互換機を作るくらいなら買った方が安いです。
Amazonで安く売ってます。
構造の勉強と割り切れるなら作るのもありでしょうが単にソフトの勉強なら遠回りする必要はないと。
私は内容を見て作るのはやめました。
他の方法も多数ネットにありますので。

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作って遊べるArduino互換機 単行本 – 2013/8/21
鈴木 哲哉
(著)
Arduinoは「試作用の技術基盤」(Prototyping Platform)を標榜するマイコンボードです。この直訳が的を射ているとして、 Arduinoにシールドを積み重ねた姿は目指す製作物の試作機にあたります。完成形は Arduinoでうまく動作した回路とソフトウェアを利用し、独自にまとめた製作物です。開発者のひとり Massimo Banziさんがよく例にあげるのは、前衛的な芸術作品、自立走行するロボット、何か面白い電子機器です。 もしみなさんが芸術家なら、完成形は紛れもなく芸術作品です。電子工作の愛好家だと、やや事情が異なります。電子工作の目的は技術的な好奇心を満たすことにあり、Arduinoにシールドを積み重ねた姿が到達点になり得ます。加えて「試作」には一丁ものを作るという意味あいがあります。だとしても、いつか独創的な電子機器を完成させると夢見ることは、その前の段階で Arduinoと過ごす時間を格段に楽しくします。 Arduinoを試作に使い、得られた成果を独自の製作物へ持ち込む工程は、端的にいうと互換機の製作です。同じソフトウェアを走らせるため、外観はどうあれ、同じ回路を作ることになるからです。通常、互換機の製作は本物の Arduinoを買わずにすませる狙いがあるものですが、興味深いことに、その試みは Arduinoが標榜する使いかたと合致します。あわせて、 Arduinoに対する理解と愛情を深めることにつながります。 本書は以上の観点から「互換機」をキーワードに Arduinoを語り、機能の成り立ち、拡張の方法、動かしかたの選択肢などを明らかにします。また、付録のプリント基板で遊べる要素が満載の互換機、 Uncompatino(アンコンパチーノ)を製作していただけます。理屈だけこねて終わることがないよう、応用例の設計や組み立てにも真剣に取り組みました。あれこれやっているうちに、何か面白い電子機器が出来上がる感じです。 電子工作の嬉しい瞬間ベスト 3をあげるとすれば、 3位は新しいマイコンボードを手に入れたとき、 2位は無理だと思われた働きを実現したとき、 1位は製作の過程をともに楽しみ、成功の喜びを分かちあえる仲間ができたときです。本書を通じてみなさんと出会えたことをありがたく思います。この先みなさんが Uncompatinoを作り、いつか無理だと思われた働きを実現するなら、それはボクにとっても嬉しい瞬間です。
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社ソシム
- 発売日2013/8/21
- ISBN-104883378802
- ISBN-13978-4883378807
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登録情報
- 出版社 : ソシム (2013/8/21)
- 発売日 : 2013/8/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 267ページ
- ISBN-10 : 4883378802
- ISBN-13 : 978-4883378807
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,085,004位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,572位ハードウェア・周辺機器 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月9日に日本でレビュー済み
表現・写真の撮り方が今一つ。
テストピンの機能、肝心なポイントがさらりと書いてあったり・・・。
基板について不満を述べて入る方がいるが、それなりの半田付けの技術があればなんとかなるし、「ごはん粒」でICを借り止めするなど目にウロコな考え方もあって面白い。
完全互換機ではないが、3.3Vのレギュレータを追加で載せて、さらにセラロックを水晶に交換(おそらく20pF程度のコンデンサが二個必要)すればさらに高精度になるだろうし、現時点でも秋月電子のRGBフルカラードットマトリクスLEDパネルを動かして遊べている。 あまり複雑なことはチップの能力からできないだろうし。
とにかくある程度ハードの知識・実力がないとボードを作ってブートするのにも苦労するだろう。
本買った当日なのでさらに読み進んでいくとまた地雷踏みそうな不安もあるが、ある程度PICなどをいじったことにある方なら私よりもサクサク楽しめると思う。
テストピンの機能、肝心なポイントがさらりと書いてあったり・・・。
基板について不満を述べて入る方がいるが、それなりの半田付けの技術があればなんとかなるし、「ごはん粒」でICを借り止めするなど目にウロコな考え方もあって面白い。
完全互換機ではないが、3.3Vのレギュレータを追加で載せて、さらにセラロックを水晶に交換(おそらく20pF程度のコンデンサが二個必要)すればさらに高精度になるだろうし、現時点でも秋月電子のRGBフルカラードットマトリクスLEDパネルを動かして遊べている。 あまり複雑なことはチップの能力からできないだろうし。
とにかくある程度ハードの知識・実力がないとボードを作ってブートするのにも苦労するだろう。
本買った当日なのでさらに読み進んでいくとまた地雷踏みそうな不安もあるが、ある程度PICなどをいじったことにある方なら私よりもサクサク楽しめると思う。
2015年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パーツだけ買ってしまったけれど、制作の知識がなかったので、参考に買いました。
2015年11月23日に日本でレビュー済み
AVRマイコンで遊んでいましたが、プラットホームの便利さに惹かれarduinoを始めました。シールドを作って、スケッチを書いて遊んでいましたが、単機能な、スタンドアロンなものを作りたいなと思い購入しました。
付属の基板を完成させると、UNO互換機として使えます。シールドの基盤に汎用ユニバーサル基板が使えるようになるのて便利です。
また、8MHz,3.3Vのarduinoに改良し、スケッチもそのまま使えるようにする方法が 載っていて、スタンドアロン化するときの試作には、なくてはならないでしょう。
センサー、LCD、SDカードなどもスタンドアロンでの使用例があり、これから十分楽しめそうです。
ps. 表面実装部品をつけた時の余分なはんだは、はんだ吸取器(ポンプ)で吸い取るのが便利だと思います。
付属の基板を完成させると、UNO互換機として使えます。シールドの基盤に汎用ユニバーサル基板が使えるようになるのて便利です。
また、8MHz,3.3Vのarduinoに改良し、スケッチもそのまま使えるようにする方法が 載っていて、スタンドアロン化するときの試作には、なくてはならないでしょう。
センサー、LCD、SDカードなどもスタンドアロンでの使用例があり、これから十分楽しめそうです。
ps. 表面実装部品をつけた時の余分なはんだは、はんだ吸取器(ポンプ)で吸い取るのが便利だと思います。
2014年12月12日に日本でレビュー済み
本書は、腕利きの作者による「作例集」である。
『プラス1000円のパーツ代でarduinoが作れる』といううたい文句や綺麗な装丁は、本書の対象が電子工作の入門者であるかのように錯覚させるが、それは不幸な誤解である。そのようなレベルの人は、本書の作例を見て「上級者はこのようなこともやってのける」と感心するにとどめておくべきである。ゆめゆめ「自分にもノートラブルで同じことができる」などと思い上がらないことが重要だ。
本書はまず、arduinoというプラットフォームを充分に吟味した結果から、必要最小限の機能を必要最小限の部品で実装してみせる。これは見事な作品といえる。
次に、自作シールドとそれを制御するソフトウェアの組み合わせを題材に、様々なシステムの試作過程を示す。この過程を追体験できるこれらの章は良質の教材である。
よくある"arduinoボードによる"電子部品の駆動が目的である場合はここで終点であるが、筆者はスタンドアローンな機械を電子工作の最終目標とし、uncompatino+シールドから不要な回路を削った専用機を作成してみせる。
これらの全ての過程で、ハードソフトともに泥臭い失敗と再挑戦の繰り返しが行われていることを感じ取れない読者は、電子工作の経験値が足りていない。完成形しか示されていないため、本書の成果をなぞっても「どうするとマズいのか」はなかなか読み取れない。また、紙面には吟味の過程もほぼ省略されているため、なぜそういう設計に至ったか、どういう制限があるか、ということは自分で考える必要がある。
DIPサイズのはんだ付けキットは問題なく作成できて、さらにオリジナルな回路を作る段階にステップアップしたい人には本書はうってつけである。また上で述べたように、行間を自分で考える力とそのための基本的な知識がある人でないと本書を充分に役立てることはできないかもしれない。(しかしこれは程度の差こそあれ、どのような本にも言えることである。)
ちなみに、自分も表面実装ICのはんだ付けは初めての経験であったが、はんだ吸い取り線を利用する本書の方法で問題なく成功した。市販のキットでよくある「表面実装IC取り付け済み基板」にしてくれれば敷居はぐっと下がっただろう点は確かに残念かもしれないが、自分としては貴重な体験ができたと感じている。
『プラス1000円のパーツ代でarduinoが作れる』といううたい文句や綺麗な装丁は、本書の対象が電子工作の入門者であるかのように錯覚させるが、それは不幸な誤解である。そのようなレベルの人は、本書の作例を見て「上級者はこのようなこともやってのける」と感心するにとどめておくべきである。ゆめゆめ「自分にもノートラブルで同じことができる」などと思い上がらないことが重要だ。
本書はまず、arduinoというプラットフォームを充分に吟味した結果から、必要最小限の機能を必要最小限の部品で実装してみせる。これは見事な作品といえる。
次に、自作シールドとそれを制御するソフトウェアの組み合わせを題材に、様々なシステムの試作過程を示す。この過程を追体験できるこれらの章は良質の教材である。
よくある"arduinoボードによる"電子部品の駆動が目的である場合はここで終点であるが、筆者はスタンドアローンな機械を電子工作の最終目標とし、uncompatino+シールドから不要な回路を削った専用機を作成してみせる。
これらの全ての過程で、ハードソフトともに泥臭い失敗と再挑戦の繰り返しが行われていることを感じ取れない読者は、電子工作の経験値が足りていない。完成形しか示されていないため、本書の成果をなぞっても「どうするとマズいのか」はなかなか読み取れない。また、紙面には吟味の過程もほぼ省略されているため、なぜそういう設計に至ったか、どういう制限があるか、ということは自分で考える必要がある。
DIPサイズのはんだ付けキットは問題なく作成できて、さらにオリジナルな回路を作る段階にステップアップしたい人には本書はうってつけである。また上で述べたように、行間を自分で考える力とそのための基本的な知識がある人でないと本書を充分に役立てることはできないかもしれない。(しかしこれは程度の差こそあれ、どのような本にも言えることである。)
ちなみに、自分も表面実装ICのはんだ付けは初めての経験であったが、はんだ吸い取り線を利用する本書の方法で問題なく成功した。市販のキットでよくある「表面実装IC取り付け済み基板」にしてくれれば敷居はぐっと下がっただろう点は確かに残念かもしれないが、自分としては貴重な体験ができたと感じている。