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吉備の弥生時代 単行本(ソフトカバー) – 2016/3/1

4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

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列島最大の楯築弥生墳丘墓や各地に点在する弥生集落、独特な精神世界や対外交流、ムラの展開などを、豊富なカラー写真と共に分かりやすく紹介。 多面的な研究成果を基にした古代吉備の入門書。吉備の弥生世界がこの1冊で分かる!
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出版社からのコメント

吉備の弥生世界がこの1冊で分かる! 列島最大の楯築弥生墳丘墓や各地に点在する弥生集落、独特な精神世界や対外交流、ムラの展開などを、豊富なカラー写真と共に分かりやすく紹介。多面的な研究成果を基にした古代吉備の入門書。

著者について

岡山大学構内の埋蔵文化財保護を目的に、1983年に埋蔵文化財調査室として発足。1987年に埋蔵文化財調査研究センターへ。構内遺跡(津島地区:津島岡大遺跡、鹿田地区:鹿田遺跡、三朝地区:福呂遺跡)の発掘調査を行い、調査成果を発掘調査報告書として刊行している。これまでに津島岡大遺跡では36次、鹿田遺跡では26次におよぶ発掘調査を実施。現在、調査研究員5名、他7名のスタッフで業務にあたっている。発掘調査で得られた資料を基に、農学・地質学・環境学などの他分野とも連携し、自然環境の中で培われた人類の歴史を研究する。発掘調査報告書、紀要、センター報や、毎年開催しているキャンパス発掘成果展などによって、その調査研究成果を広く発信している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 吉備人出版; 第1版 (2016/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 136ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4860694554
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4860694555
  • 寸法 ‏ : ‎ 25.7 x 18.2 x 1 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
11グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年8月17日に日本でレビュー済み
待望の岡大埋文センターの本が出た。岡大は、岡山県の最も代表的な弥生遺跡である楯築の遺物が展示されている所だ。ここの解説本がないと、楯築遺跡を知るためには専門書を紐解くとしても、その周辺のことを考えるには、様々な本に当たらなくてはならない。

2014年の岡山シティミュージアム会場の「弥生時代を語る」特別展示を二年後にまとめた本らしい。図録ではなく、展示会をまとめてくれたおかげで、とても興味深い本が出来上がった。第一部は、その展示図録のようになっているが、面白かったのは、第ニ部で記念シンポをそのまま記録していて、内容的にも面白かったことと、第三部において、研究者のミニ論文が興味深かったことである。

不覚にも初めて知ったのであるが、弥生時代前期と後期後半の岡山平野南部の地形変化の図(11p)を見てビックリ。いわゆる楯築遺跡周りの土地は、この間に河川の土砂によって作られていたのである。上東遺跡は、小島に陸が繋がった小さな半島の趣だった。

鹿田遺跡の様子は初めて知った。現在の岡大歯学部が上に建っているので、岡大だけが発掘しているようだ。

また、「吉備のマツリとシンボル」として、「分銅型土製品」「黥面」「龍」が取り上げられている。

「人」のイメージは、縄文文化の流れをくみつつも豊穣の祈りの中でリニューアルされ、社会動向に対応するかのように変化しました。また粘土で造形した小さな人形も、この頃の吉備のムラを特徴づける資料です。弥生時代後期後半には、入れ墨を施す人面文様が瀬戸内海沿いに西方から岡山平野にもたらされました。中国大陸由来の龍の形象は、ムラの中では雨をもたらす水神として、壺や器台に描かれました。(28p)
 
黥面や分銅型土製品の顔の表現から、「頭部重視の思想」について注目しているが、それ以上は深められていない。また、天瀬遺跡から出土した海から飛び出したばかりのような龍の線刻が描かれた土器は初めて見た。これは「水神」として非常に説得力があった。また、龍の抽象的な線刻が描かれた土器の津島岡大遺跡と百間川原尾島遺跡のそれは、兄弟土器といってもいいものだと写真を見て初めて思った。
 
楯築弥生墳丘墓の詳しい説明がある。その中で埋葬儀礼の復元図は初めて見た気がする(48p)。円礫すい(円礫の集積)をあんな風に盛っていたのか。大型孤帯石はその上にあったのか(おそらく想像)。勘違いしていたのは破砕された小型孤帯石は墳丘に混じっていたと思っていたが、円礫すいに混じっていたのである。それと、あまり注目してこなかったが、円礫すいに他にも混じっていた玉形、人形土製品。特に人形の正体はちょっと大きな謎である。今回鮮明な写真が載っていて、俄然興味湧いた。シンポの中で、「楯築の埋葬者は、リーダーというよりも東アジアまで展望するネットワークのブローカーだったのではないか」と言われていた。大きく頷くところである。

ミニ論文では、島崎東氏の「吉備の手焙形土器」が興味深い。謎の土器だったのだが、島崎氏は「中に炭を入れ、熾火による熱を用いたなんらかの行為、例えば、小形で特殊な細工物などの加工道具としての可能性」(95p)と、踏み込んで言及した。記憶したい。

また、松木武彦氏の「楯築弥生墳丘墓と二世紀の吉備地域」では、楯築築造時期を、今までの二世紀後半(180年ごろ)から「遅くとも二世紀の中ごろまで」に引き上げるべきだと提案している。ということは、140ー150年ころと思った方がいいのか?また、楯築と同時の弥生墳丘墓に出雲の西谷三号だけでなく、因幡の西桂見、越の小羽山30号(福井市)を揚げ、その関連性を述べているのは新鮮だった。楯築・西谷・小羽山は鉄剣一振りと玉という同じ品目のセット、楯築と西谷は木槨・木棺・特殊器台という類似性がある、という。「ある種の申し合わせ」があり、楯築は吉備の一人歩きではなかったのではないかということを言っている。特に木槨などは楽浪郡の影響を考えるべきだろうという(126p)。

わかりやすくて、いい本だった。
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