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【話の肖像画】ガンダムと30年(上)アニメーター・漫画家 安彦良和さん テーマと歴史、漫画で伝えたい (2/3ページ)

2010.10.13 04:18
このニュースのトピックスガンダム・プラモデル
(大山実撮影)(大山実撮影)

 ――アムロや敵役のシャアなどガンダムの登場人物は世代を超えて支持されています。造形やコスチュームはどのように考案を

 安彦 アムロたち地球連邦軍の軍服はナポレオンが活躍した時代のフランス軍から。白いタイツなどもこのイメージです。一方、敵側のジオン軍の軍服はプロイセン軍をイメージしました。実はファンの人たちにコスプレ(コスチュームプレー=キャラクターと同じ衣装を自ら作って着ること)されることを狙ってデザインしました。子供向けでなくヤングアダルトを対象に作っていますから、コスプレをしてもらえたら成功だと考えたのです。コスチュームの作りやすさまでも考慮し、学生服を利用できそうなデザインにしてみたり(笑)。

 ――のちに何度も再放送され、プラモデルの品切れがニュースで取り上げられるなど社会現象にもなりますが、意外にも初放送の時は視聴率が取れず、途中で打ち切られた

 安彦 途中打ち切りは当時のアニメ界ではよくあることだったので、とくには驚きませんでしたが(笑)。

 ――その後、過熱していくガンダムブームを、作り手としてどう受け止めていましたか

 安彦 手掛けた作品がヒットすると、どうしても後々までその成功が尾を引いてしまう。それが心地よい場合もあるし、大きな負担になることもある。ガンダムは後者でしたね。もうみんないいかげん忘れてくれ、という思いが強かった。

(中)気がついたら夢にたどり着いていた

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(大山実撮影)

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