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事件
三鷹事件、44年ぶりに再審請求 元死刑囚長男が東京高裁に申し立て
2011.11.11 00:10
[刑事裁判]
東京の旧国鉄中央線三鷹駅(現三鷹市)で昭和24年、無人の列車が暴走・脱線し6人が死亡した「三鷹事件」で死刑が確定し、収容中に45歳で病死した竹内景助元死刑囚の長男が10日、東京高裁に2回目の再審請求を申し立てた。
31年に起こされた第1次請求は、竹内元死刑囚が42年に死亡したことで打ち切られており、44年ぶりの再審請求となる。
事件は24年7月15日に発生。車庫から三鷹駅に進入してきた7両編成の無人電車が暴走して脱線し、6人が死亡、20人が重軽傷を負った。国鉄労働組合員10人が電車転覆致死罪で起訴されて9人が無罪となったが、竹内元死刑囚は30年に死刑が確定した。
弁護団は、竹内元死刑囚が自白した方法では電車を動かすことができないとする鑑定書や、元同僚によるアリバイ証言などを「新証拠」として提出した。
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