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巨大投資銀行 (下) (ルビ:バルジブラケット) 単行本 – 2005/11/11

4.4 5つ星のうち4.4 428個の評価

旧態依然とした日本の都市銀行を飛び出し、ウォール街の巨大投資銀行モルガン・スペンサーに転職した桂木英一。外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上っていく。やがて、その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合い、桂木は外資で培った手腕を邦銀再生のために捧げようと決意する…。
日米企業間で繰り広げられる巨大買収劇の裏側、伝説のトレーダー・竜神宗一が仕掛ける巧妙な裁定取引(アービトラージ)、ソロモンvs野村證券の息を呑む攻防戦……ヴェールに包まれた米系投資銀行の内幕を圧倒的なリアリティで描き切った金字塔。
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商品の説明

メディア掲載レビューほか

巨大投資銀行(下)
米投資銀行とは何か。巨額の利益を吸い上げる“金融工場”の舞台裏では何が起きているのか――。バブル経済崩壊から今日に至るまでに、米・日金融戦争の最前線で繰り広げられた攻防を描いた経済小説。国際金融マンから作家に転身したという著者ならではの取材力で、ストーリーには実在する組織や史実が巧みに織り込まれている。

主人公は、米投資銀行での出世競争を勝ち抜きながらも、ついには祖国に戻り邦銀再生に立つ桂木英一。竜神宗一は、裁定取引(アービトラージ)で巨額の利ざやを稼ぐ伝説のディーラーだ。史実と重なる企業買収劇や経済事件の顛末はもちろん、事実報道のみではうかがい知れないであろう、当事者たちの心の内をも描き出していく。


(日経ビジネス 2006/02/20 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

著者について

黒木亮(くろき・りょう)
1957年北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士。都市銀行、証券会社(ロンドン投資銀行部)、総合商社英国現法プロジェクト金融部長を経て作家に。2000年、国際協調融資を描いた「トップ・レフト」で、鮮烈なデビューを果たす。国際金融の舞台で活躍した経験を生かした新しい小説の書き手として注目を集めている。他の著書に「青い蜃気楼 小説エンロン」「アジアの隼」「シルクロードの滑走路」がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2005/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 372ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 447893066X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478930663
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 428個の評価

著者について

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黒木 亮
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1957年、北海道生まれ。

早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。

銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、貿易金融、航空機ファイナンスなどを手がける。

2000年、『トップ・レフト』でデビュー。主な作品に『巨大投資銀行』、『排出権商人』、『エネルギー』など。大学時代は競走部に所属し、箱根駅伝に2度出場、20kmで道路北海道記録を塗り替えた。ランナーとしての半生は自伝的長編『冬の喝采』にほぼノンフィクションで綴られている。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
428グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月30日に日本でレビュー済み
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著作の上下巻から、主人公の日常行動を通して米国の投資銀行の戦略と業務実態が理解できました。俯瞰的に作戦を立案し、瞬時に実行後、結果を怜悧に分析評価することは、従来の日本の金融機関とは一線を画しているように感じました。2000年代までの金融界の状況、経営者の思考過程や日常行動が良く分かりました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年9月29日に日本でレビュー済み
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主人公と同年代なので、作品の時代背景や当時の出来事を思い出しながら、作品に没入できました。自分でも投資をしているので、作中に精緻に描かれている様々な投資商品やトレーディング手法は、下手な投資解説本より遥かに詳しく、分かりやすく、大変勉強になりました。
その反面、現実の出来事が多数あり過ぎて、ノンフィクション作品と見まがうことも多々ありました。
また、巨大投資銀行には様々なバンカーが、それぞれの人格・知識・経験を背景とした手法で日々奮闘しているということを描き出す趣旨は理解できるものの、桂木・竜神・藤崎の3人を1つの作品の中に押し込めたのはもったいない気がしました。この3人を別個の3つの作品の主人公として、彼らの人生を描いた3作品を読んでみたいなと思いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月1日に日本でレビュー済み
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日本の銀行がいかに退嬰的であったかを否応無しに迫ってくる。毟り取られながら学んだはずが、いま巨大証券が、3000億円を失っている。死んでも治らない。
2020年4月18日に日本でレビュー済み
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平成の日本の金融再編が良くも悪くもしっかりと描かれている。

上巻に比べると現実的なストーリーでエンタメ要素は少ないが、これほど詳細に金融の歴史を短時間で読める本はあまりない。

金融に無頓着だったがこの本をキッカケに色々とネットで検索するようになった。

ありがとう。
2022年8月23日に日本でレビュー済み
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NHKスペシャル 東京ブラックホールⅢ 1989-1990
魅惑と罪のバブルの宮殿
(2022年5月1日放送 5月3日再放送)
という番組の、当時の元野村投信トレーダーと、
元モルガン・スタンレー証券日本支社長のインタビューの詳細内容が
本書を読んでリアルに伝わってきた。
日本の証券会社の知らなかったアービトラージ(裁定取引)で
アメリカの投資銀行は、日本の大暴落を機に利益をさらっていったのだ。
本書は解説にある通り、雄大なスケールと迫真のリアイティがあるという。
1980年代から2000年初期までに実際にあった
日米投資業界のノンフィクションとフィクションが融合しているのだ。
今の長引く日本のデフレの前のバブルに何があったのかを知りたければ
本書をお読みになることをおすすめしたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月12日に日本でレビュー済み
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上をprimeで読んで、すぐ下を購入。もともと経済小説は好きですが、本格的で引き込まれるように読んでしまった。バブル期弾けた後の時期が設定されているので、今の情勢とは異なりますが、日本の金融は、いまでも大差ないようなきがする。この本で外資に行きたいと思う若者が増えるかも!
2022年11月20日に日本でレビュー済み
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ひと昔前の日本経済を垣間見える作品。こんな時代もあったのだなと思いながら読みました。