Mac OS 8 では、さまざまな新機能を搭載することで、Finder操作がより使いやすくなりました。余計な操作や待ち時間で思考を中断されるといったストレスを感じることなく、スムースなコンピューティングが可能です。 フォルダナビゲーション 　アイコンをドラッグしてフォルダに重ねるだけで、フォルダを自動的に開き、フォルダの内容を確認しながら移動やコピーができます。 ポップアップウインドウ 　ウインドウをタブの付いたウインドウに変えられます。タブをクリックするとウインドウを隠しタブだけが画面下部に残ります。もう一度タブをクリックするとウインドウがポップアップします。 コンテクストメニュー 　書類、ソフトウェア、フォルダのアイコンをcontrolキーを押しながらクリックすると、実行可能なメニューをポインタの横に表示し、その場ですばやく選べます。 コピー状況の表示の詳細化 　ファイルコピーの中に表示されるウインドウに、コピー終了までの残り時間やコピー中の項目など、より詳しいコピー状況を表示します。 Help機能の強化・充実 　従来のヘルプ機能に加えて、Mac OS 8 の使い方やトラブルシューティングを調べられるヘルプシステム「Mac OS インフォセンター」を用意。関連するインターネット上の各種情報ページにジャンプできます。 Finderメニューの拡充とショートカットの追加 「ゴミ箱に入れる」など新しいコマンドを追加しつつ、メニューの整理・統合を行いました。さらにキーボードショートカットを追加し、作業効率をアップしました。 シンプルFinder 　Finderのメニューに必要最低限の項目だけを表示する「シンプルFinder」を用意。Macintoshを使う人のレベルに合わせて、通常のFinderかシンプルFinderが選べます。 Finderのボタン表示 　Finderでのファイルの表示方法に「ボタン」表示機能を追加しました。ボタン表示にすると、従来はダブルクリックで行っていた書類を開いたり、ソフトウェアを起動する、といった操作をシングルクリックで行えます。 より多様なカラーピッカー 　カラーピッカーに、クレヨン箱から色を選ぶ「クレヨンピッカー」、ホームページ制作に便利な16進表記で色を指定する「HTMLピッカー」、印刷業界で標準の「CMYKピッカー」の3種類を追加しました。 スティッキーメニュー 　メニュータイトルをクリックすると、メニューが表示されたままになる「スティッキーメニュー」機能を搭載。メニューをドラッグすれば、従来どおりの使い方もできます。 その他 　上記以外にも、視認性の向上や、ユーザによるカスタマイズ機能を強化することで、より使いやすいインターフェースを実現しています。 視認性を高めるアップルプラチナアピアランス ポインタの状況表示 大きな画像に対応したデスクトップピクチャ 「昨日」「今日」「明日」といった日付の相対表示 書類のドロップで印刷できるデスクトッププリンタ ウインドウの状況表示機能 視認性を高めたFinderのリスト表示 ウインドウのライブスクロール 「利用者＆グループ」コントロールパネルの改善 ウインドウシェードの統合 フォルダごとに表示設定が可能 書類作成日での並べ替えが可能

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