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ゆず
 枝も垂れ下がるほどに実った黄色い果実。ゆずの里として知られ...(2007.11.20)

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今に伝わる「病田」の怪  甲斐市玉川 田之神様
2006年8月15日
▲田之神様を祭る地元の関係者
 甲斐市玉川から昭和町築地新居へ通じる道に小さな石碑が建っています。正面には「田之神供養塔」の文字が刻まれ、毎年お盆の8月15日には地域の人々が碑にちなんだ祭を行っています。今年も関係者が集まって開かれました。
 玉川東区自治会長の小松繁光さん(70歳)が、石碑に関して、地域で語り継がれてきた古い言い伝えを教えてくれました。
 現在の石碑は1984年8月、同地区に住む農業従事者でつくる玉川農政連絡協議会が建てたものですが、小松さんによると戦前も周辺に碑が建っていたといいます。
 「古くからこの地域に伝わる話では今から250年ほど前、この周辺で女性が田植え中に突然亡くなりました。その後、田んぼでよくないことが続いたため、人々はこの田を『病田(やみだ)』と呼び、供養のために碑を建てたそうです」。
 ところが戦後の農地改革後、周辺では圃場整備が繰り返されました。水田の間を縫うように走っていた水路と農道は、現在のように碁盤の目のようなまっすぐな姿に変わりました。「工事でいつのまにか碑はなくなってしまいました。ところが、時代が変わり車社会になって交通量が増えてくると、この周辺で交通事故が多発するようになったのです」。
 周囲は建物もなく水田と畑ばかりの交差点ですが、「多い日は三回事故が起きたこともありました」と小松さん。「『病田』は江戸時代からの“うわさ話”の域を出ませんが、交通安全を願い、供養しようと碑が再建されたのです」。
 玉川農政連絡協議会が毎年開催している祭では近くのお寺の住職が経を読みます。そして協議会の役員が“田の神様”の供養と地域の交通安全を祈っています。
 

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