シリーズ完結編
泣きました
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天使の柩 単行本 – 2013/11/5
村山 由佳
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「世の中がどんなにきみを責めても、きみの味方をするよ」14歳の少女・茉莉(まり)が出会った20歳年上の画家――その人の名は、歩太(あゆた)。望まれない子どもとして育ち、家にも学校にも居場所がないまま、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人・春妃(はるひ)を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。公園で襲われていた猫を助けようとして偶然出会った二人は、少しずつ距離を近づけていく。歩太、そして彼の友人の夏姫(なつき)や慎一との出会いに、初めて心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ――。『天使の卵』から20年、『天使の梯子(はしご)』から10年。いま贈る、終わりにして始まりの物語。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2013/11/5
- ISBN-10408771537X
- ISBN-13978-4087715378
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2013/11/5)
- 発売日 : 2013/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 408771537X
- ISBN-13 : 978-4087715378
- Amazon 売れ筋ランキング: - 765,555位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,514位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天使の卵シリーズの完結編ともあって、やはり泣けました。
天使シリーズはだいたい感動だったり、悲しかったりして涙なしでは読めないのですがこれも同様。
ただ残念なのは最近の作風なのか、悪い意味の男女間のどろどろが出てくるのが微妙でした。
いわゆるチンピラの美人局っていうんですかね、陳腐でした。
なんでこの話にこれが必要なのかまったくわかりませんでした。
それさえ抜けば天使シリーズのイメージそのままで、切ないけど感動するお話なんです。
やっと歩太が前を向けた、ある意味春妃の本当のお葬式だと思いました。
くすぶっていた気持ちが茉莉によって昇華されたような気持ちになりました。
これからの茉莉と歩太が幸せでありますように。
天使シリーズはだいたい感動だったり、悲しかったりして涙なしでは読めないのですがこれも同様。
ただ残念なのは最近の作風なのか、悪い意味の男女間のどろどろが出てくるのが微妙でした。
いわゆるチンピラの美人局っていうんですかね、陳腐でした。
なんでこの話にこれが必要なのかまったくわかりませんでした。
それさえ抜けば天使シリーズのイメージそのままで、切ないけど感動するお話なんです。
やっと歩太が前を向けた、ある意味春妃の本当のお葬式だと思いました。
くすぶっていた気持ちが茉莉によって昇華されたような気持ちになりました。
これからの茉莉と歩太が幸せでありますように。
2019年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容そのものはとても良かったです。でも何故題名が「天使の柩」かは不可可でした。
2020年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天使の卵から柩まで一気に読んでしまいました。どうしても、某少女漫画のストーリーが思い浮かぶのは、なぜだろう??年の差、画家・・・。
2018年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『天使の卵』から、早さ、20年の完結編。創作活動の息の長さ、これを支えるエネルギーに驚き、かつ、感動しました。20年前と言えば、まだ、「もみじ」さんが誕生する前ですよ⁉
2013年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は、この天使のシリーズでは、梯子のほうが好きだったのですが、今回も面白かったです。今回は、天使の梯子の後の歩太にスポットライトが当たります。本のレビューは難しいですね。ネタバレも良くないので…。僕としては、最初は、まさに天使の卵シリーズ…。村山由佳さんは、年々、厳しいというのか、激しい内容になっていく気がするのですが、読み始めて最初は、この後、どう展開するのか怖くて…。きっと、天使の卵、天使の梯子を読んだ方は、気に入ると思います。★4つにしたのは、あまりにも小説3/4までが、はらはらドキドキで読んでいて苦しかったため…
2016年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
希望をもたらすエンドで、天使の卵の終結とは対照的です。作家本人の円熟を示すものであることを祈ります。
2013年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲しみに堪えている人、悲しみと共に生きている人を守りたい。
悲しみに堪えてきたから、悲しみと共に生きているからこそ、
心の底から、そう思います。
ちょっとわかりにくいですか?
でも、「天使の卵」、「天使の梯子」から付き合っている読者には
解ってもらえると思います。
実のところ、ラストでは年甲斐もなく少し涙が出ました。
悲しみに堪えてきたから、悲しみと共に生きているからこそ、
心の底から、そう思います。
ちょっとわかりにくいですか?
でも、「天使の卵」、「天使の梯子」から付き合っている読者には
解ってもらえると思います。
実のところ、ラストでは年甲斐もなく少し涙が出ました。