明治以降の日本のスポーツと競技場とに関する、
ジャーナリスト（専門はサッカー）の観点から書かれた通史ですが、
ただ単に、新聞や雑誌から集めてきた史実を並べているのではなく、
当時の政治・国際・社会情勢などを絡めながら、その環境の中、
スポーツ界はどういう歩みをしてきたか、よく分かりました。
特に、
スポーツを巡る文部省、内務省（厚生局）、東京の有力大学、実業団・・・それぞれの思惑の交錯とか、
日中関係（戦前）悪化の影響とかが、
日本のスポーツの発展にどう影響を及ぼしてきたか、等
非常に興味をそそる内容が多々ありました。
さて、
ラグビーＷ杯・東京五輪に向けリニューアルする国立競技場、
８万人収容の計画ですが、それら大イベントの後、
どういう使い方をするのでしょうか。
そのまま多目的競技場で良いのか、フットボール向けに改築するのか。
サッカーでしたら、何万人も入る施設が埼玉と横浜に既にあり、
思い切って第二神宮野球場にしてはどうか、という作者の案、
個人的に賛成です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
