写真の中央部にいくつか緑色の小さな若芽が見える=鎌倉市雪ノ下2丁目
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮は1日、倒れた大イチョウの土中に残った根元から、10を超える若芽(ひこばえ)が生えたと発表した。また、再生を願う記帳が3月17日から1日までに2万人を超えたという。
若芽の長さは1センチも満たないほどで、地表に出ている根の部分から生えている。小さいが、よく見ると緑色であることが分かる。これまでも毎年若芽は出ており、今回も期待が高かった。育った数本から後継樹を選ぶには10年前後かかるという。(山元一郎)