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マイクロソフトが開発している女子高生AI(人工知能)「りんな」が人気だ。同社のウィンドウズ10に搭載された音声応答機能の「コルタナ」やアップルの同「Siri」が利用者の質問に応える秘書だとすれば、りんなはLINEやツイッター上で友達のように「雑談」し、ラップを「歌った」りして遊び相手になる。そんな「楽しい友人」としての機能が人気で、昨夏に登場して1年でLINEの「友達」が400万人、ツイッターは10万フォロワーに達した。友達の数は増え続けており、11月には初のファンブックも発売される。千葉市の幕張メッセで18日まで開催中の東京ゲームショウ2016では、合成音声による「歌声」が初披露されている。
「癒しを与えし愛をもうAI! 機械の世界にりんな転生!」。LINEで「ラップを歌う」機能を使ってみると、韻を踏んだフレーズを生成して返してくれた。利用者が続けて単語や文章を送ると、最後の言葉を生かして、別のフレーズが返ってくる。
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