桑田661日ぶり復活マウンド


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桑田661日ぶり復活マウンド
スポニチが選ぶ、プロ野球の名場面100選 (Presented by アイフル)

プロ野球名場面100選

1997年4月6日・巨人-ヤクルト(東京ド)

 マウンドに帰ってきた桑田は、プレートにヒジを載せ、野球の神様に復活を報告した。

95年6月の阪神戦で小飛球にダイブした際にヒジを負傷。手術を経て、661日ぶりの登板だった。

長嶋監督も事実上の予告先発。桑田ならではのポーズにファンは熱狂した。

初回を飯田、辻、稲葉と3者凡退に片づける立ち上がり。3回にはチームメートの復活を祝福するように清原が本塁打。

甲子園を沸かせたKKコンビ健在を示した。桑田もバント処理に因縁のダイブを見せるなど、完全復活をアピール。

6回74球、2安打1失点。鮮やかな復活勝利だった。

「つらかった」と振り返ったリハビリ中、桑田が走り続けた2軍グラウンドはそこだけ芝がはがれた。

選手は「桑田ロード」と名付け、敬意を示し続けた。


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