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愚心の告白: 我が国家主義運動の事績 単行本 – 2016/1/1

3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 風詠社 (2016/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 372ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4434214985
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4434214981
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年3月26日に日本でレビュー済み
この書物は思想書・啓蒙書ではない。昭和から平成のある時期、自分の信念に従って時代と格闘した、現在53歳となる男の回顧録である。著者は感傷に浸ることなく、大げさに振り構えることなく、右翼活動家としてのあの頃を淡々と綴っている。読み進めてゆくうちに読者は、自分もそこにいるかのようなリアリティを獲得するだろう。そして感じるに違いない。自分もあの頃、自分なりにあの時代と格闘していたな、と。読者は自分とは縁もゆかりもない、見知らぬ誰かの物語に、心を揺さぶられることになるはずだ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月5日に日本でレビュー済み
陋劣なる人物が愚かなる心を持って書いた自叙伝。 面白いともいえるがつまらないともいえる。私から見ればこんな本を読む人の気持ちがしれない。一体何をきっかけに、何を考え、どのような気持ちで読んだのだろうか。興味がある。 愚心という言葉・表現に謙遜の意味はない。自分のことは自分が一番よくわかっている。 だがしかし・・・ 私はこの本を書いた者として・・・読んでくれた人のすべてを愛す

令和4年補筆
 この書を世に発表してから早いもので6年の月日が流れた。
 この書を上梓した目的は自身の三十年(当時)に及ぶ政治活動の振り返りをしてみたいという想い、する必要性を痛感したこと、そしてその中で自身が影響を受けた赤尾敏、三島由紀夫という昭和を代表する国家主義活動家について、未来を背負う現代の若者に正義の心を養ってもらいたいという願望がそうさせたのであるが、実はもう一つ使命感を抱いた事例や人物の存在がある。
 本文中に多く記したが、愛国党一筋三十年の活動歴を誇り、党書記長として活躍されてきた筆保泰禎先輩同志のことを世に知らせたいと思ったことがその切っ掛けだった。
 筆保同志は目立って表に出ることを好まない、どちらかというと裏方に徹する性格だったため、活動家としても実績が正しく伝えられているとは思えない。
 彼が今回の僕のように本を出そうと思えば、申し出を受け入れてくれる出版社は数多あったことだろう。 僕が彼との会話の中で、その経験の豊富さ、貴重な体験をいくつも聞き、また運動のノウハウをいくつも教わった。 その当時から出版することを望んでいたが、かなわずして彼はこの世を去った。
 僕には金がないし知名度もない。 そこで新右翼のある人物に手紙を書き、頭を下げて筆保同志の功績について書いてもらえないものか依頼したことがあった。 その人物はかつて出した著書の中で筆保同志のことを書いていたし、尊敬しているとも言っていただけに実現は可能と期待していたが無念にもその願いは叶わなかった。
 実はそれを切に望んだのにはわけがある。
 本文中にも記したが、愛国党は赤尾敏総裁逝去後二つに分裂した。
 こうした結末はどこにでもあることだし必然だったと割り切ることができたが、問題はその後だった。
 その後筆保同志の活動グループの中で、特に同志が病に倒れられた後、これは看過できないと判断せざるを得ないトラブル(再対立)が起き、彼と共に東京で活動しているわけでもない僕が、一方の代理的立場に立つことになったのである。
 もしも筆保同志がお元気で主張する場が与えられているのならアクションを起こす考えなど浮かばなかったであろうが、諸々の事情から僕はそれを伝える義務を感じざるを得なくなったのである。
 ところが結論からいえば、その内容詳細についてはこの本には一切書かれていない(掲載されていない)。
理由は「名誉棄損にあたる可能性がある」ということで出版社から却下されたのである。
 僕はそれでも構わない、それが目的なのだからそれを除いたら出版の意味がなくなる、受けて立つと主張したが、出版社にも迷惑がかかる(被告の対象になる)こと、他者を犠牲にすることはできないとの判断からやむなく折れることにしたのである。
 出版社は自らの保身で僕の希望にこたえられなかったことを詫びたがこれも仕方がないこと。 諦めることとなったが、しかし本来僕が書きたかったこと(書きながらボツにされた部分)は年老いた彼のご両親が言いたかったことであるはず、それを公にできない悔しさに慙愧の念が生じた。
 今は同志も、同志のご両親も、問題の当事者もこの世を去り、ある意味で平穏な空間が野原の草のごとく広まって定常化し、静かに風にたなびいているのだからこれでいいのかもしれない……

 僕は筆保泰禎という人物は、師の赤尾敏同様、昭和に残る代表的な国粋主義活動家だったと思っている。
 その人物の貴重な手紙や資料が死後十数年経った今も僕の書庫に眠っている。
 これがもう世に出ることはないのかと思うと悲しくもなるが、これも世の流れだと捉えれば穏やかな気持ちで過ごしていけるかもしれない。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月18日に日本でレビュー済み
大日本愛国党総裁、故・赤尾敏の側近小松憲一さんが半生を執筆した自主出版の本である。是非一読を。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート