最新の雑記

2000/12/08 (第10回)

おかげさまで「式日」は公開初日を無事に迎えることが出来ました。お忙しい中、平日にもかかわらず恵比寿まで御来場下さった方々には、改めて感謝いたします。ありがとうございました。

上映後は、またも連荘で打ち上げです。わざわざ来てくれた友人達や剣ちゃん(剣太郎・セガール氏)とも合流し、岩井さんの先導で飲み屋へ直行。後は大騒ぎです。岩井さんもやたらと盛り上がっていました。文子もひたすら感激していました。結局、早朝まで飲み明かすことに。いや、よかったと思います。皆さん、どうもありがとうございました。
そして、公開はまだ2日目。これからも、よろしく御願いします。
取り急ぎ、お礼の言葉を。
ではでは。



2000/12/07 (第9回)

昨晩、都写美(東京都写真美術館)にて、「式日」前夜祭が執り行われました。イベントそのものは司会者のキャラが幸いし、アットホームな感じで楽しかったです。参加された方々には、お忙しい中御来場いただいた上、夜遅くまでお付き合いしていただきました。今、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

前夜祭が無事終了した後は、いつも通りに打ち上げが執り行われました。自分は南里プロデューサーが買ってきた安酒が悪かったのか、五合強くらいしか飲んでないのに、ちと二日酔いです。とほほ。

で、本日はいよいよ「式日」公開初日となりました。 思えば、藤谷文子嬢の小説を映画化しようと思ったのが去年の9月。誕生日の話という現在の形に変えて企画書を提出したのが今年の1月6日。台本が刷り上ったのが3月21日。撮入が4月1日。本編撮り終りが5月1日。ダビング終了が6月30日。初号上映が7月7日。そして、5ヵ月後の今日、いよいよ公開初日を迎えることになりました。長いようであっという間の11ヶ月だったような気がします。
今から舞台挨拶に行ってきます。本日より、わざわざ脚を運び御来場いただく方には、誠に感謝いたします。
ではでは。



2000/11/30 (第8回)

御無沙汰しております。
しばらく前、江川達也氏の新築記念パーティーに行って来ました。さすがは江川っち、すっごくりっぱな家です。2次会はマンガ家の友人らと近場で飲んで、仕上げはアニソンしばりのカラオケです。そして少し前、南里プロデューサーのお誕生会がありました。久しぶりに「式日」のスタッフと再会できて、楽しかったです。
思えば遊んだのは、これが最後だったような気がします。その後は、取材以外で外に出たことないのでは。とほほ。しかし「エヴァ」原画集第2巻の作業がついに終了。同3巻の原画選出作業もひとまず終了。「式日」の新作ポスターのラフデザインもようやくメドがつきました。これでやっと本屋と玩具屋さんくらいは行けそうです。

ところで、先日NHK教育の「真剣10代しゃべり場」という番組の収録に行って来ました。毎日中学生新聞の取材等でもそうでしたが、やはり今の10代の人たちは自分の時に比べ、マジに大変だなあと感じます。だがその分エネルギーもあって、すごくいいなあとも感じます。いや、興味深く、面 白かったです。出演していた2学期メンバーの皆には今も昔もこれからも、無理せず、一生懸命生きて欲しいと切に願います。
ではでは。



2000/11/20 (第7回)

唐突ですが、私はネコが好きです。新型AIBOを買うかどうか、悩むところです。もし「にゃあっ」と鳴く機能があれば速攻で買ったのに。どうも、赤ちゃんライオンという部分がボーダーラインに心留めている感じがします。ネコじゃないんだよな、ネコじゃ。まあいいや。まずは本物見てから、考えよっと。
余談ですが「フリクリ」の老猫「ミユミユ」という名前は、プロデューサーの南里幸(なんりみゆき)氏の俗称から借りています。この名前だけ、自分が付けています。このように私の場合、登場人物の名前はあまり意味無く、割と適当に「遊び」で付けている事が多いです。

ところで、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、仕事履歴も人知れず僅かながら更新されています。これも皆様からの貴重な情報のおかげです。ありがとうございます。更なる情報をお待ちしております。
ではでは。



2000/11/17 (第6回)

ふと、気が付くとこのホームページも開設から一ヶ月が、いつの間にやら過ぎてい る。今年も時がたつのが速いなあ。一日は長いのに一年は、何か短く感じます。
で、今回も三度、エヴァの登場人物の名前について、少し。

〇日向マコト ヒュウガは旧日本海軍の艦船から。マコトは何だろう。覚えてないなあ。司馬遼の新撰組が好きだったからかなあ。多分、そんなとこじゃなかったかと。すみません、これもまたはっきりしません。

〇青葉シゲル アオバは旧日本海軍の艦船から。シゲルは「青葉茂れる」という岡本喜八監督映画のタイトルから、ちと、もじってあります。

〇伊吹マヤ イブキは旧日本海軍の艦船から。マヤも同様です。なんか語呂がよかったので両方とも艦名から借りました。伊吹は「帰ってきたウルトラマン」の隊長が好き、という極めてマイナーな理由もあります。摩耶も大和型戦艦の次に高雄型重巡が 好きという思い入れもありました。

〇鈴原トウジ そのまま、友人の薦めで読んだ村上龍氏の小説から借りています。

〇相田ケンスケ 同様に、村上龍氏の小説から借りています。余談ですが、この小説は革命、独裁といった外枠の話よりも、ただ、「ゼロ」という登場人物に惹かれました。そこに尽きます。

〇洞木ヒカリ ホラキは上と同様に村上龍氏の小説から。ヒカリ、姉のコダマ、妹のノゾミは東海道新幹線特急列車から借りています。

〇渚カヲル この登場人物は、脚本の薩川昭夫氏のネーミングです。ナギサは海に関する言葉から。そして、漢字を分解すると「シ者」となる遊びも入っています。あと、大島渚監督から借りているそうです。カヲルは何だろう。ハテ?今度、機会があったら聞いてみます。すみません。

〇#7の時田、万田、八杉、ウイッツは先と同様に村上龍氏の小説から。#11の高橋覗はスタッフが遊びで友人のプロデューサーから借りています。
後、もう一つだけ、#15等に隠れたルールがあります。時間のある方は探してみるのも一興かと。

とりあえず、エヴァの登場人物の名前の話もこれまで。でも、次のネタをどうしよう。何かないかな?

ところで先日、毎中新聞の取材であこがれの霞ヶ関ビルに行って来ました。超高層のあけぼのとして知られる、今から32年前に近代技術の粋を凝らして建築された日本初の超高層ビルです。当時、Qに強奪されたMJ号が突っ込み前後編に渡り倒壊されたことや、貯金箱にもなるビルのプラモが売られていたこと等、もうほとんどの人が知らないんだろうなあ。何だかふと、時の流れを感じます。
一昨日、トップ DVD第3巻おまけの原画もさすがに終了。10年前はそらで描けたガンバスターやシズラーも今では設定を見ないと形状が思い出せません。ここでもふと、時の流れを感じます。
ではでは。



2000/11/14 (第5回)

昨日、岩井俊二監督の新作映画「リリイ・シュシュのすべて」撮影現場へと陣中見舞いして参りました。南里プロデューサーや藤谷文子嬢も同行。やはり、役者の岩井さんと監督の岩井さんはちと、違って見えました。しかし、現場が大変なのは、ジャンルを問わず何処も同じです。月並みですが、岩井さん、御自愛しつつ、がんばって下さい。

ところで、来る12月7日の「式日」公開初日に先駆け、南里プロデューサーが6日夜に前夜祭を公然と現在企画中です。詳細を知りたい方、何かアイディアのある方は「式日」公式ホームページのBBSまで。よろしく御願いします。

「エヴァ」原画集第2巻の作業も佳境に入ると同時に、早くも第3巻の作業もスタート。「トップ」DVD第3巻おまけの原画も、とっくに締め切りを過ぎてしまいました。なんかこう、いっそがしいなあ、もう。

そういえば、藤谷文子嬢もフロム・エー誌上にてエッセイの連載が始まるとか言っていました。彼女も忙しそうです。マッキー(鶴巻和哉)も「フリクリ」の#6絵コンテが終わらず、忙しそうです。お貞(貞本義行)も「エヴァ」の漫画で忙しそうです。みんな忙しいなあ。なんか、こう、とりとめが無くなってきたので、とりあえずはここまでとします。
ではでは。



2000/11/13 (第4回)

今回も引き続き、ちと古い話ですが、エヴァの登場人物の名前について、少し。

〇碇ゲンドウ イカリはシンジと同じ。ゲンドウは、エヴァの前に形に出来なかった別 の企画からの流用です。シンジと合わせると、石川賢氏のマンガと同じ組み合わせになったのは、友人に指摘されるまで全く失念していました。旧姓である六文儀も船のパーツからです。ちなみに「ライディーン」の明日香麗も偶然です。「ライディーン」にはもひとつ詳しくないので「スパロボ大戦」をやるまでその存在をすっかり失念しておりました。いや、情けない。

〇冬月コウゾウ フユツキは旧日本海軍の艦船から。コウゾウはなんとなく気分で。語呂というか響きがよいかなと。

〇碇ユイ イカリは先と同じ。ユイはレイと語呂が似ているのと、単純な唯との掛詞から。

〇キール・ローレンツ キールは同じく船のパーツから。ローレンツは確か動物か何かの学者さんの名前から借りています。もう、歳かな。ハッキリと思い出せないなあ、とほほ。

〇赤木ナオコ アカギはリツコと同じ。ナオコは小学校時代の友人から。

〇惣流・キョウコ・ツエッペリン ソウリュウはアスカと同じく旧日本海軍の艦船から。キョウコも同じく和田慎二氏のマンガのキャラから借りています。ツエッペリンは独海軍、幻の艦船から。

〇ペンペン 超ストレートなネーミングですが、まあ、繰り返しがかわいいかなと。正式にはPENの2乗表記となっています。自分は当初気乗りしなかったのですが、やはりマスコットキャラの存在は外せないだろう、ということで動物が登場することになりました。で、その経緯は、舞台となる箱根といえば、温泉。温泉といえばサル。とくるのが順当なのですが、これはあまり面 白くないということで、温泉から一番遠そうなペンギンに決まりました。温泉ペンギンというのは、確か貞本のアイディアだったと思います。

とりあえずは、今回はここまで。残りの登場人物に関しては、また次の機会にでも。

ところで最近は「式日」の取材、「エヴァ」原画集第2巻の監修作業、「式日」新作ポスターのデザインワーク等でなんか忙しい日々が続いております。そのストレスからか、久方ぶりにガチャポンHGを衝動的に買いまくってしまいました。こんなに意地になったのはレインボーマン以来です。しかしまあ、今回も「ウルトラマン夕陽に死す」だったので、それもまたやむなしですな。だがしかし、いくら両替を重ね投資を続けてもナックル星人だけが何故か手に入らず、代わりに帰ウルとウルトラの父、そしてモチロンばかりがやたらとダブりまくるといった体たらく。結果 、無念の思いでその場を去ることに・・・・・。だが、時を同じくブラックキングが出なくて困っていたシンちゃん(樋口真嗣氏)と直後に遭遇。瞬時のトレードが行なわれ、互いの溜飲が下がることとなりました。やっぱ、持つべきはオタク友達だね、うん。

オタク友達といえば、先日、月刊ニュータイプの対談で久しぶりに鶴田謙二氏とお会いしました。多少、心が丸くなっていましたが、近況等も相変わらずの様子。楽しかったです。今度は仕事抜きで飲みたいものです。最後は私信になってしまい、申し訳ない。何か長くなったので、今回はこれまでといたします。
ではでは。



2000/11/09 (第3回)

前略。
この度の受賞に伴い、たくさんの方々からお祝いの言葉、メール、祝電等をいただき ました。この場をお借りして制作スタッフ・キャストを代表し、厚くお礼申し上げま す。
ありがとうございました。
取り急ぎ、お礼の言葉を。
ではでは。



2000/11/06 (第2回)

前略。
おかげさまで「式日」の10月30日の一般上映及び11月2日の公式上映が、無事 終了致しました。
お忙しい中、あの雨の中、渋谷まで御来場下さった方々には、本当 に感謝いたします。ありがとうございました。

そして、第13回東京国際映画祭コンペティション部門において「式日」が優秀芸術 貢献賞を受賞いたしました。これも、スタッフ、キャスト、宇部の方々、そして皆様 方 のおかげだと改めて感謝いたしております。重ねて、ありがとうございました。
取り急ぎ、お礼の言葉を。
ではでは。



2000/11/02 (第1回)

今回は古い話で恐縮ですが、エヴァの登場人物の名前について、少し。
貞本の単行本第一巻にて少し触れましたが、エヴァの登場人物の名前はいくつかの、いわゆる俺ルールにしたがって出来ています。以下、それらについて少し。

〇碇シンジ イカリは船のパーツから。そして大学時代の友人の名前から借りています。シンジも長い付き合いのある友人から借りています。ちなみにこの名前にしたのは奥さん、娘もアニメの主人公と同じ名前だったため、じゃあ旦那もそうして、アニメキャラ一家にしてあげよう、という極めて短絡的な理由からです。いや、シンちゃん、スマンかったね。

〇綾波レイ アヤナミは旧日本海軍の艦船から。レイというのは零という単純な掛詞もありますが、セラムンの火野レイちゃんから借りています。これは当時、幾ちゃん(幾原邦彦氏)をスタッフに誘い込むための甘い餌として用意したのですが、残念ながら食い逃げされてしまいました。とほほ。

〇惣流・アスカ・ラングレー ソウリュウは旧日本海軍の艦船から、ラングレーは米海軍の艦船から。アスカは和田慎二氏のマンガの主人公から借りています。

〇葛城ミサト カツラギは旧日本海軍の艦船から。ミサトは成田美名子さんのマンガの主人公から借りています。

〇赤木リツコ アカギは旧日本海軍の艦船から。リツコは中学時代の友人から借りています。

〇加持リョウジ カジは船のパーツから。リョウジは同じく成田美名子さんのマンガの主人公から借りています。

とりあえずは、今回はここまで。他の登場人物に関しては、また次の機会にでも。
しかしイヤハヤ、もっと気楽に書こうと自分で言い聞かせても、なんか、こう、構えてしまいます。イカンなあ。

ところで昨日は、サウンドブック「式日音集」のマスタリングでした。アルバムは加 古隆さんの音楽が11曲、劇中2箇所の効果音で構成されています。興味のある方 は情報告知を御参照下さい。
今日は、東京国際映画祭で「式日」が公式上映される日です。自分も記者会見、オー チャードホールでの舞台挨拶やティーチインに参加させていただきます。で、これか ら渋谷です。行って来ます。この雨の中、御来場下さる方には本当に、感謝いたしま す。
ではでは。



2000/10/31 (第0回)

諸般の事情から、自分のホームページを立ち上げることに。
いざ準備を始めると、こりゃ思ったより超大変。自分の過去の仕事をこれまで一度もリストアップしたことがなかったので、古い資料の探索作業、遠い彼方の記憶を無理やり掘り返す日々が始まる。
その間、寝る直前に思い出したり、本棚を眺めていると思い出したりと記憶は唐突に蘇る。その度に忘れないようその場でメモ。 結果、睡眠不足の日々が、10日近くも続く。とほほ。

で、とりあえず形になったものが今、アップしている仕事リストです。
やはり根がオタクなのか、始めると自分の事とはいえより完璧なデータを欲してしまう、この始末。
何か、己の業のようなものを感じてしまいます。残りの仕事歴も現在発掘作業中です。
しかし、まあいかんせん、会社にも自分にも記憶も記録も散逸、紛失、失念しているものが多く、雑誌掲載とか正確なデータがなかなか揃いません。皆様からの情報等、いただけましたら幸いです。

と、前置きはさておき、ここでは時間がある時に気楽に徒然と何かを書いていこうと思います。
性格と仕事柄、不定期なものになるとは思いますが、その点は御容赦下さい。
今後ともよろしく、御願いします。
ではでは。



2000/10/06 (第-1回)

寄る年波と、時の流れ、世間の流れには逆らえず、自分のホームページを立ち上げることとなりました。
何はともあれ、何卒よろしくお願いします。



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