【1月27日 AFP】女子テニス選手の元世界ランク1位、ベルギーのジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、28)が26日、肘の故障を理由に2度目の現役引退を発表した。

 エナンは自身のウェブサイトで「検査の結果、わたしの情熱であり仕事であるテニスを高いレベルで続けて行くには、この肘のけがは重すぎるという意見で医師と同意しました」とつづっている。

 エナンは全仏で4回、全米で2回、全豪1回と、4大大会で7度優勝。2008年5月に引退した後、2010年に現役復帰し、全豪オープンでは決勝戦まで勝ち進んだが、6月のウィンブルドン4回戦で右ひじをけがして以来、試合から遠ざかっていた。ことしに入って復帰を果たし全豪オープンにも出場したものの、3回戦で敗退した。(c)AFP/Benoit Noel