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みだれ髪 (新潮文庫) 文庫 – 1999/12/27
与謝野 晶子
(著)
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1901年8月発刊、この時、晶子22歳。
20世紀を拓いた歌集の全399首。藤島武二の表紙・口絵を添えて。
「その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」
凛然と、誇らかな情熱をもって、命がけの恋心を、今この時の自身の美しさを歌いあげた『みだれ髪』。1901(明治34)年、その運命の人与謝野鉄幹により発刊。大人は眉を顰め、青年は快哉を叫んだ――。
まさに20世紀を拓いた全399首を、清新な「訳と鑑賞」、評伝と共に贈る。
【目次】
みだれ髪
臙脂紫
蓮の花船
白百合
はたち妻
舞姫
春思
訳と鑑賞(抄七十首):松平盟子
評伝『みだれ髪』燦々:松平盟子
解説・年々の愛読書:田辺聖子
略年表
口絵:藤島武二
与謝野晶子(1878-1942)
大阪・堺生れ。旧姓鳳、本名志よう。生家は菓子商で、店をきりもりする後妻の母の背を見つつ、父の蔵書の古典に親しんで成長。22の年、10代から始めた短歌が「明星」に載り、与謝野鉄幹と出遇う。翌1901(明治34)年、彼との恋を大胆に歌った『みだれ髪』を上梓、賛否の嵐を巻き起こす。以後「情熱の歌人」と呼ばれ多くの歌集を刊行、出征中の弟によせた詩「君死にたまふこと勿れ」や初の『源氏物語』現代語訳など、その執筆活動は常に注目を集めた。彼女を彼女たらしめた鉄幹とは、『みだれ髪』発刊直後に結婚、12子をなした。
20世紀を拓いた歌集の全399首。藤島武二の表紙・口絵を添えて。
「その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」
「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」
凛然と、誇らかな情熱をもって、命がけの恋心を、今この時の自身の美しさを歌いあげた『みだれ髪』。1901(明治34)年、その運命の人与謝野鉄幹により発刊。大人は眉を顰め、青年は快哉を叫んだ――。
まさに20世紀を拓いた全399首を、清新な「訳と鑑賞」、評伝と共に贈る。
【目次】
みだれ髪
臙脂紫
蓮の花船
白百合
はたち妻
舞姫
春思
訳と鑑賞(抄七十首):松平盟子
評伝『みだれ髪』燦々:松平盟子
解説・年々の愛読書:田辺聖子
略年表
口絵:藤島武二
与謝野晶子(1878-1942)
大阪・堺生れ。旧姓鳳、本名志よう。生家は菓子商で、店をきりもりする後妻の母の背を見つつ、父の蔵書の古典に親しんで成長。22の年、10代から始めた短歌が「明星」に載り、与謝野鉄幹と出遇う。翌1901(明治34)年、彼との恋を大胆に歌った『みだれ髪』を上梓、賛否の嵐を巻き起こす。以後「情熱の歌人」と呼ばれ多くの歌集を刊行、出征中の弟によせた詩「君死にたまふこと勿れ」や初の『源氏物語』現代語訳など、その執筆活動は常に注目を集めた。彼女を彼女たらしめた鉄幹とは、『みだれ髪』発刊直後に結婚、12子をなした。
- ISBN-104101170215
- ISBN-13978-4101170213
- 出版社新潮社
- 発売日1999/12/27
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ272ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/12/27)
- 発売日 : 1999/12/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4101170215
- ISBN-13 : 978-4101170213
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,708位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 445位戯曲・シナリオ (本)
- - 1,053位詩歌 (本)
- - 4,349位新潮文庫
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー

2 星
本の内容ではなく送り方が…
開封して一目で『あれ?中古品だっけ?』と思い、注文履歴みましたが中古ではないですよね?本の縁のヨレ、破れがあり、購入依頼した妻が落ち込んでしまいました。残念です。この封筒だと中でガサガサいうので、まあこうなるかな…内側がプチプチのタイプか、本自体をビニールラッピング必要だと思います。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
堺の裕福な商家に生まれた、内気な娘は、とりわけ、源氏物語を読み重ねて、源氏物語の世界の中で成長し、生きたようです。今でも、おしゃれなこの歌集は、明治時代にあっては、衝撃をもって迎えられたことでありましょう。復刻版は大切にしまってあります。先ず、同女史の現代語訳源氏物語を読み、いささか、本物の日本語を学んでから,好みの歌を口ずさみながら、一つ、また、一つと, 自分の心に沈殿していくと、素晴らしいでしょう。
2022年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短歌作りを始めたことから、著名歌人の作品を次々読んでいるが、1901年上梓の「みだれ髪」も
手に取ってみた。どちらかというと平明な作風を好む自分には難しい作風だった。良いものという
より、わかる歌を探しながら読んだという感じだ。恋を中心とした内容だが、写生といより、象徴
詩のようであり、感情に言葉(言語表現)が追いついていないとも感じた。俳句と比べ短歌は作者
の個性が出しやすい分、ドラマを作れることも再認識した。もしかしたら、晩年の作の方が解釈が
しやすいのかもしれない。
以下に、惹かれた歌を挙げてみる。
その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
うすものの二尺のたもとすべりおちて蛍ながるる夜風の青き
うながされて汀(みぎは)の闇に車おりぬほの紫の反橋(そりはし)の藤
のろひ歌かきかさねたる反古(ほご)とりて黒き胡蝶をおさへぬるかな
さはいへど君が昨日の恋がたりひだり枕の切なき夜半よ
京はもののつらきところと書きさして見おろしませる加茂の河しろき
淵の水になげし聖書を又もひろひ空仰ぎ泣くわれまどひの子
去年ゆきし姉の名よびて夕ぐれの戸に立つ人をあはれと思ひぬ
四条橋おしろいあつき舞姫のぬかささやかに撲(う)つ夕あられ
さしかざす小傘(をがさ)に紅き揚羽蝶小褄とる手に雪ちりかかる
春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ
湯あがりを御風(みかぜ)めすなのわが上衣(うはぎ)ゑんじむらさき人うつくしき
春の宵をちひさく撞きて鐘を下りぬ二十七段堂のきざはし
歌のあとに「訳と鑑賞」が付いていたため改めて作品をたどることができて良かった。晶子の特徴
として「鮮やかな色彩感や映像感覚~ロマンティシズム」を挙げているが、「みだれ髪」全編それ
に覆われている。「『明星』は個人の自由や個性を重んじ、恋愛至上を文学の価値の上に求めた。
それは明治の家父長制へのアンチテーゼに等しい」などの指摘は、歴史的位置づけを教えてくれる。
さらに、その後に付された評伝に「私が短歌の形式に由つて自分の実感を表現しやうと思ひ立つた
のは、明治三十年頃の『読売新聞』で与謝野の歌を読んで以来の事」との晶子の言葉が引かれて、
「之なら自分にも作られないことは無からうと思はれるやうなものでした」とあることから、鉄幹
が歌のハードルを下げる役割を果たしたことがわかった。「『みだれ髪』は、近代人の自我の解放
と表出を極限まで突き詰め、決定づけた歌集である」とあったが、形式に堕しがちであった和歌を
個人の実感という基本に立ち返らせた功績は大きいと言えるか。
手に取ってみた。どちらかというと平明な作風を好む自分には難しい作風だった。良いものという
より、わかる歌を探しながら読んだという感じだ。恋を中心とした内容だが、写生といより、象徴
詩のようであり、感情に言葉(言語表現)が追いついていないとも感じた。俳句と比べ短歌は作者
の個性が出しやすい分、ドラマを作れることも再認識した。もしかしたら、晩年の作の方が解釈が
しやすいのかもしれない。
以下に、惹かれた歌を挙げてみる。
その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
うすものの二尺のたもとすべりおちて蛍ながるる夜風の青き
うながされて汀(みぎは)の闇に車おりぬほの紫の反橋(そりはし)の藤
のろひ歌かきかさねたる反古(ほご)とりて黒き胡蝶をおさへぬるかな
さはいへど君が昨日の恋がたりひだり枕の切なき夜半よ
京はもののつらきところと書きさして見おろしませる加茂の河しろき
淵の水になげし聖書を又もひろひ空仰ぎ泣くわれまどひの子
去年ゆきし姉の名よびて夕ぐれの戸に立つ人をあはれと思ひぬ
四条橋おしろいあつき舞姫のぬかささやかに撲(う)つ夕あられ
さしかざす小傘(をがさ)に紅き揚羽蝶小褄とる手に雪ちりかかる
春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ
湯あがりを御風(みかぜ)めすなのわが上衣(うはぎ)ゑんじむらさき人うつくしき
春の宵をちひさく撞きて鐘を下りぬ二十七段堂のきざはし
歌のあとに「訳と鑑賞」が付いていたため改めて作品をたどることができて良かった。晶子の特徴
として「鮮やかな色彩感や映像感覚~ロマンティシズム」を挙げているが、「みだれ髪」全編それ
に覆われている。「『明星』は個人の自由や個性を重んじ、恋愛至上を文学の価値の上に求めた。
それは明治の家父長制へのアンチテーゼに等しい」などの指摘は、歴史的位置づけを教えてくれる。
さらに、その後に付された評伝に「私が短歌の形式に由つて自分の実感を表現しやうと思ひ立つた
のは、明治三十年頃の『読売新聞』で与謝野の歌を読んで以来の事」との晶子の言葉が引かれて、
「之なら自分にも作られないことは無からうと思はれるやうなものでした」とあることから、鉄幹
が歌のハードルを下げる役割を果たしたことがわかった。「『みだれ髪』は、近代人の自我の解放
と表出を極限まで突き詰め、決定づけた歌集である」とあったが、形式に堕しがちであった和歌を
個人の実感という基本に立ち返らせた功績は大きいと言えるか。
2022年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治の歌集として、女性の思いを大胆に歌ったものだと感じた。しかし、古文の知識が必要で、私には半分も理解できなかったと思う。
2010年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
与謝野晶子は学生時代からずっと好きだったけれど、「みだれ髪」を通しで一気に読んだのは初めて。
「明治の女」の枠にはまることなく、大胆な恋や官能を詠み、その嫉妬すら歌にする。
そして、自分自身の若さと美しさに対する讃歌。
「その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」
「ゆあみする泉の底の小百合花二十の夏をうつくしと見ゆ」
「むねの清水あふれてつひに濁りけり君も罪の子我も罪の子」
好きな歌を挙げたらきりがないが、晶子ファンならずとも、その世界を感じることができると思う。
藤島武二の挿絵も風情があり、歌と合う。
最後に田辺聖子さんのエッセイもあり、文庫本とは思えない豪華な1冊。
「君と行くノオトル・ダムの塔ばかり薄桃色にのこる夕ぐれ」
パリのノートルダム寺院を、鉄幹と歩く晶子が浮かびました。
自分のパリの思い出も重なり合わせて・・・。
きっと、歳を重ねるたびに感じ方も変わって、新鮮に読める歌集。
「明治の女」の枠にはまることなく、大胆な恋や官能を詠み、その嫉妬すら歌にする。
そして、自分自身の若さと美しさに対する讃歌。
「その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」
「ゆあみする泉の底の小百合花二十の夏をうつくしと見ゆ」
「むねの清水あふれてつひに濁りけり君も罪の子我も罪の子」
好きな歌を挙げたらきりがないが、晶子ファンならずとも、その世界を感じることができると思う。
藤島武二の挿絵も風情があり、歌と合う。
最後に田辺聖子さんのエッセイもあり、文庫本とは思えない豪華な1冊。
「君と行くノオトル・ダムの塔ばかり薄桃色にのこる夕ぐれ」
パリのノートルダム寺院を、鉄幹と歩く晶子が浮かびました。
自分のパリの思い出も重なり合わせて・・・。
きっと、歳を重ねるたびに感じ方も変わって、新鮮に読める歌集。
2023年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文体が古すぎてわからなかった。意訳してあれば、もっと多くの人が読むと思う。
2015年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このbigな名作が¥0で読めること 意外にアッサリ私の端末(Kindle Paperwhite)に配信されたこと こちらが慌てるほどにびっくり致しました さもあらずば今此の有名歌集を見直すことなかったでしょうね 電子書籍の利便凄い時代になりました 文明の厚遇に驚きからも自然な成りゆきですと貪るように一気にこの作品を読みました そして晶子はすごいですネの感嘆ですあらためて 収載のどの作品にも言えることです 考えるより先に情念がそのまま文字になって出ています 赤裸々の性 女うた 女(にょ)しょう 本能発露 感官 超理性 天性… いろいろに晶子世界は文字の断片で表現できましょう それにしても気持ち良い言葉の流れです その閾値に至るまでには大変な量の修学を蓄積し早や自分のものにまとった少女晶子の姿であったのでしょう 啄木にも其のことは言えますね 語彙豊かに装備されたところで弾けるように天才歌が迸り出ます 想えば鉄幹・晶子を頼って盛岡を出奔した啄木でした 啄木に直に伝わったのは鉄幹ではなく晶子の方だったんですネと「みだれ髪」を読んだ今の感慨です 啄木と晶子のやりとりについては最近読んだ本「3・11後の日本のために~啄木と賢治の里で考えたこと~」に詳しく展開されているのを知りました 晶子に啄木を重ねることで啄木作品はよく分かるところ多いですね
2016年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代に憧れた与謝野晶子のみだれ髪 持ち歩けることが出来る時代になりました。ボランティアの皆さんありがとうございました
2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のように理工学部卒の人間は殆ど理解できないものでした。しかしこのような私にも理解できた和歌は、「臙脂紫(なんて読むのかはおろかその意味はまったく理解不能)」と言う章に収められた「その子二十歳櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」と「やわ肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」くらいでした。また、詩二篇に収められた「君死にたまふことなかれ」と言う題の詩に貫かれたその反戦思想はすばらしいものがあると感じました。特にこのような文章があの軍国主義盛んな時代に書かれたと言うことは驚異に値します。そしてその文語調(当たり前のことかもしれませんが)文体のかっこよさにはしびれていおります。早い話が、極ポピュラーなものしか分からなかったと言うことです。それでも、この晶子という女性のすばらしさは、痛いほど伝わってくる詩集です。そして、その人に愛された鉄幹という男は何と幸せな男でしょうか。それにしてもこの鉄幹君の詩集「抜刀隊の詩」と言う詩集に収められたものは、単なる「国粋オヤジ」の詩でしかなく、何でこんな馬鹿な男にこんないいい女が惚れたのか、不思議でなりません。まさに美女と野獣ではないでしょうか。