発行日 : 2010年09月06日

地震が来る10秒前に緊急地震速報を受信、あなたの行動は?

地震が発生するまでの10秒間、6割が“何もできず”

~ 大規模な地震の発生に備えた「減災訓練」結果発表 ~

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、9月4日(土)、今後、各地で起こると見込まれる大規模な地震の発生に備え、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」内で「減災訓練」を実施し、本日、その結果を発表しました。「減災訓練」では、地震の発生を想定して緊急地震速報を配信し、地震が発生するまでの10秒間で何ができるのかをTV、インターネットを通じて全国の視聴者と訓練を試み、訓練後に携帯サイトを通して、結果を報告してもらいました。その結果、地震が発生するまでの10秒間で何かしらの行動を起こせた人は3割に止まり、6割の人は何も行動が起こせなかったことがわかりました。ウェザーニューズでは、今後も定期的に「減災訓練」を実施し、より多くの方が減災に対する意識を高め、一人ひとりが来るべき震災時に備えて身を守る行動ができるよう、視聴者と共に取り組み、いざという時の被害軽減を目指していきます。

携帯サイト:「減災訓練」結果
URL: http://wni.jp/

TV、インターネット、モバイルを介し、全国最大規模で実施された「減災訓練」

減災訓練

「減災訓練」は、4日(土)18:00~20:00、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」内で実施され、BSデジタル放送910ch、インターネット、モバイルでの視聴者と共に、一斉に訓練を行いました。「減災訓練」では、番組放送中に最大震度6弱の地震の発生を想定して訓練用に緊急地震速報「The Last10-Second」を起動させ、地震が発生するまでの10秒間で何ができるのかを検証しました。訓練後は、実際に行動に移すことができたのかどうか、自分が取った行動などを携帯サイトの調査フォームを通して報告してもらいました。調査の中で「減災訓練の10秒間。避難行動はできましたか?」との質問をしたところ、“何もできなかった”との回答が60%、“できた”が28%、“今回は不参加”が12%という結果になり、半数以上の人が行動に移せなかったことがわかりました。“何もできなかった”という人のコメントを見てみると、「やるべきことを頭でシミュレーションしていたが、実際に行動に移せなかった。」や「客商売なのでできなかったが、いずれはお客さんと実施することも考えている。」との声が寄せられました。また、“できた”と回答した方の具体的な行動を見てみると、「机の下に潜った」や「避難経路の確保」とのコメントが多く寄せられました。今回の訓練では、家族で取り組まれた方も多く、子供を避難させてから自らも行動を起こすなど、助け合う訓練もできていました。今回の訓練で“何もできなかった”と回答した人が、来るべき震災時に備えて身を守る方法を考え、そして訓練への参加を重ねることで行動が習慣づけられていくよう、ウェザーニューズでは、今後も訓練を定期的に行なっていきます。



非常食の期限切れを防ぐ!『非常持出袋の点検メール』

非常持出袋の点検メール

『非常持出袋の点検メール』(月額315円 URL: http://wni.jp/)は、非常食グッズを購入後、期限が切れていないか定期的にチェックできるメールサービスです。ウェザーニューズでは、9月1日(水)の防災の日から5日(日)までの5日間を“減災ウィーク”とし、「SOLiVE24」の番組内で、いつどこで起こるかわからない災害を最小限にするために、視聴者とディスカッションを行ないました。その際、視聴者の方から非常食を準備していても、気づかぬうちに期限切れを迎えていることが多いとの声が多く寄せられました。そこで、今回、いざという時に備えて点検を欠かさず行なえるよう、メールでお知らせするサービスを新たに開始しました。メールは利用者に合わせて自由に設定できるため、購入後の非常食の消費期限を確認し、メールを受け取る日時を設定することができます。この『非常持出袋の点検メール』サービスを利用することで、災害が発生した際に万全な備えで自分の身を守ることができます。




携帯サイト、インターネットサイトで地域の過去の震災情報を共有する「減災Ch.」

「減災訓練」は、携帯サイト(URL:http://wni.jp)と連動して行っています。携帯サイトでは、今回の第4回「減災訓練」の結果を確認できる他、過去の訓練結果もチェックすることができます。また、携帯サイトとインターネットサイトで展開する「減災Ch.」を通して、過去に近所で起こった災害による被害情報や過去に被災した方のコメントも確認することがきます。「減災Ch.」では、河川の氾濫や土砂崩れのような大きな災害から、近所で起こった小さな冠水被害まで掲載しています。いつ起こるかわからない災害に備え、実際に地域で起こった災害情報を参考にすることで、その土地ならではの災害発生の特性やその対処法を考えることができます。また、自らが持つ地震や災害発生時の体験情報を「減災カード」として書き込み、投稿することで、その情報を携帯サイトとインターネットサイトの「減災Ch.」に反映し、全国の方と共有することができます。


◆24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」
「SOLiVE24」は、PC、モバイル、BSデジタル放送910chで視聴できる24時間生放送の気象番組で、日々身の回りで起こる気象の話題を視聴者と共に伝えていきます。PCで視聴する場合は「ソラマド」アプリケーションをダウンロード(http://weathernews.jp/solive24/)するだけで、無料で誰でも簡単にデスクトップ上で番組を楽しむことができます。また、ウェザーニュースの有料会員に登録(月額315円)をすると、高画質版での視聴が可能となり、画面を拡大しても鮮明なまま動画を視聴できます。モバイルでの視聴の場合は、docomoの携帯サイト『ウェザーニュース』(http://wni.jp/)から「SOLiVE24」(iアプリ)をダウンロードすれば、外出先でも手軽に楽しめます。また、スマートフォンの無料アプリケーション「ウェザーニュースタッチ」内の「SOLiVE24Ch.」でも、スマートフォンならではの大画面で番組を視聴することができます。



株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に29の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。