコンビニ、スーパーに売ってあるものを
なんの疑いもなしに 食べている人があまりにも多い。
フッ素洗口は 厚生労働省からの指示もあるようですが、
そんなに子供の歯が 本当に大事に思ってくださるのなら
体を作る基本、「安全な食品」を絶対浸透させ 危険なものは
断固許可しない、など政策をとられればいいのに そんな気は
サラサラ無し。で、又 毒物フッ素。30分でかなり浸透する。
2人の母親には止めるようしかと言っておいた。
危険な添加物438種類、日本は世界一
虫歯にもなる 病気にもなる 当たり前。
2014年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某所で歯科医師をやっております。匿名での投稿とさせて頂きます。
自分は正しい、自分以外の歯医者はほぼすべてが間違っている、という内容でした。
ひとつの意見としては受け止めますが、通常の教育を受けてきた身としては暴論にしか聞こえませんでした。
本を読んだ限りでは、とても真面目で、真摯に患者さんのことを考えていることは伝わってきますが、主張される理論の根拠が私には到底理解できませんでした。
正しさを主張されるのであれば、ちゃんとした学会に理論と症例を発表されてはいかがでしょうか?本に書いてあったんだもん!ではなく、先生ご自身が集めた客観性、再現性のあるデータを提示して頂きたいと思います。
砂糖は麻薬と主張されていますが、下記のリンクは世界各国の砂糖消費量のグラフです。
http://www.sugar.or.jp/health4/image/050101.gif
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/0442.gif
日本は、むしろ砂糖消費量では下位グループに入ります。
砂糖消費量の上位国で、虫歯、歯周病、その他病気がすっごく多いとは聞いたことがありません。
そのあたり、長尾先生はどのようにお考えなのでしょうか?
自分は正しい、自分以外の歯医者はほぼすべてが間違っている、という内容でした。
ひとつの意見としては受け止めますが、通常の教育を受けてきた身としては暴論にしか聞こえませんでした。
本を読んだ限りでは、とても真面目で、真摯に患者さんのことを考えていることは伝わってきますが、主張される理論の根拠が私には到底理解できませんでした。
正しさを主張されるのであれば、ちゃんとした学会に理論と症例を発表されてはいかがでしょうか?本に書いてあったんだもん!ではなく、先生ご自身が集めた客観性、再現性のあるデータを提示して頂きたいと思います。
砂糖は麻薬と主張されていますが、下記のリンクは世界各国の砂糖消費量のグラフです。
http://www.sugar.or.jp/health4/image/050101.gif
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/0442.gif
日本は、むしろ砂糖消費量では下位グループに入ります。
砂糖消費量の上位国で、虫歯、歯周病、その他病気がすっごく多いとは聞いたことがありません。
そのあたり、長尾先生はどのようにお考えなのでしょうか?
2017年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強になります。家族全員で回し読みしています。もって若い時に出会いたかった。。。
2021年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さい頃から歯並びが悪かったので人一倍歯磨きはがんばってました。でも虫歯になってしまっていて、とある歯医者では、磨きすぎて歯茎がえぐれてるよ、と。
今は虫歯治療すべて終わってますが、あちこち削ったり抜いたりしてるので、歯磨きして、歯茎えぐらないように気をつけても虫歯なりかけがあります。
この本を読むと、磨きすぎて常在菌的なものまで排除してしまうのが返ってよくないとわかりますね。
ストレスも虫歯の原因とのこと。確かに仕事のストレス多いときは虫歯のでき方も早く、痛みもひどかった。
こういう歯医者さんが近くにいたら心強いと思います。
今は虫歯治療すべて終わってますが、あちこち削ったり抜いたりしてるので、歯磨きして、歯茎えぐらないように気をつけても虫歯なりかけがあります。
この本を読むと、磨きすぎて常在菌的なものまで排除してしまうのが返ってよくないとわかりますね。
ストレスも虫歯の原因とのこと。確かに仕事のストレス多いときは虫歯のでき方も早く、痛みもひどかった。
こういう歯医者さんが近くにいたら心強いと思います。
2021年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思い返すと必要以上に大きく削られたり、安易に神経抜かれたり、大切な身体の一部なのに罪な事しはるなぁと(-_-;)
2015年12月15日に日本でレビュー済み
歳をとると、いくら磨いても歯は抜けていくばかり。
西洋医学では虫歯はバイ菌のせいだ。という視点です。
これはおかしいと考え必死になって文献を調べました。
その結果、『自然療法・久司道夫著作」を見ると
次のとおり驚くことが書いてありました。
虫歯は唾液や血液の質が悪くなると起こる。
唾液は、弱アルカリ性であるべきで、これが
陰性や酸性状態になると歯のエナメル質が溶解し始める。
健康な唾液には、多くの種類の細菌が住み、歯に有益な
酵素をつくる。
ところが酸性状態のアンバランスな唾液には、
これと異なった質の細菌が繁殖し、歯を攻撃して脆くし、
虫歯の原因となる。
健康な歯はピンク色している。
食事の適切な食べ方で、唾液の質もアルカリ性になれば、
虫歯の穴を塞ぐ必要がなくなることも多い。
虫歯は、このような環境では抑制され進行しない。
なんと虫歯は唾液の質で進行するのでした。
その対策は、高い塩(自然塩)で磨くことでした。
口内が弱アルカリ性であればいいので、ときには
塩水でウガイしても間に合うようです。
そう言えば昔の人は人指し指に塩をのせて、
その指を口にいれ手で磨いていました。
昔の人は虫歯がありませんでした。
さっそくスーパーで高い自然塩を買って歯磨きを始めました。
ぐらぐらしている歯がありましたが、薬局で歯槽膿漏予防薬を
買ってきて歯茎に一日2回ぬりこみますと、2日で治りました。
自然塩で磨くようになりますと歯がキラキラと輝き
周囲の人がビックリしています。
これで何とか虫歯を止めたと思っています。
要約すると次のとおりになります。
虫歯はバイ菌というのは間違いです。
歯の病気は、砂糖の摂り過ぎで歯のカルシウムが溶け出す現象です。
昔の人は、「甘いものを食べると虫歯になる。塩水でうがいをしなさい。
塩で磨くと歯の病気はない」と箴言しています。
本草綱目という薬学書には、「塩は目を明らかにし歯を強くする」と記されています。
「ご飯に味噌汁」という和食中心の食生活で季節の穀物・野菜・海草それに梅干しや漬け物を摂りましょう。
飲み物はお茶か水にします。歯が喜ぶ四季折々の自然食を食べましょう。
自然塩で磨くと虫歯の進行は止まり小さい虫歯や歯痛も消えます。
歯ぐきから血の出る人は続けていくと体質が変わり止まるでしょう。
少し動く歯や気になる歯ぐきは、薬局で歯周病薬を購入し、歯ぐきにすりこむと症状は抑制されます。
※ 自然塩と化学精製塩は別物 幼児は除く
西洋医学では虫歯はバイ菌のせいだ。という視点です。
これはおかしいと考え必死になって文献を調べました。
その結果、『自然療法・久司道夫著作」を見ると
次のとおり驚くことが書いてありました。
虫歯は唾液や血液の質が悪くなると起こる。
唾液は、弱アルカリ性であるべきで、これが
陰性や酸性状態になると歯のエナメル質が溶解し始める。
健康な唾液には、多くの種類の細菌が住み、歯に有益な
酵素をつくる。
ところが酸性状態のアンバランスな唾液には、
これと異なった質の細菌が繁殖し、歯を攻撃して脆くし、
虫歯の原因となる。
健康な歯はピンク色している。
食事の適切な食べ方で、唾液の質もアルカリ性になれば、
虫歯の穴を塞ぐ必要がなくなることも多い。
虫歯は、このような環境では抑制され進行しない。
なんと虫歯は唾液の質で進行するのでした。
その対策は、高い塩(自然塩)で磨くことでした。
口内が弱アルカリ性であればいいので、ときには
塩水でウガイしても間に合うようです。
そう言えば昔の人は人指し指に塩をのせて、
その指を口にいれ手で磨いていました。
昔の人は虫歯がありませんでした。
さっそくスーパーで高い自然塩を買って歯磨きを始めました。
ぐらぐらしている歯がありましたが、薬局で歯槽膿漏予防薬を
買ってきて歯茎に一日2回ぬりこみますと、2日で治りました。
自然塩で磨くようになりますと歯がキラキラと輝き
周囲の人がビックリしています。
これで何とか虫歯を止めたと思っています。
要約すると次のとおりになります。
虫歯はバイ菌というのは間違いです。
歯の病気は、砂糖の摂り過ぎで歯のカルシウムが溶け出す現象です。
昔の人は、「甘いものを食べると虫歯になる。塩水でうがいをしなさい。
塩で磨くと歯の病気はない」と箴言しています。
本草綱目という薬学書には、「塩は目を明らかにし歯を強くする」と記されています。
「ご飯に味噌汁」という和食中心の食生活で季節の穀物・野菜・海草それに梅干しや漬け物を摂りましょう。
飲み物はお茶か水にします。歯が喜ぶ四季折々の自然食を食べましょう。
自然塩で磨くと虫歯の進行は止まり小さい虫歯や歯痛も消えます。
歯ぐきから血の出る人は続けていくと体質が変わり止まるでしょう。
少し動く歯や気になる歯ぐきは、薬局で歯周病薬を購入し、歯ぐきにすりこむと症状は抑制されます。
※ 自然塩と化学精製塩は別物 幼児は除く