発行日 : 2009年03月30日

世界最大の気象情報会社ウェザーニューズとケーブルテレビ国内最大手のJ:COM

“地域性”と“参加型”を追求した
新番組『ウェザーニュース』を4月1日スタート

~ 160万人のケータイユーザーと約744万世帯の視聴者が番組作りに参加 ~

株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区 代表取締役社長:草開千仁)と株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都港区 代表取締役社長最高経営責任者:森泉知行)は、ジュピターテレコムグループのケーブルテレビ各局(以下、J:COM)のデジタルコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」において、4月1日から視聴者と共に創る新しい地域密着型の気象情報番組『ウェザーニュース』を順次スタートします。新しい気象情報番組『ウェザーニュース』は、J:COMチャンネルのデータ放送開始と同時スタートするもので、ケーブルテレビの強みでもある“地域性”と、ウェザーニューズの強みでもある“参加型”が融合した番組で、ウェザーニューズの運営する携帯サイト『ウェザーニュース』の160万人の有料会員(サポーター)や約744万世帯にリーチするJ:COMチャンネルの視聴者が番組創りに参加する、これまでにない規模での視聴者参加型の気象情報番組です。この度の『ウェザーニュース』開始に伴い、これまでウェザーニューズが約300万世帯に提供していたケーブルテレビ向け気象情報コンテンツは、J:COMチャンネル視聴可能世帯を合わせて約1,044万世帯で視聴が可能となり、これまで以上に“地域性”と“参加型”を追求した気象情報番組の提供が可能となります。また、ウェザーニューズのサポーターやJ:COM視聴者にとって、より価値の高い情報提供するために、今後、さまざまな共同企画なども実施していく予定です。


ウェザーニューズでは、一方的な気象情報の提供ではなく、全国160万人のサポーターとともに「みんなでつくる気象情報(WITH)」をコンセプトにした参加型のプロジェクトを多数実施しています。その中で身近な天気・気象に関する様々な情報をリポートしてもらい、その情報を他のサポーターにも発信しながら双方向コミュニケーションによる気象情報の発信を行っています。昨年は予測不可能と言われた、ゲリラ雷雨をサポーターと共に、そのメカニズムを追跡し、結果7割以上の確率で事前に補足することに成功しました。

“地域性”と“参加型”が融合した『ウェザーニュース』

ウェザーニュースサンプル

今回開始する『ウェザーニュース』は、J:COMのコミュニティチャンネル内で提供するもので、地域密着型の気象情報に加え、サポーターが携帯電話を用い、いつでもどこでも参加できるのが特徴です。番組は、「朝」「昼」「晩」の1日3回に分けて更新し、気象状況によっては回数を増やし更新します。また、“北海道”“東北”“関東”“中部”“近畿”“中国・四国”“九州・沖縄”地域ごとの番組内容を用意しており、それにより利用者は自分の住む地域のより詳細な気象情報を確認することができます。サポーターは、全国各地の“お天気記者”として、日々身の周りで起こる気象の話題をウェザーニュースに報告します。報告される情報は「先ほどから強い雨が降っています」や「西の空にきれいな虹が掛かっています」など、季節に関する身近な情報が寄せられ、その数は多い時で1日3000件以上にも及びます。番組では、その情報にコメントを加えながら随時紹介していきます。


-シビアな気象時における「減災プログラム」

台風や大雨、ゲリラ雷雨など災害が想定される際には、特別編成として通常より更新頻度を増やし、被害状況などをサポーターに呼びかけ、サポーターから寄せられるリポートを織り交ぜながら、視聴者の視点で最新の気象状況を伝えます。


減災プログラムサンプル1
減災プログラムサンプル2

-最新の天気を確認できる「CGコンテンツ」

CGコンテンツは、各エリアの気象状況や季節に応じた各種コンテンツを織り交ぜて配信するコンテンツで、ピンポイント天気、週間天気、実況天気、雨雲レーダーなど多数の気象コンテンツや桜や花粉などの季節コンテンツで構成され、一目で分かりやすい情報をお届けします。


エリアの天気
ピンポイント天気

番組と連動した各局向けのモバイルサイト

モバイルサンプル

ウェザーニューズ及び、J:COMは、番組視聴者にとって、より便利で、より魅力的なケーブルテレビの気象番組サービスの提供を行うため、気象番組と連動した専用の携帯サイトを、J:COMグループ各局において無料で展開します。携帯サイトでは、1時間単位での地域の気象情報を確認できる「ピンポイント天気」や、1週間先の天気が分かる「週間天気」など、ケーブルテレビ番組で放送する内容を携帯電話上で見ることができます。また、朝昼晩の3回に分け、天気キャスターが地域の天気概況などをケーブルテレビ内で放送している「動画番組」もサイト上で提供します。これにより、“ケーブルテレビで気象情報をチェックしてから外出するが、今朝は忙しくて番組を見逃した”などの状況でも、携帯電話を使って、番組の内容すべてを外出先で確認できるようになります。この他、携帯サイトでは、雨雲の到来を事前に知らせてくれる「雨雲アラーム」や、台風到来時、その台風が自分の住むエリアにどれだけの影響を及ぼすかについて分かる「台風情報」など、ウェザーニューズが提供する様々な気象情報コンテンツ(一部有料)も併せて利用することができます。

データ放送、インタラクTV、J:COM NETにも展開

この度の新番組開始に伴い、J:COM視聴者がいつでも簡単に気象情報を入手できるよう、J:COMチャンネルで展開するデータ放送やインタラクTVをはじめ、J:COM NETの天気情報ページでも『ウェザーニュース』を開始します。『ウェザーニュース』はそれぞれのメディア特性にあった形で提供されるため、これまで以上に便利に気象情報を入手可能になります。


ウェザーニューズとJ:COMは今後も、ケーブルテレビを視聴する方々が親しみやすく、利用しやすい気象情報サービスを提供いたします。

ジュピターテレコムについて

株式会社ジュピターテレコムは、1995年に設立された国内最大手のケーブルテレビ局・番組供給事業統括運営会社です。社内カンパニー制のもと、J:COMカンパニーはケーブルテレビ事業を統括し、札幌、仙台、関東、関西、九州エリアの24社48局を通じて約318万世帯(2009年2月28日現在)のお客様にケーブルテレビ、高速インターネット接続、固定電話、移動体通信の4サービスを提供しています。ホームパス世帯(敷設工事が済み、いつでも加入いただける世帯)は約1,234万世帯(2009年2月28日現在)です。ジュピターTVカンパニーは、ケーブルテレビ、衛星放送、IPマルチキャスト放送等への番組供給を中心としたコンテンツ事業を統括し、16の専門チャンネルに出資及び運営を行っています。ジャスダック証券取引所に上場しており(コード番号: 4817)、主要株主は住商/LGI スーパーメディア, LLC.です。
ホームページ:http://www.jcom.co.jp/

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。