難しいことは置いておいても、まず使えるようになりたいという
人にオススメの超実践向きの一冊。理解するためには、やはり
プログラムを走らせてみるのが一番。本書はRでのプログラミン
グ例がのっている。1章でRについて、ミニマムを学んだ後に直
ぐに実践です。プログラミングを全くやったことがない人には
飛躍があるでしょうが、何らかの言語をやったことがある人なら
これはかなり良くできた解説書だと感じるでしょう。
本書では、Rによる実践の前に理論的な背景を説明する。この部分が
多少レベルが高めではあるが、概して微積分レベルの数学が分かれば
何とかなるので真面目に取り組めばかなりのステップアップがはかれる。
最尤法については、重要事項がコンパクトに纏められていて数理統計学
の深淵さを覗き見るような感覚を味わえる。

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ブートストラップ入門 (Rで学ぶデータサイエンス 4) 単行本 – 2011/12/21
本書は,ブートストラップ法と呼ばれる統計的推測法の基本的な考え方と使い方を系統的に解説した本邦初の入門書である。ブートストラップ法の魅力の1つは,複雑な理論や数式に基づく解析を,コンピュータを用いた大量の反復計算に置き換えて実行できることにある。本書では,実用上有用な母集団分布が未知の場合のブートストラップ法を中心として解説し,各種の推定量についての精度の推定法や信頼区間の構成法をはじめとして,回帰分析法,モンテカルロ検定・並べ替え検定・ブートストラップ検定などを含む仮説検定法,時系列データへの適用法,効率的リサンプリング法などを紹介している。また,紹介した方法に対応するRのサンプルプログラムやデータ解析例なども示されており,統計学の初学者だけではなく,実務家や大学院生,また研究者にとってもブートストラップ法を理解するのに役立つであろう。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社共立出版
- 発売日2011/12/21
- ISBN-104320110137
- ISBN-13978-4320110137
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登録情報
- 出版社 : 共立出版 (2011/12/21)
- 発売日 : 2011/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4320110137
- ISBN-13 : 978-4320110137
- Amazon 売れ筋ランキング: - 630,800位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2016年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母集団1000サンプル以上が使えた世界から、仕事の制約上10-20サンプルしか使えない世界に……
という人間向けです。
webのABテストみたいに1日待てば1万サンプル手に入る人は帰った帰った。
「ほかに頼れる方法がない」時には、ブートストラップ法は非常に強力な手法です。
ですが、「限られたサンプルを基に無限の母集団を推定しろ」というのは、向く仕事と向かない仕事があります。
向く典型的な例が
・薬品の実験で、サルやウサギ数匹のデータから全母集団を推定する場合(動物数千匹と人間数百人を殺すリスクよりはマシな数値計算が求められる場合)
・地震や政策変更等、ふつう再現しちゃいけない結果を汎用化するしかない場合(再現実験で数百人以上死ぬとわかっている場合)
・宇宙飛行士の帰還後等、実験コストが高すぎる場合(1人1日の実験コストが数十万円とかなる場合)
これくらいでなければ、現代日本ではボランティアの集計等、かなり信頼できるデータソースが多いのです。
調査費低コストで、かつ信頼できる人が多いのは日本の武器です。
ブートストラップ法を使って「身近な人間の推定値を全人類にあてはめる」とかいう人が増えないことを望みます。
という人間向けです。
webのABテストみたいに1日待てば1万サンプル手に入る人は帰った帰った。
「ほかに頼れる方法がない」時には、ブートストラップ法は非常に強力な手法です。
ですが、「限られたサンプルを基に無限の母集団を推定しろ」というのは、向く仕事と向かない仕事があります。
向く典型的な例が
・薬品の実験で、サルやウサギ数匹のデータから全母集団を推定する場合(動物数千匹と人間数百人を殺すリスクよりはマシな数値計算が求められる場合)
・地震や政策変更等、ふつう再現しちゃいけない結果を汎用化するしかない場合(再現実験で数百人以上死ぬとわかっている場合)
・宇宙飛行士の帰還後等、実験コストが高すぎる場合(1人1日の実験コストが数十万円とかなる場合)
これくらいでなければ、現代日本ではボランティアの集計等、かなり信頼できるデータソースが多いのです。
調査費低コストで、かつ信頼できる人が多いのは日本の武器です。
ブートストラップ法を使って「身近な人間の推定値を全人類にあてはめる」とかいう人が増えないことを望みます。
2018年9月11日に日本でレビュー済み
普段はpythonを使っていますが、bootstrap法について詳しい和書が少ないため購入した。bootstrapに関する過去の研究を含め分かりやすくまとまっている。
コードについては基本的には考え方さえ分かればpythonでも容易に実装できるものが多い。
コードについては基本的には考え方さえ分かればpythonでも容易に実装できるものが多い。
2013年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に内容が豊富なので多くの内容を学ぶのによい。このシリーズの本にしては解説は詳しい方かもしれない。
2018年5月11日に日本でレビュー済み
小標本の平均値の比較で、平均の差が比較的あるのに標準偏差が大きいため有意差が出ずに困っているときに役立ちました。webで掲載されている記事やプログラムを参考にすれば解決すると思っていたのですが、手元に教科書を置いておきたいと思い購入しました。理論面もある程度書かれており、R コードも豊富で役立つと思います。ただし、ブートストラップ検定は、プログラム内で症例数を増やすものではありません。そこを忘れないでいただきたいと思います。