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文豪の味を食べる ‾作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店‾ (マイコミ新書) 新書 – 2008/2/23
J.C.オカザワ
(著)
夏目漱石、永井荷風、池波正太郎、開高健などの文豪から、小津安二郎、黒澤明、岡本太郎などの巨匠、渥美清、石原裕次郎、美空ひばりなどの芸能人まで、食をこよなく愛した45人ゆかりの店を、辛口グルメ評論家がくまなく訪れて格付け。食にまつわるエピソードから偉大な先人達の心の深淵をのぞく異色のグルメガイド。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日コミュニケーションズ
- 発売日2008/2/23
- ISBN-10483992600X
- ISBN-13978-4839926007
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商品の説明
著者について
長野県長野市に生まれ、幼い頃から東京各所を転々として育つ。20代前半は欧州・アフリカを歴訪、というより彷徨する。国際マネーブローカーに身を転じ、東京・シンガポールを経てニューヨークへ。読売アメリカに『J.C.オカザワの れすとらん しったかぶり』を5年にわたって執筆する。著書に『J.C.オカザワの食べる』シリーズ(晶文社)、『ぜったい行ってはいけない有名店』シリーズ(IBCパブリッシング)など多数。最新刊は、庶民のためのミシュランとして話題作の『庶ミンシュラン』(グラフ社)がある。
登録情報
- 出版社 : 毎日コミュニケーションズ (2008/2/23)
- 発売日 : 2008/2/23
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 483992600X
- ISBN-13 : 978-4839926007
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,233,074位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 229位マイナビ新書
- - 458位その他のレストランガイドブック
- カスタマーレビュー:
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2016年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お勧めします、購入後良かったと思います。皆さん是非ご検討ください。
2008年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文豪? 巨匠? はぁ? 死語でしょ、そんなん。そんな絶滅種の跡を2008年辿るってほとんど考古学者のお仕事になってるんです。巨匠達の映画(例えば)はコアな上映会でももう観ることは出来ず誰かの文章から推しはかるだけ。まして彼らの楽しんだ食事の時が今に甦るわけもなく。。。 今はほとんど「遺構」と成り果てた店にポツンと座り、あった筈の時を手繰り寄せるオカザワ氏を読者は憧れるべきでしょうか。案の定、一口食べるのがやっとの料理を前にして途方に暮れる氏を嗤うべきなのでしょうか。
「新進気鋭のイタリアン」等の所謂グルメ評論を知性において一歩も二歩も突き放す問題作。極めて良質でちょっとロマンティックな随筆ともいえるのかな
「新進気鋭のイタリアン」等の所謂グルメ評論を知性において一歩も二歩も突き放す問題作。極めて良質でちょっとロマンティックな随筆ともいえるのかな
2012年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
決して悪い本ではないのですが、あまりにも辛口なのと、結局の所オカザワ氏が「作家が通って、今も営業中の店」を訪れて、何を求めているのかがよくわかりませんでした。タイトルに「文豪の味を食べる」とあるにもかかわらず、読後の感想は「過去のものだから、彼らが食べていたものはもう食べられないのだ」というオチな気がします。
「◯◯年継ぎ足したソース」などが眉唾なのはわかります。でも、レストラン側が「何十年も変わらぬ××」として「過去を虚飾」しているならしているで、それなりのやりくりや売り方はあると思うので、どうせならおいしいおいしくないだけでなく、自身の「歴史」をどう扱っているかというその演出こそを分析して欲しかったです。また、「ソルティッシュ」などの謎の言葉も登場して「?」の場面もあります(p.61)。オカザワ氏は海外生活経験者のようですが、英語とも日本語ともつかない言葉の登場に、不必要に氏への不信感が増しました。
この本はあくまでもガイドとして使い、登場するレストランには実際に足を運んでみるのがいいと思います。一軒一軒の取り扱いが元々短いし、「今はまずい」ではあまりにもつまらないからです。そして、作家と食、というテーマなら、嵐山光三郎氏の一連の著作(「文人悪食」「文人暴食」など)のほうがよっぽど読み物としておすすめです。また、ノスタルジーものとしてなら、地主恵亮氏の「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」が同じ店を結構重複してカバーしてらっしゃいますし、そちらのほうがよっぽど「資料」的価値があります。
「◯◯年継ぎ足したソース」などが眉唾なのはわかります。でも、レストラン側が「何十年も変わらぬ××」として「過去を虚飾」しているならしているで、それなりのやりくりや売り方はあると思うので、どうせならおいしいおいしくないだけでなく、自身の「歴史」をどう扱っているかというその演出こそを分析して欲しかったです。また、「ソルティッシュ」などの謎の言葉も登場して「?」の場面もあります(p.61)。オカザワ氏は海外生活経験者のようですが、英語とも日本語ともつかない言葉の登場に、不必要に氏への不信感が増しました。
この本はあくまでもガイドとして使い、登場するレストランには実際に足を運んでみるのがいいと思います。一軒一軒の取り扱いが元々短いし、「今はまずい」ではあまりにもつまらないからです。そして、作家と食、というテーマなら、嵐山光三郎氏の一連の著作(「文人悪食」「文人暴食」など)のほうがよっぽど読み物としておすすめです。また、ノスタルジーものとしてなら、地主恵亮氏の「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」が同じ店を結構重複してカバーしてらっしゃいますし、そちらのほうがよっぽど「資料」的価値があります。
2008年3月3日に日本でレビュー済み
まず、著者の博識に驚く。45人もの作家、文化人の食に関して、さまざまなエピソードが紹介されており、文学好きならその面だけでも面白い。
文豪や文化人が通った店という基準のセレクトだが、それらの店が必ずしも現代の基準から見ておいしいというわけではないだろう。その場合、だめなものはダメとはっきり書かれている。ただ、味だけを基準にしたグルメガイドではなく、雰囲気や接客などにも触れられいるので、味はたいしたことなくても、あの文豪が通った店なのか、という具合に雰囲気を楽しむという使い方の参考になるだろう。グルメガイドというより、歴史文化を踏まえた街歩きガイド、という面もあるので、街歩きが好きな人にも楽しめるだろう。
文豪や文化人が通った店という基準のセレクトだが、それらの店が必ずしも現代の基準から見ておいしいというわけではないだろう。その場合、だめなものはダメとはっきり書かれている。ただ、味だけを基準にしたグルメガイドではなく、雰囲気や接客などにも触れられいるので、味はたいしたことなくても、あの文豪が通った店なのか、という具合に雰囲気を楽しむという使い方の参考になるだろう。グルメガイドというより、歴史文化を踏まえた街歩きガイド、という面もあるので、街歩きが好きな人にも楽しめるだろう。