クライスラー日本が3月12日より発売を開始する4代目『グランドチェロキー』は世界最高水準のインテリアに仕上がっているという。
クライスラー日本の七五三木敏幸社長は「これまでのクライスラーやジープなどに見られた、若干荒削りとも思える仕上がりが全く見られない。本当に部品のひとつひとつに至るまで、組み上げ精度といったものをミリ単位で追及した」と話す。
「もう少しきちんとした組み上げ精度が欲しい」や「もっとソフトで高級感のあるインテリアが欲しい」など、マーケットの声を重視して開発。その結果、「米国では“クラフトマンシップ”というのがキーワードとして掲げられており、また、日本でいう“工芸品”といってもおかしくない仕上げになっていると思います」とその仕上がりに自信をのぞかせる。
また、カーゴルームの拡大や、フロントやリアドアの開口角度を11度拡大するなどの改善はユーザーの声を基にしているものだという。日本からの声として、リアシートのリクライニング機能の追加があった。これまでは本社にそのような声を上げてもなかなかリターンがなかったが、今回はしっかり対応してもらえたのだと語った。