娘を強姦した男に母親が復讐。ガソリンをかけて焼き殺す  2005年、スペインにて娘を強姦した男に対して母親が復讐するという事件が起こりました。ガソリンをかけられて焼かれた犯人の男は、その傷がもとで病院で死亡しました。" />

 

篠原 修司

娘を強姦した男に母親が復讐。ガソリンをかけて焼き殺す

記事公開日:2009/02/26 8:00 | 最終更新日:2009/02/26 15:44

娘を強姦した男に母親が復讐。ガソリンをかけて焼き殺す

photo:mrquackyduck

 2005年、スペインにて娘を強姦した男に対して母親が復讐するという事件が起こりました。ガソリンをかけられて焼かれた犯人の男は、その傷がもとで病院で死亡しました。

 1998年、アントニオ・コスメ・ベラスコ・ソリアーノ(当時62歳)は、13歳の少女を刃物で脅して強姦しました。ソリアーノは逮捕され、懲役13年の判決を受けたのち、控訴して最終的な刑期は9年となりました。

 そして7年後の2005年。3日間だけの外出許可を得たソリアーノは、故郷の町へと戻ります。町のバーへ向かう途中、ソリアーノは過去にレイプした娘の母親に出会いました。

 「お嬢さんの具合はどうですか?」伝えられるところによれば、ソリアーノは大声でこのように言って母親を挑発したそうです。間もなくして、その母親もソリアーノの後を追ってバーに現れました。

 そしてソリアーノに近づいたかと思うと、どこから持ってきたのか、手に持っていたビンの中のガソリンをソリアーノにかけ始めたのです。ソリアーノの足下にガソリンだまりが出来るほどの量だったそうです。

 周りの客が止める暇もなく、母親は火をその中へ投げ入れました。ソリアーノの体はあっという間に炎に包まれ、辺りには絶叫が響き渡りました。母親はソリアーノが燃えているのを確認した後、店から逃げたそうです。

 ソリアーノを包んでいた炎は消火器と水によって消し止められましたが、ソリアーノは全身の皮膚の60%を失う大火傷を負い、入院先の病院で11日後に苦しんで死んだそうです。

 もちろんその後、母親は逮捕され裁判が行われましたが、彼女が初めて出廷した日、群衆は「よくやった!」と拍手喝采で母親を出迎えました。また、娘が強姦されて以来母親が精神病を患っていたこと、そしてソリアーノが母親を挑発したことが考慮され、罪には問われない可能性が高いそうです。

[ via Telegraph ]

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