全71ページと短いブックレットですが、昨今のキラキラネーム(愛羅=あいら、光宙=ピカチュウといった読みにくい名前)が何故
爆発的に広がっているのかというのを分かりやすく説明された一冊に仕上がっています。
背景として、現代の「個性尊重の時代」や80年代から顕在化された「消費社会」などの時代から
見ていく子どもに付ける名前には、こうした消費社会からの差別化と完璧な名前を付けたがる
「完ぺきな名前症候群」があるといいます。
名前と時代の関連性とは?名前から見る、親が子どもに期待するものとは?
といったものにもテーマにあり非常に参考になりました。

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名づけの世相史 「個性的な名前」をフィールドワーク (文化人類学ブックレット4) (京都文教大学文化人類学ブックレット No. 4) 単行本(ソフトカバー) – 2009/10/20
小林 康正
(著)
少子化とはいえ、毎年百万人以上生まれる赤ん坊。近年、珍しい名、難読名が急増している現象を、民俗学の手法で分析。個性とは、家族とは、そして現代社会とは、を問い直す。
- 本の長さ72ページ
- 言語日本語
- 出版社風響社
- 発売日2009/10/20
- ISBN-104894897644
- ISBN-13978-4894897649
商品の説明
著者について
京都文教大学文化人類学科 教授
著書『課題としての民俗芸能研究』(共著1993年、ひつじ書房)、『身体の構築学:社会的学習過程としての身体技法』(共著1995年、ひつじ書房)、論文「「家」をつくる:「姓名学」・「乃木家再興問題」・「居所指定権」における姓名の近代」京都文教大学人間学研究所『人間学研究』第5集(2005年)、「姓名学の誕生:大衆新聞の登場と読むことの想像力を中心に」『京都文教大学人間学部研究報告』第10集(2008年)。
著書『課題としての民俗芸能研究』(共著1993年、ひつじ書房)、『身体の構築学:社会的学習過程としての身体技法』(共著1995年、ひつじ書房)、論文「「家」をつくる:「姓名学」・「乃木家再興問題」・「居所指定権」における姓名の近代」京都文教大学人間学研究所『人間学研究』第5集(2005年)、「姓名学の誕生:大衆新聞の登場と読むことの想像力を中心に」『京都文教大学人間学部研究報告』第10集(2008年)。
登録情報
- 出版社 : 風響社; 初版 (2009/10/20)
- 発売日 : 2009/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 72ページ
- ISBN-10 : 4894897644
- ISBN-13 : 978-4894897649
- Amazon 売れ筋ランキング: - 300,446位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,935位占い (本)
- カスタマーレビュー:
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