この本、おもしろいぜ。すごいお薦め。
なかなかレビューが書けなかったけど、中途ながら投下。
〈煽動=プロパガンダ〉ってのは★★自国民★★に対してやるものだってこと。
侵略した国の人間を手懐けるためのプロパガンダもあるけど、そっちはさして恐ろしくない。
ホントに恐いのは自国民を騙そうとするプロパガンダ。
娯楽の顔をして擦り寄ってくる。
例えば、〈戦意高揚〉なんてのはその最たるもので、日本でも軍部や政府が主導してやっていた。しかも〈娯楽〉の顔をしたコンテンツを作ってね。これが巧妙で恐い。戦時の日本のプロパガンダは洗練されててすごいんだぜ。
愛国心を持つように誘導する、しかもさりげなく。今の日本は国民を誘導するプロパガンダは弱いように思うけど、それがいいとも悪いともいえないとこがある。
韓国の魚釣島の政策の例を読んでみるといい。押し付けじゃなく娯楽を通して思想を植えつける。よくできてるわな。
諸外国のプロパガンダ合戦(=サイバー戦争)を読んでいると日本は寝ぼけてて大丈夫なのかな??と思うけどな。
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たのしいプロパガンダ (イースト新書Q) 新書 – 2015/9/10
辻田真佐憲
(著)
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本当に恐ろしい大衆扇動は、
娯楽(エンタメ)の顔をしてやってくる!
戦中につくられた戦意高揚のための勇ましい軍歌や映画は枚挙に暇ない。しかし、最も効果的なプロパガンダは、官製の押しつけではない、大衆がこぞって消費したくなる「娯楽」にこそあった。本書ではそれらを「楽しいプロパガンダ」と位置づけ、大日本帝国、ナチ・ドイツ、ソ連、中国、北朝鮮、イスラム国などの豊富な事例とともに検証する。さらに現代日本における「右傾エンタメ」「政策芸術」にも言及。画期的なプロパガンダ研究。
娯楽(エンタメ)の顔をしてやってくる!
戦中につくられた戦意高揚のための勇ましい軍歌や映画は枚挙に暇ない。しかし、最も効果的なプロパガンダは、官製の押しつけではない、大衆がこぞって消費したくなる「娯楽」にこそあった。本書ではそれらを「楽しいプロパガンダ」と位置づけ、大日本帝国、ナチ・ドイツ、ソ連、中国、北朝鮮、イスラム国などの豊富な事例とともに検証する。さらに現代日本における「右傾エンタメ」「政策芸術」にも言及。画期的なプロパガンダ研究。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2015/9/10
- 寸法10.8 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104781680089
- ISBN-13978-4781680088
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商品の説明
著者について
辻田真佐憲(つじた・まさのり)
1984年、大阪府生まれ。文筆家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科を経て、現在、政治と文化・娯楽の関係を中心に執筆活動をしている。単著に『ふしぎな君が代』『日本の軍歌 国民的音楽の歴史』(以上、幻冬舎新書)、『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』(えにし書房)などがある。
また、監修に『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ! 』(キングレコード)、『みんな輪になれ 軍国音頭の世界』(ぐらもくらぶ)、『日本の軍歌 傑作選』(晋遊舎ムック)などがある。
1984年、大阪府生まれ。文筆家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科を経て、現在、政治と文化・娯楽の関係を中心に執筆活動をしている。単著に『ふしぎな君が代』『日本の軍歌 国民的音楽の歴史』(以上、幻冬舎新書)、『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』(えにし書房)などがある。
また、監修に『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ! 』(キングレコード)、『みんな輪になれ 軍国音頭の世界』(ぐらもくらぶ)、『日本の軍歌 傑作選』(晋遊舎ムック)などがある。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2015/9/10)
- 発売日 : 2015/9/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4781680089
- ISBN-13 : 978-4781680088
- 寸法 : 10.8 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 86,464位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18位イースト新書Q
- - 215位マスメディア (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1984年、大阪府生まれ。作家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。現在、政治と文化芸術の関係を主な執筆テーマとしている。著書に『文部省の研究』(文春新書)、『大本営発表』『ふしぎな君が代』『日本の軍歌』(以上、幻冬舎新書)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『愛国とレコード』(えにし書房)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月16日に日本でレビュー済み
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2017年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、政治的な意図があるプロパガンダのうちの「楽しい」
ものに注目し、その歴史を振り返り、それが今後のエンタメ
に入り込んで来る場合の、思考実験の必要性を説きます。
第一章では、大日本帝国のそれを取り上げます。
軍部においても、「楽しい」に着目した人達がいたことが示
されて行きます。
第二章では、プロパガンダ先進国であるソ連、ナチ・ドイツ
の事例が紹介されます。
その後は急に現代へ飛び、2014年のウクライナ紛争に関する、
ロシア、ウクライナ両国の在日大使館間の日本語版ツイッタ
ー合戦となります。
第三章は東アジアです。
北朝鮮が主役となり、準主役が中国です。
韓国と台湾にも軽く触れます。
第四章では宗教組織の事例として、オウム真理教とイスラム
国が取り上げられます。
この2組織のみなのは、自主規制でしょうか。
第五章では、現代日本が取り上げられます。
自民党の「政策芸術」を著者が警戒したことが、この本の「楽
しい」プロパガンダに対する思考実験養成へと繋がったのか
もしれません。
百田尚樹『永遠の0』、荒巻義雄『紺碧の艦隊』、宮崎駿『風
立ちぬ』が比較され、「右傾エンタメ」が定義付けられます。
プロパガンダの有名処を、軽く一望出来るのが本書の強みです。
著者の「楽しい」に対する危惧は、現状では思考実験に留まっ
ていられますが、これに油断することは出来ません。
これからも、色々な勢力が色々な形で、「楽しい」プロパガン
ダを使って来ることになるでしょうから。
ものに注目し、その歴史を振り返り、それが今後のエンタメ
に入り込んで来る場合の、思考実験の必要性を説きます。
第一章では、大日本帝国のそれを取り上げます。
軍部においても、「楽しい」に着目した人達がいたことが示
されて行きます。
第二章では、プロパガンダ先進国であるソ連、ナチ・ドイツ
の事例が紹介されます。
その後は急に現代へ飛び、2014年のウクライナ紛争に関する、
ロシア、ウクライナ両国の在日大使館間の日本語版ツイッタ
ー合戦となります。
第三章は東アジアです。
北朝鮮が主役となり、準主役が中国です。
韓国と台湾にも軽く触れます。
第四章では宗教組織の事例として、オウム真理教とイスラム
国が取り上げられます。
この2組織のみなのは、自主規制でしょうか。
第五章では、現代日本が取り上げられます。
自民党の「政策芸術」を著者が警戒したことが、この本の「楽
しい」プロパガンダに対する思考実験養成へと繋がったのか
もしれません。
百田尚樹『永遠の0』、荒巻義雄『紺碧の艦隊』、宮崎駿『風
立ちぬ』が比較され、「右傾エンタメ」が定義付けられます。
プロパガンダの有名処を、軽く一望出来るのが本書の強みです。
著者の「楽しい」に対する危惧は、現状では思考実験に留まっ
ていられますが、これに油断することは出来ません。
これからも、色々な勢力が色々な形で、「楽しい」プロパガン
ダを使って来ることになるでしょうから。
2019年11月14日に日本でレビュー済み
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問題ありません、ありがとうございました。
2016年8月24日に日本でレビュー済み
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プロパガンダは「娯楽」の形で浸透していくーという古今東西の事例を包括的に案内した、「扇動」の入門的な書。
惜しむらくは最終章。偏りすぎの感。
所謂「右傾エンタメ」とやらを徹底的にこき下ろしているが、最後はもはやただの言いがかり。
作者本人が「左向きのプロパガンダ」をしてしまいした、というオチ。
もったいない。
惜しむらくは最終章。偏りすぎの感。
所謂「右傾エンタメ」とやらを徹底的にこき下ろしているが、最後はもはやただの言いがかり。
作者本人が「左向きのプロパガンダ」をしてしまいした、というオチ。
もったいない。
2016年4月30日に日本でレビュー済み
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私は所謂陰謀論者ではないのですが、本書には第二次大戦をはじめとした
戦争や体制維持のために、メディアや為政者がとった宣伝戦略の軌跡や
サンプルが多々実例とし掲出されています。
今のような世界的に戦争リスクの総量が膨大になった時だけに、ぜひお勧め
したい一冊です。
戦争や体制維持のために、メディアや為政者がとった宣伝戦略の軌跡や
サンプルが多々実例とし掲出されています。
今のような世界的に戦争リスクの総量が膨大になった時だけに、ぜひお勧め
したい一冊です。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
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プロパガンダとは何なのか、どのようにしてそれが行われるのか。しかしお堅い内容では誰も見てくれないから、楽しいものにならなければならないし、実際歴史観のプロパガンダはそのようになっているということを丁寧に説明しています。
2019年6月20日に日本でレビュー済み
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中道ではないですね
プロパガンダ史としては面白く読みましたが
現代の部分が片手落ちです
確信犯なのか、視野狭窄かわかりませんが
百田、ガルパンなど、右側について取り上げるなら
共産党とうたごえ運動、鳴り物歓迎のサウンドデモ、
制服向上委員会なんかのことも取り上げ、攻めの姿勢で
プロパガンダをバッサバッサと論じていただきたかった
でないと、フェアじゃないので
読後感が薄っぺらく感じられてしまいます
左翼のプロパガンダと感じられてしまいそうなので、人にはお薦めできないですね
プロパガンダ史としては面白く読みましたが
現代の部分が片手落ちです
確信犯なのか、視野狭窄かわかりませんが
百田、ガルパンなど、右側について取り上げるなら
共産党とうたごえ運動、鳴り物歓迎のサウンドデモ、
制服向上委員会なんかのことも取り上げ、攻めの姿勢で
プロパガンダをバッサバッサと論じていただきたかった
でないと、フェアじゃないので
読後感が薄っぺらく感じられてしまいます
左翼のプロパガンダと感じられてしまいそうなので、人にはお薦めできないですね
2015年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロパガンダの効果を少し大げさに評価してるんじゃないかという部分もあるが、旧日本軍やナチス・ドイツ、旧ソ連が繰り出した軍事プロパガンダは堅苦しいものだけではなく、お笑いや映画や音楽などの娯楽を利用したというのには驚いた。
プロパガンダ、つまり宣伝において大切なことはまず皆に受け入れてもらうことで、そのためには誰に向けて発信するかを決め、そのターゲットの間の流行や考え方というのを見極めなくてはいけないということがよくわかった。
プロパガンダ、つまり宣伝において大切なことはまず皆に受け入れてもらうことで、そのためには誰に向けて発信するかを決め、そのターゲットの間の流行や考え方というのを見極めなくてはいけないということがよくわかった。