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エニアック ― 世界最初のコンピュータ開発秘話 単行本(ソフトカバー) – 2001/8/10
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現代のコンピュータ技術発展の原動力となった汎用電子計算機「ENIAC(エニアック)」。開発者であり、世界初のコンピュータ会社の設立者であるエッカートとモークリーが「ENIAC」を生み出すまでの3年間の開発競争、そしてその功績をめぐる30年にわたる苦闘の物語が、今ここに初めて語られる。
二人が作りあげたのは、床面積1800平方フィート、重量30トンという巨大なコンピュータ。その偉業が達成された後、二人は個人的な悲劇と、専門家としての挫折に次々と見舞われていく……。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社パーソナルメディア
- 発売日2001/8/10
- ISBN-104893621831
- ISBN-13978-4893621832
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出版社より
「ノイマン、お前だけは許せない!」 真の開発者エッカートとモークリーを襲った悲劇の連続。世界最初のコンピュータ開発のすべての名誉を独り占めしたノイマン。二人はその陰ですべてを失っていく。現代を動かすコンピュータの開発の裏にあったのは、 まるで映画のような、渦巻く人間ドラマだった――。
今、明らかにされる世界最初のコンピュータ「エニアック」の誕生秘話
- 一般にジョン・フォン・ノイマンが「コンピュータの父」と呼ばれるが、実は彼は本当の「父」ではない。その栄誉は、世界初のデジタル式汎用電子計算機を設計・製作した二人の男、ジョン・モークリーとプレスパー・エッカートに贈られるべきであろう。
- モークリーとエッカートは、ペンシルヴェニア大学ムーア・スクールで出会い、「汎用電子計算機(コンピュータ)」という画期的な構想を生みだすが、同僚や上司たちからはまったく相手にされなかった。だが時は第二次世界大戦、戦況が悪化する中、ふとしたことからアメリカ陸軍に見出され、 資金援助を受けることになる。二人の率いた開発チームが、技術的なハードルやあらゆるトラブルを克服し、作りあげたのが、床面積1800平方フィート、重量30トン、約18000本の真空管を使用した巨大なコンピュータ「ENIAC(エニアック)」だった。
- 今日では、その全処理能力は小さなピン程度の大きさの集積回路に収まってしまうが、もし、ENIACがなければ、現在に至る技術革新は起こらなかったかもしれない。だが、その偉業が達成された後、開発チームは空中分解し、二人は軍事でも科学でもなく生活にかかわる商業でのコンピュータ活用をめざして世界初のコンピュータ・メーカーを設立する。 華々しい未来が開けているかのようにみえた二人に個人的な悲劇が襲いかかる。そして追い打ちをかけるようにして専門家としての挫折に見舞われていくのだった……。
- モークリーとエッカートが技術的な困難を乗り越えて伝説的なマシン「ENIAC」を生み出すまでの3年間の開発競争と、「世界初の汎用電子コンピュータ」という輝かしい成功の陰に埋もれてしまった二人をめぐる人間ドラマを描く。
商品の説明
商品説明
現在のコンピュータは、メモリにプログラムを常駐させ、データを出し入れしながら動作するものが主流を占め、「ノイマン型コンピュータ」と呼ばれている。周知のこととして「プログラム内蔵型コンピュータ」を開発したのはジョン・フォン・ノイマンということになっているが、本当は彼ではなくエッカートとモークリーによるものであった。本書には、この間違った認識が今日に至っているいきさつが詳細につづられている。
導入部では計算器の開発(パスカル、ライプニッツなど)についてまず説明され、続いて初期のコンピュータの歴史についても解説されている。最初のコンピュータ(汎用電子計算機)であるエニアックが2人の開発者によって開発された3年間と、その功績をめぐる30年間に登場した多くの人々の証言を取り入れ、努めて客観的に著している。著者が判断するのではなく、できるだけ読者が判断できるように材料を提供している。
原書が刊行された後、ネット上の読者書評などで事実誤認の指摘がいくつかあったようだが、訳者は残念ながら著者とその読者に確認が取れなかったのであえて原書のまま記述している。
コンピュータ技術者にはもちろん興味を持って読むことができるが、一方でコンピュータ開発を背景にしたエッカートとモークリーの人間ドラマとしてもおもしろい。技術者以外の人にも広くおすすめしたい1冊である。(大塚佳樹)
メディア掲載レビューほか
一般に「コンピュータの父」と言えば科学者ジョン・フォン・ノイマンと記憶されているだろう。しかし,ノイマンはコンピュータそのものを発明したわけではなかった。本書は世界最初のコンピュータ「ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)」を作り上げた2人の技術者,ジョン・モークリーとプレスパー・エッカートが,さまざまな困難を乗り越えて,実際に巨大プロジェクトを成功に導く課程を描いた物語。
(日経Linux 2001/10/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
エニアック 世界最初のコンピュータ開発秘話
発明の歴史をひもとくと,電球のエジソン,飛行機のライト兄弟のように発明家を特定できるものと,自動車や蒸気機関車のようにほぼ同時に複数の人々が実現したものに分かれる。コンピュータはどちらだろうか。1945年に最初の電子式コンピュータENIACを開発したのはエッカートとモークリーだ。しかし二人の功績は,数学者フォン・ノイマンに奪われてしまった。ノイマンといえばゲーム理論を創設し,自己増殖機械の理論を考案するなど,天才科学者の名をほしいままにした著名人だ。一方の二人は「科学者ではなくエンジニアにすぎなかった」のである。
功績を奪われた格好の二人は,世界最初のコンピュータ専業メーカーを作り商業化を進める。しかし,商業化ではIBMに勝てなかった。IBMは後発だったが,1930年代にすでにコンピュータの研究を開始しており,量産化で先行したからだ。コンピュータ開発の人間ドラマが,この本で読める。
( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2001/11/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
エニアック 世界最初のコンピュータ開発秘話
世界初のコンピュータ「ENIAC」を開発した,プレスパー・エッカート氏とジョン・モークリー氏の開発秘話を描いたノンフィクション。二人の成功談ではなく,「悲話」に焦点を当てた点が本書の真骨頂だ。
「秘話」の一つはENIACの特許。一度は二人のものとなったが,裁判所がこれを無効にしてしまった。「プログラム内蔵型コンピュータ」のアイデアも同様だ。エッカート氏のアイデアだったにもかかわらず,フォン・ノイマン氏の「ノイマン型」の名前だけが世に出てしまった。どちらの「秘話」も,利害の対立する関係者の証言は噛み合わず,“泥沼”の様相を呈する。こうした人間ドラマがあったことは,ほとんど知られておらず,好奇心がそそられる。
(日経コンピュータ 2001/09/10 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
総開発費用48万6804ドル、労働力にしてのべ20万人もの一大開発プロジェクト「ENIAC」を完成させたプロジェクトマネジメントを知ることは、50年を経た現代のITプロジェクトの関係者にとっても、大いに参考になるものと思います。しかしその偉業を達成させたモークリーとエッカートを襲った悲劇とは...。
著者のスコット・マッカートニー氏はウォール・ストリート・ジャーナルの記者で、著作に臓器移植を扱った"Defying the Gods:Inside the New Frontiers of Organ Transplants"(Lisa Drew Books,1994.6)などがあります。また訳者の日暮雅通氏は翻訳学校でも教えているほか、ティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』(ハヤカワ文庫)、ストーク『HAL伝説』(早川書房)、スモーラン&アーウィット『サイバースペース24時』(エムディエヌコーポレーション)など多数の訳書があります。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : パーソナルメディア (2001/8/10)
- 発売日 : 2001/8/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 296ページ
- ISBN-10 : 4893621831
- ISBN-13 : 978-4893621832
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,543位コンピュータ・IT (本)
- - 11,882位科学・テクノロジー (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本を読んでから、私はノイマン型コンピュータという
言葉の使用を止めました。職業がら言及する機会が多いのですが、
その場合は、ストアードプログラム型コンピュータとか
エッカート(&モークリー)型コンピュータと呼ぶことにしました。
ノイマンほどの大学者でも、成果のひとり占めを考えるのだなという
点がもっとも印象に残りました。そうすると無能な学者がそういう
ことだけ考えて生きているのは頷けます。
本の内容があまりにエッカートとモークリー寄りなので、
訳者は影響が心配になったのかもしれません。
わざわざ訳者あとがきで、星野力氏の本を挙げて、
ノイマンの業績が重要だという意見もあると書いてありますが、
星野氏の主張には嘘があります。
プログラム書き換え可能でなくても、データ領域が書き換え可能で
十分に領域が大きければ、チューリングマシンと等価です。
現在のストアードプログラム方式の計算機の真髄を発明したのは
エッカートということで正しい認識だと思います。
あと、電子式にこだわって力学的な機構をENIACから完全に
排除したのも大きな業績です。星野氏はそれは実装の問題で
アーキテクチャの話ではないと切って捨てていますが、実装に影響を
受けないアーキテクチャなんかありません。トンデモレベルの意見です。
電子式にこだわったことが従来の計算機よりも1000倍以上も高速な
計算機を生み、計算機の高速性は世の中に質的な変化をもたらしました。
いくら万能性があっても、遅くて実用にならない計算機なんか
なんの社会変化も生みません。
ノイマンが単名でEDVACの報告書をまとめたことや、
エッカートらから抗議されても、自分が発明したとは言わなくても、
自分が発明していないと言わなかった点は非常に悪質で、
こんな人間とは私は知り合いになりたくありません。
ノイマンが計算機を発明したと誤解している多くの無知な日本の
専門家にぜひ読んでもらいたい本です。
コンピューターの父と言われ、世界最初のコンピューターENIACの開発に
助言を与え、開発を成功に導き、その後、プログラム内臓方式という
ものを考え、コンピュータを発展させてきた歴史上の最重要人物・・
というのが一般的な認識です。
しかし、これらの栄誉が実は全て違う人間のものだったとしたら・・?
モークリーとエッカート、二人のコンピュータに人生をささげ、
ENIACを開発し、様々なアイデアを構築しながらもそれらの栄誉を盗み
取られ、怒りに打ち震えながらも権力に対抗できなかった真の偉人の
悲劇的な人生を描いています。
そういう観点で見ると、本書の帯にある「ノイマン、お前だけは許せない!」などというコピーは余計なもののように感じる。実際このコピーを見て買うのを躊躇いもした。ただ、ENIACという名前に懐かしさを感じる人にとって、やはり懐かしさを感じる社名や人名が出てきて、楽しめる本であることは間違いないと思う。
他の国からのトップレビュー
computers,
Who are those guys, and why don't we automatically think of them when we talk computers is answered in Scott McCartney's fabulous book, ENIAC: The Triumphs and Tragedies of the World's First Computer The author explains how Eckert and Mauchly came up with the hair-brained idea of an electronic computer in the first place; how they painstakingly built both ENIAC and UNIVAC from the ground up, and, then, how the very industry they had created turned viciously against them and drove the two real inventors of the electronic computer out of the public consciousness and into deep oblivion.
Anybody who is fascinated by scientific cut throat will find this story absorbing, informative and even a little frightening. It's a literal road map of what not to do with your revolutionary idea. It should definitely be required reading for all aspiring inventors. I give the book 000001 bits.
My mind is changed about the history of the first computer. After checking the author's facts against what I thought I knew, I discovered that, as Will Rogers said, "It's not what we don't know that gets us in trouble, it's what we do know that 'taint so." McCartney's book is an important work of scholarship, not yet another candy-coated trip down core memory lane.
Bottom line: Eniac is a book worth reading and worth owning. Read it, visit a library and use the excellent bibliography to check the author's conclusions.
The book consists of eight chapters and is only a couple of hundreds of pages and is an easy read. The books follows the lives of Eckert and Mauchly chronologically, starting at their childhood and how they met. Eckert the more engineer focus and Mauchly the more theoretical focus together convince the US defense to fund the project of building ENIAC, the first electronic computer (or so they thought). In a couple of years, they build the ENIAC and it worked and was used for years after that. Eckert and Mauchly set up perhaps the first electronic computer company. They build several computers before being bought by larger companies.
A large part of the book covers the struggle Eckert and Mauchly had over the patent battle for the computer patent, something they eventually lost. And how these great inventors never received enough credit (according to the author) for building one of the first electronic computers.
The book was very easy to read. It is a "journalist book" and not a scientist book. This probably caused the better writing style, but also means that it is sometimes inaccurate or short on technical details. Thats said, there aren't much alternatives books or better studies in the lives of Eckert and Mauchly. If you like history of computing, then this is probably a book you want to read. Recommended, 4 stars.