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27年度にも座高測定廃止 学校の健診見直し 文科省

2013.12.6 18:08

 文部科学省の有識者会議は6日、学校の健康診断を見直し、現在義務付けられている座高測定や小学校低学年の寄生虫検査を省略できるようにすべきだとの報告書をまとめた。文科省は来春までに省令を改正し、早ければ平成27年度から座高測定などを廃止する方針。子供の健康課題の変化に併せて検査項目を変えるため、文科省が有識者会議に検討を要請していた。

 健康診断では子供の発達状態を調べるために身長、体重、座高を測っている。報告書は座高測定の検査結果に対し「ほとんど活用されていない」と指摘。座高を省略したうえで、身長や体重については、子供一人ひとりの経年変化を成長曲線にまとめる形にして活用するべきだとした。

 小4以下には寄生虫検査が義務付けられているが、陽性の児童がほぼいないため省き、発生率が高い一部の地域では学校の判断で実施するよう求めた。

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