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平等院王朝の美: 国宝鳳凰堂の仏後壁 (別冊太陽) ムック – 2009/1/1
- 本の長さ127ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2009/1/1
- ISBN-104582945198
- ISBN-13978-4582945195
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2009/1/1)
- 発売日 : 2009/1/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 127ページ
- ISBN-10 : 4582945198
- ISBN-13 : 978-4582945195
- Amazon 売れ筋ランキング: - 730,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在1/75平等院鳳凰堂を作成中、実際の形状と比較資料と内部のインテリの制作を行いたいと購入したのですが、思ったよりも写真が少なく残念です。内壁の壁画等写真がもっと欲しいところです。
2010年5月22日に日本でレビュー済み
別冊太陽の編集方針に感心している読者の一人です。出版社としての矜持が感じられ、丁寧で質の高い出版を続けていく姿勢に共感しています。
本書も同様で、『平等院王朝の美』というタイトルですが、前半の83ページまでは「国宝鳳凰堂の仏後壁」についてあらゆる観点から検証し、その真の姿を写真で提示し、詳細な説明を施しています。平安美術や仏画に関心のある読者が多いとは思われませんし、平等院の観光客もそこまで関心を持って拝観しているわけではないでしょうが、学術的にも価値のある貴重な王朝壁画です。ご本尊の阿弥陀如来が移動した時にのみ目にできる仏後壁でもありますので、今回の出版の貴重さもそれで伺えると思います。
研究者や有識者の文や写真も豊富に掲載してあり、内容も多岐に渡り簡単に解説するのは難しいですが、藤原道長・頼通の求めた極楽浄土という姿を知るのには最適の仏画でしょう。平安の絵師は絵仏師ではないという説も披露してありました。西方浄土が標準なのに、鳳凰堂の仏後壁が北にあるのはなぜか、という疑問も書かれています。顔料や色の本質に迫る調査の詳細も披露してありますので、このような事柄に関心のある向きには堪らないような深い内容だったと思います。
後半のページでは、仏師・定朝の代表作の阿弥陀如来坐像や平等院について、村井康彦氏ほかの貴重な論考が掲載してありました。豊富な写真も載っていますので、その魅力に迫れます。
つい先日、平等院の阿弥陀堂に入ってきて実際拝ませていただいたばかりですので、より関心を持って読了しました。平等院の拝観の前にこれだけの予備知識があれば深いご対面が果たせると思います。ミュージアムの「鳳翔館」には復元図が掲げてありました。
本書も同様で、『平等院王朝の美』というタイトルですが、前半の83ページまでは「国宝鳳凰堂の仏後壁」についてあらゆる観点から検証し、その真の姿を写真で提示し、詳細な説明を施しています。平安美術や仏画に関心のある読者が多いとは思われませんし、平等院の観光客もそこまで関心を持って拝観しているわけではないでしょうが、学術的にも価値のある貴重な王朝壁画です。ご本尊の阿弥陀如来が移動した時にのみ目にできる仏後壁でもありますので、今回の出版の貴重さもそれで伺えると思います。
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後半のページでは、仏師・定朝の代表作の阿弥陀如来坐像や平等院について、村井康彦氏ほかの貴重な論考が掲載してありました。豊富な写真も載っていますので、その魅力に迫れます。
つい先日、平等院の阿弥陀堂に入ってきて実際拝ませていただいたばかりですので、より関心を持って読了しました。平等院の拝観の前にこれだけの予備知識があれば深いご対面が果たせると思います。ミュージアムの「鳳翔館」には復元図が掲げてありました。