トヨタ自動車は12月16日、レクサス『NX200t』などのブレーキ制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、レクサスNX200t、「NX300h」の2車種で、2014年6月11日~2016年12月7日に製造された計3万7283台。
ブレーキ制御コンピュータの制御ソフトが不適切なため、ブレーキホールド状態から駐車ブレーキ作動状態に切替えできないことがある。このため、ブレーキホールドで停車中、シートベルトを外す等の操作をすると意図せず車両が動き出すおそれがある。
改善措置として、全車両、制御ソフトを修正する。
不具合は1件、リアバンパーを損傷する物損事故が1件発生している。市場からの情報により発見した。