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儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ (集英社新書) 新書 – 2014/10/17
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購入オプションとあわせ買い
農業+小規模発電=エネルギー兼業農家。
これが本当の地方創生!
さらに、食料自給率向上、荒廃地解消、脱原発も
「儲からない産業」と言われる農業。そこに追い討ちをかけるTPP。これに対抗するためには大規模集約化するしかないと思われているが、実は、小規模の兼業農家こそ生き残る可能性が高い。そう断言するのは、経済学者・金子勝と、食と農の政策アナリスト・武本俊彦。それぞれの専門を活かして、「儲かる産業」としての農業のあり方を提言する。そのカギとなるのは、農家が小規模の発電所を経営するエネルギー兼業というウルトラCである。すでに試みられつつある各地の事例を挙げながら、食料自給率の低下や地方の荒廃まで一気に解決する道筋を探る。
農業関係者だけでなく、食やエネルギー問題に関心のあるすべての人に贈る必読の書!
[著者情報]
金子 勝(かねこ まさる)
一九五二年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度経済学、地方財政論。おもな著書は『新・反グローバリズム』『「脱原発」成長論』など。
武本俊彦(たけもと としひこ)
一九五二年生まれ。食と農の政策アナリスト。一九七六年農林省(現農林水産省)入省。著書に『食と農の「崩壊」からの脱出』。
これが本当の地方創生!
さらに、食料自給率向上、荒廃地解消、脱原発も
「儲からない産業」と言われる農業。そこに追い討ちをかけるTPP。これに対抗するためには大規模集約化するしかないと思われているが、実は、小規模の兼業農家こそ生き残る可能性が高い。そう断言するのは、経済学者・金子勝と、食と農の政策アナリスト・武本俊彦。それぞれの専門を活かして、「儲かる産業」としての農業のあり方を提言する。そのカギとなるのは、農家が小規模の発電所を経営するエネルギー兼業というウルトラCである。すでに試みられつつある各地の事例を挙げながら、食料自給率の低下や地方の荒廃まで一気に解決する道筋を探る。
農業関係者だけでなく、食やエネルギー問題に関心のあるすべての人に贈る必読の書!
[著者情報]
金子 勝(かねこ まさる)
一九五二年生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度経済学、地方財政論。おもな著書は『新・反グローバリズム』『「脱原発」成長論』など。
武本俊彦(たけもと としひこ)
一九五二年生まれ。食と農の政策アナリスト。一九七六年農林省(現農林水産省)入省。著書に『食と農の「崩壊」からの脱出』。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2014/10/17
- 寸法10.6 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104087207579
- ISBN-13978-4087207576
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対象商品: 儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ (集英社新書)
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2014/10/17)
- 発売日 : 2014/10/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4087207579
- ISBN-13 : 978-4087207576
- 寸法 : 10.6 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,578位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 720位集英社新書
- - 755位その他の地域の世界経済関連書籍
- - 1,608位経済学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授などを経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度の経済学。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ(ISBN-10: 4480864148)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上手い話には罠があるように、この話にもどこか盲点が・・・。そんなに儲かっているところがあるとは聞かないが。
2014年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨日(11/19)、19:30~21:00。ジュンク堂書店池袋本店で開催された、「儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ 」 金子勝氏、武本俊彦氏のトークセッションに参加してきました。
トークセッション参加者は、60名余で会場はほぼ満席です。
金子勝氏と武本俊彦氏の共著は「日本再生の国家戦略を急げ!」 単行本 – 2010/2/1に続いて2作目です。
今回はあらかた武本俊彦氏が執筆し、それを金子勝氏が加筆訂正したと、金子勝氏が説明。
ただし、「おわりに」は金子勝氏が執筆し武本俊彦氏が加筆訂正したようです。
でも、印税は半々と笑いを取っていました。
とりあえず、本の内容を急いで知りたいという方は、はじめにとおわりにを読も事をお勧めします。
この本には、書かれていない内容ですが、金子勝氏から「よそ者、バカ者、若者」という言葉が紹介されました。
誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題に関する一つの提言であります。本書では
「6次産業化にせよエネルギー兼業にせよ、個別の農家がやるには負担が大きく、地域ぐるみでないとうまくいかない面もあります。その意味では、農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関の役割が大きくなります。」
とあります。
その一つのモデルとして、「よそ者」がその地域にインパクトを与え、そのインパクトに対して、その地域の良い意味での「バカ者」が呼応し、その地域の「若者」が動き始めれば、改革が進んでいくとの説明でした。
農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関が良い意味での「バカ者」なることが期待されていますが、果たして良い意味での「バカ者」になれるのか疑問の残るところでもあります。
さて、安倍首相が21日の衆院解散を表明したことを受け国会では19日、法案の駆け込み成立が相次いでいます。
安倍政権が来春の統一地方選に向けた目玉法案と位置づける地方創生関連法案も同日の参院地方創生特別委員会で可決、21日の参院本会議で成立する見通しです。
その後、同日午後の衆院本会議で衆院が解散されます。
選挙対策として、地方創生関連法案はどうしても解散前に成立したかったようです。
地方創生関連法案の有効性を吟味する上でも、年末増税回避解散選挙前にご一読をお勧めします。
トークセッション参加者は、60名余で会場はほぼ満席です。
金子勝氏と武本俊彦氏の共著は「日本再生の国家戦略を急げ!」 単行本 – 2010/2/1に続いて2作目です。
今回はあらかた武本俊彦氏が執筆し、それを金子勝氏が加筆訂正したと、金子勝氏が説明。
ただし、「おわりに」は金子勝氏が執筆し武本俊彦氏が加筆訂正したようです。
でも、印税は半々と笑いを取っていました。
とりあえず、本の内容を急いで知りたいという方は、はじめにとおわりにを読も事をお勧めします。
この本には、書かれていない内容ですが、金子勝氏から「よそ者、バカ者、若者」という言葉が紹介されました。
誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題に関する一つの提言であります。本書では
「6次産業化にせよエネルギー兼業にせよ、個別の農家がやるには負担が大きく、地域ぐるみでないとうまくいかない面もあります。その意味では、農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関の役割が大きくなります。」
とあります。
その一つのモデルとして、「よそ者」がその地域にインパクトを与え、そのインパクトに対して、その地域の良い意味での「バカ者」が呼応し、その地域の「若者」が動き始めれば、改革が進んでいくとの説明でした。
農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関が良い意味での「バカ者」なることが期待されていますが、果たして良い意味での「バカ者」になれるのか疑問の残るところでもあります。
さて、安倍首相が21日の衆院解散を表明したことを受け国会では19日、法案の駆け込み成立が相次いでいます。
安倍政権が来春の統一地方選に向けた目玉法案と位置づける地方創生関連法案も同日の参院地方創生特別委員会で可決、21日の参院本会議で成立する見通しです。
その後、同日午後の衆院本会議で衆院が解散されます。
選挙対策として、地方創生関連法案はどうしても解散前に成立したかったようです。
地方創生関連法案の有効性を吟味する上でも、年末増税回避解散選挙前にご一読をお勧めします。
2015年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治大学農学部 食料環境政策学科の2015年度(2016年度入学)自己推薦特別入学試験の課題図書です.
書かれていることは,エネルギー産業を取り込んで第6次産業(農業に加工,販売を一緒にする)をオーバーオールに独立させていく,今後の農業政策の一つの方向性を示唆しています.ある面社会人ではそれほど斬新とは言えないかもしれませんが,高校生(恐らく大学生にも有効)には農業以外の社会環境含めて,社会全体がどのように動いているかを理解させる機会を与えます.
例えば,日本の農業(産業)が影響を受ける要因として,
貿易の収支バランス
為替変動
ギリシャの債務超過
国内農業におけるJAの影響力
グローバル化
原発問題(エネルギー供給形態)
インターネットの発達と新産業への応用
農業における現状の課題を多角的に考えさせ,農業政策に関わるヒトが農業政策を立てていく上での基礎を構築するには,参考文献として良書だと思いました.特に,産業として収益を上げることの大切さも力説されているところは企業人にも納得のいくところです!
地方の復興に関わるヒントもあるように感じています.
書かれていることは,エネルギー産業を取り込んで第6次産業(農業に加工,販売を一緒にする)をオーバーオールに独立させていく,今後の農業政策の一つの方向性を示唆しています.ある面社会人ではそれほど斬新とは言えないかもしれませんが,高校生(恐らく大学生にも有効)には農業以外の社会環境含めて,社会全体がどのように動いているかを理解させる機会を与えます.
例えば,日本の農業(産業)が影響を受ける要因として,
貿易の収支バランス
為替変動
ギリシャの債務超過
国内農業におけるJAの影響力
グローバル化
原発問題(エネルギー供給形態)
インターネットの発達と新産業への応用
農業における現状の課題を多角的に考えさせ,農業政策に関わるヒトが農業政策を立てていく上での基礎を構築するには,参考文献として良書だと思いました.特に,産業として収益を上げることの大切さも力説されているところは企業人にも納得のいくところです!
地方の復興に関わるヒントもあるように感じています.
2018年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
問題提起は良いが、解決方法の提案が物足りなかった。このくらいなら、だれでもわかる。
2014年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
専業農家ではなく、兼業農家を目指そう。それも、エネルギー業と兼業する「エネルギー兼業農家」となることで、利益を出そうという主張の本。
工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるようになり、地域コミュニティの活性化にもつながり、農業にも相乗効果が期待できるようになる。
確かに、農業という季節や年により不安定な収入に、エネルギー収入という安定的なベース収入を兼ねることで、ポートフォリオが格段によくなる。
ただし、本書でも以下のように触れているように、誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題がある。
「しかし、6次産業化にせよエネルギー兼業にせよ、個別の農家がやるには負担が大きく、地域ぐるみでないとうまくいかない面もあります。その意味では、農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関の役割が大きくなります。」
個人の農家では限界があるし、効率もよくない。そうなると、ある程度の規模のある農業法人か、個別の農協等が推進していくということになる。
となると、それはもはや農家の兼業を推進するのではなく、農家の集約化、企業化を推進すべきという話になってくる。
本書でも認めているが、ある程度の農地の大規模化、集約化、集積は必要である。
ただし、そもそも日本の国土は狭く、アメリカ並みの大規模化は図りようもないため、中規模へ集約化し、中規模の農地に合った生産方法を取っていく必要がある。
本書の前提として、個人経営の農家ではなく、集約された農家集団として、エネルギーなど農業以外の他産業も手がけるべきではないかといった議論があったほうがよかったように思う。
また、農家の集約化ということであれば、ひとつの方法として、農協の活用も有効だと思う。
近年、JAが何かと叩かれているが、JAにもメリット・デメリットはある。
メリットを生かしつつ、デメリットとなってしまっている部分を削減していくことで、エネルギー兼業農家や、六次産業化を推進するための中心となれるのではないかと思う。
何といっても、農協は、既に複数農家を取りまとめて、地域のハブとなっていることも多い。
新規にゼロからコミュニティを作ることは非常に難しいが、既にあるものを利活用することで、コミュニティの形成が比較的容易にできるケースも多いのではないかと考えている。
農業、食、エネルギー等、日本が抱える様々な問題に興味がある人におすすめの一冊。
工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるようになり、地域コミュニティの活性化にもつながり、農業にも相乗効果が期待できるようになる。
確かに、農業という季節や年により不安定な収入に、エネルギー収入という安定的なベース収入を兼ねることで、ポートフォリオが格段によくなる。
ただし、本書でも以下のように触れているように、誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題がある。
「しかし、6次産業化にせよエネルギー兼業にせよ、個別の農家がやるには負担が大きく、地域ぐるみでないとうまくいかない面もあります。その意味では、農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関の役割が大きくなります。」
個人の農家では限界があるし、効率もよくない。そうなると、ある程度の規模のある農業法人か、個別の農協等が推進していくということになる。
となると、それはもはや農家の兼業を推進するのではなく、農家の集約化、企業化を推進すべきという話になってくる。
本書でも認めているが、ある程度の農地の大規模化、集約化、集積は必要である。
ただし、そもそも日本の国土は狭く、アメリカ並みの大規模化は図りようもないため、中規模へ集約化し、中規模の農地に合った生産方法を取っていく必要がある。
本書の前提として、個人経営の農家ではなく、集約された農家集団として、エネルギーなど農業以外の他産業も手がけるべきではないかといった議論があったほうがよかったように思う。
また、農家の集約化ということであれば、ひとつの方法として、農協の活用も有効だと思う。
近年、JAが何かと叩かれているが、JAにもメリット・デメリットはある。
メリットを生かしつつ、デメリットとなってしまっている部分を削減していくことで、エネルギー兼業農家や、六次産業化を推進するための中心となれるのではないかと思う。
何といっても、農協は、既に複数農家を取りまとめて、地域のハブとなっていることも多い。
新規にゼロからコミュニティを作ることは非常に難しいが、既にあるものを利活用することで、コミュニティの形成が比較的容易にできるケースも多いのではないかと考えている。
農業、食、エネルギー等、日本が抱える様々な問題に興味がある人におすすめの一冊。
2014年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
執筆者お二人には期待したのですが、おわかりになっていないようです。
2014年10月27日に日本でレビュー済み
集団的自衛権容認や秘密保護法の制定、TPP参加による農業・医療などの生活破壊、沖縄辺野古移設反対派への暴力的な弾圧、福島の放射能漏れを隠し続けながらの原発再稼働。手の届かないところでの中央政府による強権的な政治が続いている。政治的に無力感を味わう地方は、経済的に疲弊して人口減にも悩む日々だ。そうした袋小路に見える時代に、地方経済を蘇生させ中央を包囲しようとする「現代革命の展望」を説いているともいえるのが、本書『儲かる農業論』である。異端児=金子勝氏と同窓の元農林官僚の異色の組み合わせが相乗効果をもたらし、原発に代わる再生エネルギーを基盤に据えて、農業の6次産業化をはかろうとする複合的な経済戦略が提示されている。大塚久雄の『共同体の基礎理論』に啓発されて旧農林省に入省したという武本氏と経済学者金子氏によるエネルギー兼業農家の構想は、まるで大塚史学が描いた局地的市場圏を基盤として成長してくる(農工兼営の)中産層による近代化モデルの現代ヴァージョンを彷彿とさせる。暗い話題が多いなかで、この現実のリアルな分析から大胆に構想された農業再生論には、かすかな未来への希望が感じ取れた。
2015年1月13日に日本でレビュー済み
1-3章は延々と農業が利益が出ない大変な仕事だと書いているだけです。本番は4章のみ「儲かる農業論」とありながら、どういう根拠で儲かるのか根拠が書かれていません。
北海道のナンタラ町がどうの・・・といくつか事例らしきものが書いてありますが、これは紹介というレベルにすらなっていません。
有名人だからと言って、ここまで手抜きされた本を出版するとは。
北海道のナンタラ町がどうの・・・といくつか事例らしきものが書いてありますが、これは紹介というレベルにすらなっていません。
有名人だからと言って、ここまで手抜きされた本を出版するとは。