放射能に侵された?奇形の主人公、またその仲間の描写が面白い。まるで映画「エルトポ」のようだ。
後半そのような驚きがなくなり、プロット的にもつまらなくなって惜しいと思った。

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アインシュタイン交点 (ハヤカワ文庫 SF テ 2-3) 文庫 – 1996/6/1
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日1996/6/1
- ISBN-104150111480
- ISBN-13978-4150111489
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の神話二部作とも呼ばれている代表作の一つ。
荒廃し文明が退行し変な生物が地上を闊歩する様になり、超能力を持った者も時折誕生する様になった地球が舞台。主人公達の生活は中世かそれ以前の感じなのだが、それでも宇宙との交流はまだ続いているらしい。
ストーリーは実は単純なのだが、世界観がまるで見えて来ない事と難解な文体とで読み難く、ディレーニイらしいと云えば云えるか。
荒廃し文明が退行し変な生物が地上を闊歩する様になり、超能力を持った者も時折誕生する様になった地球が舞台。主人公達の生活は中世かそれ以前の感じなのだが、それでも宇宙との交流はまだ続いているらしい。
ストーリーは実は単純なのだが、世界観がまるで見えて来ない事と難解な文体とで読み難く、ディレーニイらしいと云えば云えるか。
2003年6月13日に日本でレビュー済み
ネビュラ賞作品ということで読んでみましたが、
う~ん、、、という印象です。
SFというと理路整然としたお話が多いと思いますが、
その意味では、この作品はSFっぽくなく、
一種の詩のような作品だと思います。
好みが分かれるのも、詩的ということで、
評価は、真ん中をとって、三つにしました。
う~ん、、、という印象です。
SFというと理路整然としたお話が多いと思いますが、
その意味では、この作品はSFっぽくなく、
一種の詩のような作品だと思います。
好みが分かれるのも、詩的ということで、
評価は、真ん中をとって、三つにしました。
2007年3月15日に日本でレビュー済み
ディレイニー版「フィネガンズ・ウェイク」である。
神話譚、オルフェウスもの。
タイトルの正式な意味は、
アインシュタイン曲線とゲーデル曲線の交点である。
石よりゲの方を頭が良いと評価しているのは、
共感出来るが、
不完全性定理を理解してないというか、
連続体仮説とごっちゃになっているのはちょっと白けた。
言葉遊び、暗喩、エピグラフの好きな人向け。
いくらでも深読み出来るが、
表のストーリーは、単なる冒険ファンタジーに見えるのが凄い。
書くのに苦労したと思われる。
神話譚、オルフェウスもの。
タイトルの正式な意味は、
アインシュタイン曲線とゲーデル曲線の交点である。
石よりゲの方を頭が良いと評価しているのは、
共感出来るが、
不完全性定理を理解してないというか、
連続体仮説とごっちゃになっているのはちょっと白けた。
言葉遊び、暗喩、エピグラフの好きな人向け。
いくらでも深読み出来るが、
表のストーリーは、単なる冒険ファンタジーに見えるのが凄い。
書くのに苦労したと思われる。
2004年7月9日に日本でレビュー済み
1回読んだだけでは訳がわからず、2回目でも筋がつかめません。
これほど何が言いたいのかわからない本も珍しい。
翻訳者はどう思っているのか聞いてみたくなりました。
これほど何が言いたいのかわからない本も珍しい。
翻訳者はどう思っているのか聞いてみたくなりました。
2003年7月26日に日本でレビュー済み
欧米文学における古典の引用や言葉遊びは、おそらく高尚な文学知識の披瀝であって、教養の証だ。しかしそれが読者に功を奏す場合とそうでない場合があると思う。あいにく教養を伴わない私にはあまり良い結果は生まなかった。物語の設定は非常に面白いのだが、ストーリーは思わせぶりな中途半端で終わっていて、退屈だった。
本書で評価できるのは数十ページに及ぶ訳者補注である。こちらの方がむしろ面白かった。
なお補注によれば、一読目の感想は皆さん同じようなものらしい。再読を待つ本と言えるようだ。
本書で評価できるのは数十ページに及ぶ訳者補注である。こちらの方がむしろ面白かった。
なお補注によれば、一読目の感想は皆さん同じようなものらしい。再読を待つ本と言えるようだ。
2008年3月9日に日本でレビュー済み
むぅ〜〜。どうしよう。困った。
どう解釈すればいいだろう。再読しないと絶対ムリだ。
ただ、ヴィジュアルが目まぐるしく浮かんでは消えるような描写はすごい。
イマジネーションを掻き立てる。
訳者による翻訳解説と、あとがきがなければ、こんなに困る本はない。
とてつもない未来の原始のお話、という感じかな。
行間から、音楽と色彩が飛び交う。
残酷さも含めて様式美に昇華されちゃってる。
そんな物語、と言っては強引過ぎるか。
再読しないとムリ、わたしは。
評価のしようがないので、星は5つ。ネビュラ賞だし。
どう解釈すればいいだろう。再読しないと絶対ムリだ。
ただ、ヴィジュアルが目まぐるしく浮かんでは消えるような描写はすごい。
イマジネーションを掻き立てる。
訳者による翻訳解説と、あとがきがなければ、こんなに困る本はない。
とてつもない未来の原始のお話、という感じかな。
行間から、音楽と色彩が飛び交う。
残酷さも含めて様式美に昇華されちゃってる。
そんな物語、と言っては強引過ぎるか。
再読しないとムリ、わたしは。
評価のしようがないので、星は5つ。ネビュラ賞だし。
2005年10月14日に日本でレビュー済み
確かに、絶対、再読の必要な作品だ。
それも、5年はあけてから。
風邪をひいてヤケになったので、「ノヴァ」と「バベルー17」と「アインシュタイン交点」を、読んでしまった。
「アインシュタイン交点」が一番感動した。
でも、うまく説明できない。
ぜんぜんストーリーのつかめない話、というわけでもないし、かといって、すごく納得のいくストーリー展開なわけでもない。(それぐらいがいいのよ。)
やたらと散りばめられたものは、教養があるわけでもなしあんまり分からない。
なんとなく美しいと感じられるくらい。
それでも、彼の作品(この3作品だけね、読んだことのあるのは)には、紛れもなく愛がある。
これも、賛否両論、感じ方は人それぞれでしょうですけれども。
たまーに取り出して眺めてはうっとりする、宝物のような存在です、私にとっては。
それも、5年はあけてから。
風邪をひいてヤケになったので、「ノヴァ」と「バベルー17」と「アインシュタイン交点」を、読んでしまった。
「アインシュタイン交点」が一番感動した。
でも、うまく説明できない。
ぜんぜんストーリーのつかめない話、というわけでもないし、かといって、すごく納得のいくストーリー展開なわけでもない。(それぐらいがいいのよ。)
やたらと散りばめられたものは、教養があるわけでもなしあんまり分からない。
なんとなく美しいと感じられるくらい。
それでも、彼の作品(この3作品だけね、読んだことのあるのは)には、紛れもなく愛がある。
これも、賛否両論、感じ方は人それぞれでしょうですけれども。
たまーに取り出して眺めてはうっとりする、宝物のような存在です、私にとっては。