一応、家斉が史上最強の将軍であるという持論の本ではあるが、
内容はほぼ江戸時代の諸々の話題である。
当時の暮らしや出来事、徳川幕府の政策などについて書かれている。
基本的に挿話が中心で、著者独自の推察が所々混じっている。
伊達重村が路銀に困った話や、十返舎一九が江戸に下る話などが次々に語られる。
徳川家斉については、将軍になる経緯や子の処遇についての話がちらほらある程度で、
一代記の類では全くなく、むしろ田沼意次の方が目立っているくらいである。
歴史好きなら面白く読めるだろうが、
家斉を深く知る目的で読むことは薦められない。

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徳川十一代家斉の真実: 史上最強の征夷大将軍 単行本 – 2009/9/1
小泉 俊一郎
(著)
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社ルックナウ(グラフGP)
- 発売日2009/9/1
- ISBN-104766212800
- ISBN-13978-4766212808
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登録情報
- 出版社 : ルックナウ(グラフGP) (2009/9/1)
- 発売日 : 2009/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4766212800
- ISBN-13 : 978-4766212808
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,409,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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