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954,283 |
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713,275 |
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698,542 |
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696,022 |
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659,959 |
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656,343 |
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620,057 |
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596,769 |
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591,207 |
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516,142 |
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439,736 |
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390,957 |
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350,322 |
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311,215 |
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305,478 |
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289,412 |
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282,901 |
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275,891 |
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269,765 |
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254,150 |
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250,206 |
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239,768 |
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236,456 |
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236,218 |
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232,752 |
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【調査期間】2009年12月28日付〜2010年12月20日付 (2009年12月14日〜2010年12月12日) |
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2010年の音楽シーンのど真ん中に立ち続けた2組、AKB48と嵐がベスト10を独占するという象徴的な結果になったシングルランキング。
2006年のメジャーデビューから着実な成長を遂げてきたAKB48は、2009年にも目を見張る活躍を残したが、それがあくまでも“予兆”に過ぎなかったほどの大ブレイク。この1年間に発表したシングルが全て1位を獲得するばかりでなく、作品を追うごとにセールス規模も拡大、人気投票を発表する“総選挙”が大きな話題を呼ぶほどの“国民的アイドルグループ”へと上りつめた感がある。「Beginner」「ヘビーローテーション」の1、2位独占という記録は、女性アーティストでは1990年以降久々に生まれた快挙。さらに、最新曲「チャンスの順番」が集計1週のみで年間8位にランクインするなど、パワーの拡大はまだまだ秘めている模様。11年も日本中を席巻すること確実だろう。
一方、2008年からの3年連続1、2位独占こそならなかった嵐だが、発表した6作品が全てベスト10入りを果たすなど、その傑出した人気ぶりはやはり圧巻のひと言。メンバー個人の個性とグループとしてのまとまりが生み出すメリハリがあるテンポ感は、世代を超えて支持される要素を秘めている。国立競技場を史上初の4日間超満員にしてしまう彼らの凄さは、このランキングが何よりもよく物語っている。
KAT-TUN、SMAP、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、NEWSなど、ジャニーズ・アーティストのポテンシャルの高さも変わることがない。中でも、関ジャニ∞は「LIFE〜目の前の向こうへ〜」で初のドラマ主題歌にも挑戦するなど、新たな方向性を打ち出しており興味深い存在。ベスト50に5作品を送りこんだ勢いも含め、11年の動向にも注目したい。
そんななかにあり、坂本冬美の「また君に恋してる/アジアの海賊」が2009年の『NHK紅白歌合戦』効果もあり、発売2年を過ぎてのロングセールスを記録している。歌の力、楽曲の力が若い世代にも伝わったからこそのヒット。これだから、音楽シーンは奥が深い。
(文:田井裕規) |